番外編

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【祝・10周年記念】過去特に思い出深かった場所ベスト30

ブログを開設してから早いもので10年。飲食店は3年続けば安泰、ブログなら5年続けば安泰(多分)と言う事ですが、よくモチベーションが続いたものだと思います。全国的に見れば行きたい場所なんて腐るほどありますが、それを限られた時間とお金でどれだけ消化していけるか。私もすでに55歳になりますが、限界を迎えるまで当ブログを続けて行きたい所存です。
と言うわけで今回は、2009年頃から写真を再開し、2014年4月にブログを開設してから、今までで特に思い出深い場所をランキング形式で振り返ってみます。

第30位
群馬県足利市、足利鹿島園温泉

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昭和の健康ランドを絵に描いたような施設。絶滅危惧種である健康ランドが昔のままの姿で残っているのは、もはや全国でもここだけではないかと思えるほど。また同時に、あちこちの壁は剥がれ、天井の化粧材は崩れ落ち、廃退的な雰囲気も醸し出している。まさに昭和遺産。Googleマップで気になって、たまたま行ってみたら驚いた。

第29位
静岡県熱海市、今は無き水口第1浴場

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消えてしまう前に行けた事の幸せ。正直それに尽きる部分はあります。地元の人々の生活の中に息づく温泉、それが共同浴場。温泉で言えば好きな共同浴場は沢山ありますが、ここの「地元感」は強烈に記憶に残っています。一番風呂かと思いきやまだ湯船が張られてなかったので、80度の源泉と水の投入からやらせて頂きました。また、記事中の第2浴場も素晴らしかった。

第28位
茨城県小美玉市〜鉾田市、鹿島鉄道廃線跡

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廃線跡を辿るのはこれが初めてだった気がします。幼少の頃、父親に連れられて乗った事があるので思いもひとしお。鉄道が来なくなったホームや鉄橋などの寂しさが印象的でした。また、鹿島鉄道廃線跡の記事については石岡〜小川小川高校下〜八木蒔浜〜坂戸坂戸〜鉾田に分かれています。

第27位
大分県湯布院、線路際の荒木共同浴場

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残念ながらこちらもすでに存在しないのですが、無くなる直前に訪れました。湯布院の外れ、まさに地元の方しか入らない片田舎の共同浴場。線路を渡って畦道を進んだ奥に佇んでいる、このシチュエーションがたまりません。九州は温泉大国ですが、それでも過疎化や少子高齢化などの影響で古くから愛され続けた物が消えて行きます。温泉としては地味でありながらも鮮度抜群で地域に密着した貴重な共同浴場。このようなお湯に浸かれた経験は自分にとって宝です。ちなみに記事中の加勢の湯(現存)も素晴らしかった。

第26位
茨城県笠間市、廃映画館

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まず、笠間市が奥深い。行っても行ってもまた行きたい所を見つけて、結局5回ぐらい訪れました。駅前の廃スナック街 三業地と廃観光ホテル廃ラブホテル街と廃車群稲田石採石場、中でも印象に残ったのが映画館、昭和館の跡。まるで空爆でも受けたかの様な有様が衝撃的でした。

第25位
千葉県南房総市、桜花秘密基地跡

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太平洋戦争末期の特攻兵器「桜花」のカタパルト発射台の遺構。とにかく情報が少なく、地元の方に聞き込みしながら発見しました。これをきっかけに太平洋戦争についても興味を持ち、歴史など調べながら各地の戦争遺跡を巡るようになりました。

第24位
群馬県草津温泉、外湯巡り(瑠璃の湯)

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温泉に興味を持ち始めた2010年秋、草津の街中に点在する外湯(共同浴場)の存在を知り、その地元感溢れる素朴な雰囲気にすっかりハマってしまいました。特に瑠璃の湯。土産屋さんから出て、さてこれからどこ行こうって話していた時、ふと振り向いたら「男」と「女」の文字。まさかこんな所にと覗いてみたら脱衣棚がありお風呂がある。ここがまた近所のお風呂みたいな雰囲気で一目惚れ。これがきっかけで温泉、特に共同浴場マニアとなり、温泉の資格を取るまでに至りました。

第23位
静岡県熱海市、昭和の温泉旅館龍宮閣

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もう熱海には数え切れないくらい行っており、その際必ず泊まる常宿です。温泉マニアや昭和レトロマニアなど一部の方々の間では有名となっておりますが、初めて泊まったのが2013年春。平日だし宿なんていくらでもあるだろうと駅から坂を降り始めた時、たまたま見つけた宿が渋いし安いし飛び込みで泊まりました。温泉的にも建築物的にも最高です。ただ最近、あまり掃除が為されていないと言う噂を聞きました。もしかしたら女将さんの調子が悪くなったとか、何か事情があるのかも知れません。

第22位
群馬県横川、信越本線碓氷峠旧線の廃線跡

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インスタ映えと言う言葉もフォトジェニックと言う言葉も嫌い。そんな泥臭い写真大好き系の私ですが、この光景にはその美しさに感動してしまいました。碓氷峠イコール、かつてのアーチ橋と奥を走る「あさま」の写真が定番だと思っていましたが、行ってみなければ知り得ない光景って有るものですね。ちなみにこの記事には後編もあります。

第21位
港区高浜橋、バラック群のホルモンはるみ

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かつて存在した芝浦の運河沿いのバラック地帯。オールドカマー系朝鮮人と日本人低所得者層が戦後のドサクサで、運河に張り出しながら住み着いた不法占拠地帯。そんな発祥ですがホルモン系飲み屋が3軒あり「はるみ」と言う店に一時通い詰めました。日本人も在日朝鮮人も2世も3世も。みんな仲良く酒を酌み交わす、そんな素晴らしい店でした。しかし2014年、高浜橋の拡張工事を理由に全世帯強制退去。東京オリンピックを控えて汚い所を一掃しようとする動きの中で、跡形もなく消されてしまいました。

第20位
茨城県笠間市岩間、貸家の廃墟地帯

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たまたま。本当にたまたまGoogleマップの空撮で細長く連なる屋根が気になって、ストリートビューで確認したら廃墟っぽくて、行ってみたら廃村の様相。とにかくネット上に全く情報がなかったものだから地元の方に聞き込んだ所、近くの和菓子屋さんが大家になってる貸家だとか。何を生業とする人々が何故岩間に移り住んだか、まだ謎が残っています。

第19位
群馬県伊香保温泉、柏屋旅館

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今現在オシャレカフェへと変貌してしまった温泉旅館。かつて希少な階段源泉をダイレクトに引き加温加水無しで提供していました。女将さんが老人ホームに入られて廃業されてしまいましたが、風呂上がりに2階の客室で春の風を感じながらまったりした、あのシチュエーションは一生忘れない思い出となりました。

第18位
熊本県小国町、旧国鉄宮原線廃線跡

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アーチ橋と棚田はまさしく日本の原風景であり、何度でも行きたい所です。温泉もそこら中で涌いておりまさに天国。関東ではこう言う所、少ないんですよね。いつか水道橋なども巡ってみたい。

第17位
大阪府西成、飛田新地の遊郭建築

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まだブログを始める前、2009年当時から遊郭建築や赤線、危険地帯、ドヤ街などを訪れるようになっていました。当時は写真を撮っていると反社の方にカメラを取り上げられるなんて有名な話もありましたが(今もか?)、夜行バスからの朝方、決死の思いで撮影した事を思い出します。

第16位
港区新橋、新橋駅前ビル1号館地下飲食店街

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新橋の中小企業のサラリーマンたちが管を巻く、そんな昭和な飲み屋街。と言う雰囲気に憧れて新橋へ通うようになりました。最終的に「南」と言う店の常連になったのが、汐留口にある新橋駅前ビル1号館の地下1階飲食店街。『流し』もいたし仕事帰りの先輩方が毎日飲んでいるし、まさに昭和の世界でした。しかしコロナ禍でリモート勤務が多くなり、店のママさん方も体調を崩して引退し、古くからの常連さんが一人また一人と減り。現在は世代交代よろしく若い方々で賑わうようになってしまいました。これを個人的に赤羽現象と呼んでます。そんな訳ですっかり行かなくなってしまった。

第15位
栃木県足尾銅山、簀子橋堆積場

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簀子橋堆積場は足尾銅山で産出された鉱物の選鉱・製錬工程で発生するスラグ(鉱滓)を沈殿させ堆積させる施設で、鉱滓ダムと言われるものです。川に流せない鉱毒は産業廃棄物のような物で、これが現在でも染み出し続けています。いわゆる負の遺産と言う物で、これを撮影するために廃道と化した登山道をガチ登山しました。登山素人の自分にとってはスリルの連続で、忘れられない取材の一つとなりました。また足尾銅山については何度か足を運び、鉱山住宅の廃墟や当時の遺構、トロッコ列車の保存館などにも行きました。

第14位
福島県大熊町、大野駅周辺の帰宅困難区域

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東日本大震災から10年経った2021年に訪れましたが、10年経っても震災直後と変わらない姿を晒す街並みを見て、原発事故の恐ろしさを肌で感じました。現在は市街地のほとんどが帰宅困難から解除されていますが住民はなかなか帰って来ず。また、山奥の集落など未だに帰宅制限がされており、打ち捨てられた地域も多く存在します。過疎化問題などをよく取り上げて来ましたが、福島に於いては色々と考えさせられます。また、帰宅困難区域については隣の夜ノ森駅周辺も歩きました。

第13位
千葉県八街市、謎のアーケード跡

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映画館の廃墟を撮りに行ったのですが、そこから続く長細い建物の裏に回り、覗いてみたら衝撃的な光景に興奮しました。外壁は大谷石で屋根が付いたアーケード状のこれは商店街と言うか、土産物屋街と言うか。ただ天井たが異様に低くも感じる、ネット上にも情報が無くまだ謎を残してる物件。

第12位
茨城県鉾田市、日立電鉄の廃車両

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最初に知ったのはInstagramでした。あまりの衝撃で、投稿者に場所のヒントを教えてもらい、Googleマップでひたすら探し回りました。そしていざ行ったところで歩く歩く。農家の倉庫として再利用されている訳ですが、この敗退的な感じ。行った時の達成感もありました。

第11位
栃木県足利市、足利健康センター

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つい去年行ったところですが、ここ最近で最も衝撃的だったところ。外観廃墟で内部ゴミ屋敷、その実態は同性愛者たちのハッテン場。故にお客さんも居ると言う。もう、ディープ過ぎて目眩がしました。日本の、しかも栃木の片田舎にこんな所があったなんて。

第10位
千葉県茂原市、ゴーストタウン化が進む真名団地

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過去に掩体壕や素掘りのトンネルなどを巡った茂原市。さらにゴーストタウン化が進んでいる市営真名団地の存在を知り、行ってみたら衝撃的な光景が広がっていました。公営住宅の老朽化、過疎化など様々な問題が絡み合っています。

第9位
大分県天ヶ瀬温泉、全方位丸見えの露天風呂

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中世から明治大正、戦前までの日本文化。大らかであり丸見えでも気にしないと言う価値観の名残りでしょうか。そもそも男湯と女湯が分けられたのは戦後と言う話もありますしね。ただ訪れた翌年の2020年7月7日、豪雨により天ヶ瀬温泉は壊滅的なダメージを受けました。コロナ禍もあり温泉街としてどこまで復興されているのか、また訪れてみたいと思います。

第8位
千代田区神田、ガード下の神田小路

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まず間口に対して看板や室外機の数が合わないと言う疑問から、勇気を出して扉を開いて見ました。するとそこは飲み屋ではなく飲み屋『街』だったと言う、まさに異次元への扉(引き戸)。消える前に通えた事、そして多くの方々に出会えた事に感謝しています。戦後から始まり青線だった時代もあり、サラリーマンたちの集う路地裏酒場として幕を閉じました。私も色々な形で関わり、移転した数軒には今でも通っています。

第7位
群馬県大前、森の中のほったて小屋温泉

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温泉マニアの間では知る人ぞ知る共同浴場です。森に隠された地元の方々のための温泉。温泉好きの人達はマナーを知らない観光客からここを守ろうと、場所を公表しないと言うのが暗黙の了解となっています。泉質は極上の炭酸泉。お湯、建物、場所、全てにおいて、ここを勝るものは無いと個人的に思っています。

第6位
群馬県水上温泉、寂れた温泉街の廃墟群

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昭和の歓楽温泉街の成れの果てとして紹介し、いかに再生させるかを考えました。この水上シリーズはGoogleで常に上位に表示され、多くの方に水上温泉の事を知っていただく事に繋がったと思います。初めて訪れたのは2008年の3月、天神平で滑って湯檜曽に泊まって帰りがけたまたま散歩してみれば廃墟だらけ。そんな訳でその後何度も通う事となりました。

第5位
神奈川県横浜市、寿町のドヤ街

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横浜はどこもかしこも好きなんですが、日本三大ドヤ街である寿町は特に思い入れが強く、いまだに機会があれば行きつけの飲み屋に通い続けています。情景も去る事ながらなんと言ってもここで暮らす人々の人間模様が濃過ぎて、いつも胸焼けしそうになります。最近ちょっとは『マシ』になって来ましたが、初めて迷い込んだ当時は色々な意味で酷かった。路上でドラム缶に廃材突っ込んで火をくべて暖を取る、そんなアメリカのスラム街さながらの光景が。

第4位
石川県能登半島、間垣に隔離された上大沢集落

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1988年に能登半島を訪れた際、日本海から吹き付ける北風を防ぐ防風壁が印象的でした。そして2020年の春、Googleマップでたまたま見つけた間垣の集落に行ってみたら衝撃でした。まさに日本の村社会を象徴するような、厳しい自然環境に立ち向かうべく助け合い、同時に排他的になる日本民族そのものを見た気がしました。山に囲まれていた幼少期の記憶も含め、過疎化のについて深く考える事も出来ました。とにかく感動した!
そして今年の元旦、ご存じの通り能登半島大地震が発生しました。この地区は津波の被害こそ無く死者も出ていなかったようですが、何しろ木造建築しか建っておらず、倒壊家屋は相当数に昇るかと思われます。早くの復興を願うばかりです。

第3位
神奈川県川崎市、池上町朝鮮部落

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2010年1月に訪問した時は、サイト「東京DEEP案内」様で存在を知りながらも、まだ朝鮮部落の存在自体知りませんでした。やけに路地の狭い住宅街だなと思いながら写真を撮りまくっていましたが、後で結構やばい事してたんだなと知りました。その後、歴史や差別問題などを調べる内に、ドキュメンタリー魂に火がついて川崎の多摩川河川敷無番地を始めいくつもの朝鮮部落と思われる場所を訪れる事となりました。そしてこの記事が某掲示板に貼られたりGoogleの検索結果で上位に表示されるようになった事により、当ブログの閲覧数が急増した事で多くの人々の目に止まるようになりました。結果、livedoorブログ国内旅行ジャンルのトップ10に常駐するまでに育つきっかけとなりました。

第2位
埼玉県秩父市、浦山地区の廃村群

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このブログを始めてからです。廃墟マニアになったのは。とは言え廃墟専門に巡っているガチ廃墟さんに比べたら全然ニワカ好きにとどまります。しかし山奥で育ち若い頃から集落の写真など撮っていた自分にとって、廃村と言う存在は衝撃でした。特に秩父の浦山地区には家財道具そのままの集落が多く残っており、まさに時が止まったまま。この廃村群は茶平栗山(前編) 栗山(後編) 山掴と、長編シリーズとなります。

第1位
石川県能登半島、旧のと鉄道廃線跡

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やはり最も瞼に焼き付いているのは能登半島です。桜が満開な旧・のと鉄道廃線。JR能登線が廃止になり第三セクターでのと鉄道が開業した1988年の春、この時より32年前に訪れており、前編では当時写真を撮った同じ場所に行ってみたりもしました。今までの人生でも特に思い出深い旅の一つでした。
またこの場所は蛸島にあり、能登半島大地震でも特に被害の大きかった地域です。この廃車両も現在どうなっているか。

と言うわけで10年やって来ましたが、このSNS時代ブログなんてもう時代遅れなのかも知れません。しかし写真と文章でひとつの記事として仕上げるにはブログが最適だと思います。なので、一応インスタもやったりしていますが、あくまで軸はブログメインで今後も続けて行きたいと思います。
今後何が起きるか分かりません。livedoorが突然ブログサービス停止するなんて事もあり得ないとは言い切れないですしね。なのでデータのバックアップだけはちゃんと取って置いた方がいいかも知れません。面倒くさいけど。
と言うわけで、今後とも散歩と旅ときどき温泉をご贔屓に。

【年末スペシャル】記憶に残った情景(2023年総集編)

毎年恒例、印象に残った情景2023年総集編をお送りします。写真をクリック(タップ)するとその時の記事に飛びます。
今年は色々あって金銭的に遠出が出来ませんでした。しかしながら関東圏内の日帰り旅でも、結構衝撃的な場所が数多くあり、なかなか豊作の年でした。

記憶に残った情景(〜2014年旅行編)
記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その1)
記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その2)
記憶に残った情景(2015年総集編)
記憶に残った情景(2016年総集編)
記憶に残った情景(2017年総集編)
記憶に残った情景(2018年総集編)
記憶に残った情景(2019年総集編)
記憶に残った情景(2020年総集編)
記憶に残った情景(2021年総集編)
記憶に残った情景(2022年総集編)

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今年の一発目は何と言っても富岡製糸場ですね。昨年館林を訪れた辺りから俄かに近代産業遺産に目覚めてしまいまして、世界遺産でありながらも「ガッカリ観光地」なんじゃないかとタカを括っていたのですが、いざ行ってみたらまぁ面白いこと。個人的にかも知れませんが想像以上に楽しめました。

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もちろん戦争遺跡も今まで通り巡り続けます。と言う事で横須賀の千代ヶ崎砲台跡。廃墟的な雰囲気となった戦争遺跡もいいものですが、綺麗に整備されてボランティアガイドさんの説明を受けながら巡ると、より深く歴史を知る事が出来ます。

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インスタは情報源として活用させて頂いております。この羽田近くで河川に突き出した五十間鼻無縁仏堂などは、インスタやってなかったら知る由も無かったかと思います。無縁仏、つまり多摩川の土左衛門が流れ着く場所。近くの煉瓦造り防潮堤跡もまた興味が注がれました。

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埼玉県比企郡の鳩山ニュータウン。公園に保存されているトロッコ列車を撮りに行ったのですが、その公園があるニュータウンを調べたところ、高度成長期に完成したニュータウンの少子高齢化、それによる過疎化という社会問題を知ることが出来ました。

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鳩山町を訪れた際にGoogleマップでたまたま廃線跡を発見しました。それが東松山市の高坂駅から枝分かれしていた東武鉄道の貨物専用線。桜満開の季節に歩き過ぎるほど歩いてしまいました。しかし掘り下げて見れば、戦後から高度成長期に掛けてのセメント産業の遺構だと知ります。ふと興味が湧いたばかりに、この後セメント産業についてさらに掘り下げる事となります。

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東松山市の廃線跡を訪れた訳ですが、そこで産出された鉱物(泥土)はどこに運ばれていたのか。そして行き当たったのが東武鉄道越生線から枝分かれする日本セメント(現・太平洋セメント)専用線の廃線跡でした。ドキュメンタリーの気分。

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その流れで日本セメント(現・太平洋セメント)埼玉工場から八高線までの廃線跡も歩きました。さらに埼玉工場を掘り下げたら、秩父の武甲山から日高市までトンネルを掘りベルトコンベアで鉱石を運び込んでると言う事を知り、そのベルトコンベアを撮りに行きました。ここまで来ると情景と言うよりレポートです。

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最終的には石灰石を産出する武甲山の麓にある秩父鉄道の専用線と専用線廃線跡まで訪れました。昭和のセメント産業について追いかけ、色々知るきっかけとなりました。

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セメント取材のついでに正丸峠周辺の廃校跡も巡りました。結構まとまった地域に集中していましたが、山道を歩きまくりました。結果、膝に水が溜まると言う。

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過去に掩体壕や素掘りのトンネルなどを巡った茂原市。さらにゴーストタウン化が進んでいる市営真名団地の存在を知り、行ってみたら衝撃的な光景が広がっていました。今年特に印象に残った場所のひとつです。

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同じく市営八丁寺団地も雑草に埋もれていました。ここを訪れた3ヶ月後の9月、近くを流れる一宮川が台風に伴って氾濫しました。まだ住まわれている方も居る中、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

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つくばのエキスポセンターに行きつつ公園に保存されている高速バスを見に行きました。本来は「草ヒロ」と呼ばれる放置または再利用された廃車両を探したいのですが、草ヒロ業界では持ち主や地主に迷惑がかかると言う事で場所などを伏せるのが暗黙の了解。なので車などで走り回り偶然見つけないと出会えないのです。とは言え、70年代の観光バスは当時小学校高学年で乗り物好きだった私にとって、まさにストライク!

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そのつくば市に訪れた際、偶然見つけたのが無人と化した公務員宿舎群。大規模再開発を前にほとんどの棟が退去されて無人となっていました。ただその棟の数の多さや規模に驚くばかりでした。今後再開発されて行く土地なので、ゴーストタウンの様相を見るのは今しか無い。

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ここも今年衝撃的だった場所のひとつ、足利健康センター。外観はほぼ廃墟で内部はゴミ屋敷。そして実態は同性愛者のハッテン場となっていると言う。まだ日本にこのような場所が残っていた事が、ただただ衝撃でした。

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廃線跡にちょっと飽きて来た昨今、廃止された渡し船の跡地って言う激渋物件。群馬県伊勢崎市の南端、利根川の対岸にある河川飛び地の島村集落まで運行されてました。この船はGoogleマップの空撮で発見。こう言うのは普通発見出来ません。まさにGoogle様様です。

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草が枯れ、山を分け入るのが容易くなる季節を待って訪れた厚木の廃神社、旧伏見稲荷神社跡。久々の廃墟探索でしたがなかなかの雰囲気でした。

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行田市の足袋蔵の街並みをレンタルサイクルで。特にドラマ「陸王」のロケ地となったイサミ足袋本舗の工場は建物として素晴らしかった。また行田市の観光産業に対する本気度も好感が持てました。

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一年の締めくくりに競艇は無いだろう、と思うのですが、競艇場周辺のギャンブル酒場で常連の方々と飲むと言う、とてもディープな経験をしました。今年一年で非常に思い出深い訪問の一つです。


今年は夏が暑く長かったのが印象に残っていますが、内容としては非常に濃く充実していました。とは言えちょっと経済的に地方へ泊まりがけで旅行出来なかったのが心残り。そして、とにかく歩きました。特に東松山市や日高市、秩父市などで、何時間も歩き続けましたが、それだけ公共交通機関が無くなっていると言う事です。
今年の前半は近代セメント産業にハマって鉱物の流通を追いかけたりしていました。そして後半は昭和の健康ランドにちょっとハマった。
さて来年は一体何に興味が湧くのか。それはその時になってみないとわかりません。ともあれまた狭いところを掘り下げて行こうかと思います。
年を追うごとに古き良き物が次々と消えてゆき気持ちは焦るばかりですが、来年も良い一年になるように。


【年末スペシャル】記憶に残った情景(2022年総集編)

早いもので年の瀬。そこで毎年恒例、印象に残った情景2022年総集編をお送りします。写真をクリックするとその時の記事に飛びます。
今年はどうもまとまった休みが取れず遠出が出来なかったのが残念です。泊まりがけでゆっくり温泉にでも行きたかったんですが。また旅の予定を立てるばかりでどれも実現できず、結局関東近郊に日帰りばかりでした。

【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年旅行編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その1)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その2)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2015年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2016年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2017年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2018年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2019年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2020年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2021年総集編)

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今年は一発目から最も印象的な場所、茨城県鉾田市の廃車両に行ってしまいました。存在はネットで知りながらも詳しい場所はわからず、訪れた方に直接連絡してヒントをいただき後はGoogleマップのストリートビューでひたすら虱潰しに回って位置を特定しました。廃墟系はとかく個人宅や個人所有物が多いので、位置の詳細はネットでは憚れるんですよね。

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立て続けに廃車両です。埼玉県毛呂山町の新しき村の廃車両。しかし、行ってみたらこの新しき村が武者小路実篤によるマルクス主義の理想形とも言える意外と面白い存在でした。

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青梅鉄道公園に行きつつ青梅の観光地化された街並みを散歩しました。観光地化と言っても演出として作られた物ではなく、オシャレカフェが出来まくる訳でもなく、ただ昔のままの形で商店が営業されている事に驚きました。山あいの街で目立った幹線道路もないため、巨大ショッピングモールが出来なかった事が要因かと思われます。

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ずっと気になっていたユーカリが丘の新交通システムに乗りに行きました。計画的に造られたニュータウンは少子高齢化する事も無く人口が増え続けると言う、まさにニュータウンの成功例と言えます。しかしニュータウンから一歩外に出たらそこは昔ながらの農村地帯で、廃校跡が有ったりします。そのギャップが非常に印象的でした。

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茨城県笠間市の市街地はとにかく内容豊富で、2回に渡り訪れました。巨大観光ホテルの廃墟山乃荘や花街の跡など色々回りましたが、特にこの駅前横丁は全滅しておりゴーストタウンの様相。

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笠間市街でもう一つ、昭和館と言う映画館跡も、爆撃でも受けたのかってくらいの崩壊ぶりで衝撃的でした。

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同じ茨城県笠間市の岩間。たまたまGoogleマップの空撮で気になる屋根の列があり、一か八か行って見たらそこは生活の跡が色濃く残った廃墟地帯でした。

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横須賀市の追浜は過去に訪れた事もあったのですが、たまたまInstagramで商店街の裏側の景色を見て、居ても立っても居られず訪れました。商店街を歩いた時には全く気づかなかったのですが、建物のほとんどが川の上に建っておりました。

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小鹿野は午前中のバスの乗り継ぎ時間にサッと回っただけでした。しかし今思えば養蚕関係でちゃんと掘り返してみれば良かったと後悔しています。秩父の歴史についてはまた訪れて色々と調べて行きたいと思います。

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神奈川県川崎市麻生区、柿生周辺に点在する首の無い石仏。これは明治初期、全国で巻き起こった廃仏毀釈運動によって破壊されたものです。日本の黒歴史と言われる廃仏毀釈に注目してみました。

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栃木県佐野市吉水駅周辺の貸家地帯。何気なくGoogleマップの空撮を眺めていたら、似たような屋根が6〜12軒単位で固まっており、その固まりが20箇所以上点在していました。その何とも言えない違和感から現地調査に向かったところ、一戸建ての貸家の集まりだらけの街でした。

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同じくGoogleマップの空撮を眺めていて発見した平屋建ての市営住宅、栃木県佐野市の石塚団地。入居者が居なくなった時点で解体されると思われます。

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神奈川県横浜市鶴見区に残る江戸前の漁村、子安漁港。ここは狭過ぎる路地と井戸だらけの街並みが、独特な雰囲気を醸しておりました。

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群馬県の館林は2回に渡り訪れました。衝撃だったのは情景ではなくその歴史。行って初めて歴史を調べ、そして日清製粉発祥の地だと知ったり紡績に関する歴史にも興味が湧いて来たりと、そのきっかけとなりました。

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千葉県松戸市にある昭和の杜博物館。光景とかでは無いですが、そのマニアックな収蔵品の数々に心踊らされました。童心に還るって意味では今年訪れた所で一番楽しかったかも知れない。

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なんか今年は保存車両の画像が多いような気がしますが、東武熊谷線廃線跡とその先の未成線。ここも情景と言うよりは訪問きっかけで歴史を調べて新発見、と言った感じです。近代の栄枯盛衰を考える。

今年は全体的に見て、ちょっと内容が薄かったり地味だったりした印象でした。メインは前半の笠間市、追浜市、後半の佐野市、館林市と言った感じで、例年ほどの衝撃は無かった気がします。首都圏近郊は行き尽くした感がある、と言いながらも実際訪れてからの発見も多かったのですが、例えば過去に訪れた秩父の廃村や能登半島や九州の温泉などと比べてしまうと。やはり来年こそは泊まりがけで遠出したいと思います。今一番行きたいのは長崎!
では皆様、良いお年を。

【年末スペシャル】記憶に残った情景(2021年総集編)

早いもので2021年も終わりです。そこで毎年恒例、印象に残った情景2021年総集編をお送りします。写真をクリックするとその時の記事に飛びます。
まさか新型コロナウイルスがここまで長引くとは想像していなかった、そんな一年でした。特に飲食店や観光地などへの被害は大きく、場末のスナックや寂れた旅館など失われてしまった物も多かったと思います。もっと早く行けば良かったと思う事ばかり。
個人的には仕事が忙しい時期と暇な時期が極端で、時間は有るけど金が無かったり、金は有るのに時間が無かったりして、更に蔓延防止措置や緊急事態宣言も相まってなかなか遠くへの旅も出来ませんでした。

【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年旅行編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その1)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その2)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2015年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2016年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2017年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2018年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2019年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2020年総集編)



まずは千葉県八街市。インスタで知った八街銀映跡を撮りに行ったのですが、その向かいの廃墟を隙間から覗いて見たら信じられない光景が。映画館に関連する商店だったのか市場だったのか、謎のアーケードを発見してしまいました。



廃墟としては超有名物件、奥多摩ロープウェイ跡。ある意味メジャーな所は本意ではないのですが、ゴンドラが残っているロープウェイ跡は非常に貴重で、どうしても見に行って見たかったのです。



インスタで素晴らしい写真をいつもアップされている方の作品を見て、ぜひ自分もこの目で見に行きたいと思い探し当てました。広尾のとある路地裏。階段の奥がフェンスで塞がれており実際は廃道となるのですが、狭い階段の途中に鎮座するお地蔵さんはまるで異界への入り口のよう。もうまさに、こう言うネタを探しているんですよ。



東日本大震災の福島第一原発事故によって帰宅困難区域に指定されてしまった大野駅周辺の街並み。震災から10年経った今でも立ち入り禁止となっており、当時の爪痕を残している。その現実を目の当たりにして衝撃を受けました。



寂れた温泉街シリーズは当ブログでも柱の一つ。栄枯盛衰がテーマのひとつなのですが、老神温泉もなかなかの廃れっぷりでした。ただ温泉も景色も素晴らしく、コロナで休業中のスナックも多く有ったので、コロナが明けてから改めて泊まりがけで行きたいところ。



東京オリンピック。ああ、そう言えばそんなん有ったねぇ。すでにそんな声も聞こえて来そうな。娯楽と情報に溢れる現代日本では、そんなもんなんじゃないでしょうか。昭和39年の五輪と比較すること自体ナンセンスなんでしょうけれども、時代の変換点とまでは行かなかった気がします。ただ、東京都心部でブルーインパルスが飛行すると言うプレミアム感はありました。



バラック群や貧民窟なども当ブログの柱です。ここ千住龍田町もインスタで知りましたが、まだまだ知らない街並みが残っているんだなと思い知らされました。木製の物干し柱が超貴重かと。



地方都市に残る場末のスナック街は年々消え続けています。そんな危機感に背中を押されながら訪れた甲府の街も、なかなかのものがありました。ただ基本日帰りなのでお店に入れないのが、いつも心残りであります。



旧・成田空港駅跡、現・東成田駅。随分と前に行ってみたいと思ったまま忘れてしまい、テレビで紹介されて「そう言えば行こうと思ってたんだ」と思い出させられた所。いざ行ってみて色々調べてみると、どんどん興味が湧いてくる。成田空港の右葉曲折した歴史は、知れば知るほど面白いです。



成田空港近くの日帰り入浴施設空の湯でマウンテンバイクを借りて多古町をサイクリングした時は、非常に充実した時間を過ごせました。心地良い風、里山の風景、千葉の歴史、そして温泉。特にこの興新小学校跡は時を忘れさせてくれる素晴らしい雰囲気でした。



寂れた温泉街としても有名な鬼怒川温泉。廃墟系の世界ではメジャーだったためずっと後回しにしていましたが、行ってみたらやっぱり面白い。もっと早く行くべきだったと思いました。



今年最も感動した光景はこの、碓氷峠信越本線旧線跡の6号トンネル。地元の観光パンフにも載っているほどの場所ですが、意外と知名度は低いんじゃないでしょうか。実際私も超有名な碓氷第二橋梁が目的で、行って見て初めて知った場所です。



6号トンネルで印象が薄まれてしまいましたが、小学生の頃からおよそ40年越しに行って見たかった場所がこの碓氷第三橋梁。



埼玉県本庄市で路地裏のスナック街を探索していたら、謎のバラック長屋を発見。なぜ謎かと言うと、かつてこの近辺に私娼街が有り、造りが少し怪しいから。突撃取材と言う訳にもいかないので疑惑で終わってしまいましたが、こう言う発見がワクワクさせる。



コロナが完全に明けた訳じゃないけれど、およそ2年半ぶりに熱海の花火を観るとやっと暗い時代が終わったような気分になります。まぁ自分は人が集まらないような場所ばかり行くのでコロナ禍でも通常通りに更新は続けていましたが、関東圏内でのネタが尽きて来たと言う事も有り、今年は例年と比べ更新頻度がちょっと鈍かった。

今年も様々な土地を散歩し、様々な場所を訪れて来ました。しかし、なんだかんだ言って今年の一番大きかった出来事は、浅草橋で新たに行きつけの店が出来てしまった事です。新橋、神田に続いて浅草橋にも通わなければならなくなりました。ともあれ九州も北海道も行けなかったし、代わりに行ってみたい所は増える一方。来年こそは遠出したいし、あとお祭りなんかも復活するようになれば、きっと良い年になるかと思います。
では皆様、良いお年を。

【正月特別企画】回顧録・昭和の鉄道

あけましておめでとうございます。
正直に言います。昔、鉄っちゃんでした。昔と言うか今でも鉄道好きですが、それは鉄道が絡む写真を撮る際、必ず列車が走って来るまで待つという時点でバレバレなんですがね。
2018年の正月、1988年の日本一周旅の写真(全て鉄道)をアップしましたが、今回再び押し入れの奥から引っ張り出して来た写真をデジタル化してアップします。

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まずは1977年くらいだったか、小学校4年生ぐらいだと思うのですが、父親と上野駅に行った時。カメラは買ったばかりの富士フイルムのバカチョンカメラ(死語で差別用語)。当時はL特急に絵入りヘッドマークが採用されたばかりの時代です。盛岡行き「ひばり」の前に突っ立っている子供が私です。モヤシだなぁ。

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東北上越新幹線開業前の上野駅地上ホーム。当時は15番線から20番線までは空も見えていましたが、新幹線が上野駅まで延伸された際18番線以降は地下の新幹線ホームとなり、現在では空も見えなくなりました。

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同じく1977年頃の上野駅。18番線に停車中の常磐線のボンネット型特急「ひたち」。奥に停車中の気動車は恐らく急行「奥久慈」。

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この当時、関東鉄道鉾田線(鹿島鉄道)に乗るため、20番線から10系旧型客車による普通列車に乗って行きました。小学生にして旅好きな父親にせがんだ行き先が地方ローカル線と言う渋さ。生まれつきの変態なんです。ここは2016年3月に、その廃線跡を訪れています。

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恐らくは夜行列車の急行「おが」ではないかと。気動車が上野駅に入線してたのも衝撃ですが、キハ58系で長距離夜行急行と言うのもなかなか。

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もう1枚上野駅。この頃に家族旅行で仙台松島に行った覚えが有るんですが、多分その時に乗った寝台急行「新星」。関西方面には「銀河」に乗って行ったし、寝台と言えば急行ばかりだったので20系でした。一度「妙高」で10系寝台に乗った事も有りましたが、中学高校と一人旅を始めるようになってからは専ら18きっぷで大垣行き夜行鈍行が定番となりました。

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この辺は恐らく1980年代に入っていると思われますが、新宿駅の小田急ロマンスカーSE車。東海道新幹線開業以前に世界最速を叩き出した名車です。

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中学に上がり一眼レフデビュー。RICOHのカメラにPENTAXのレンズ。東海道本線を走る国府津車両区の旧型国電による試運転。この車両は恐らく昭和10年製造のクモハ40054で、現在青梅鉄道公園に展示されています。もしかしたら戦時中や戦後の山手線や京浜東北線などでも活躍していたかも知れません。

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1983年、中2の夏に従兄弟と2人で広島の可部線に乗りに行きました。廃止になる前の旧型国電を撮るのが目的で、子供の頃から古い物を追い求める傾向がありました。

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こちらは伊豆箱根鉄道大雄山線の154型。1984年のさよなら運転のヘッドマークが取り付けられています。

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高校に入ると身近な所で東海道本線沿線に通いました。今ではすっかり絶滅してますが、東海道本線では珍しいEF62。もうすっかり撮り鉄として仕上がって来た。

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根府川鉄橋には何度通った事か。特にEF5861を追いかけていました。写真は臨時の踊り子55号。

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高校二年にして青春18きっぷで日本一周する訳ですが、この経験は大きかったです。

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高卒後上京して専門学校に通うわけですが、好きに旅して好きな写真ばかり撮っていられたのも学生時代、つまり80年代まででした。社会人になるとなかなか、と言いながらも、今また好きな物を自由に撮ってますがね。写真は名鉄揖斐線の車内。

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おまけ。1976〜7年頃、実家の裏手の箱根新道で撮った昔のはとバス。
押し入れを漁ればまだまだ色々な写真が出て来ると思います。また面白い物が出て来たら機会を見てアップしようと思います。
しかしつくづく思った。なんでこう鉄道しか撮ってないのかと。今では見られない貴重な建築物や街並みなんかも、あったろうが!

それでは、今年もよろしくお願いいたします。
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