バラック飲み屋

※まとめサイト等への画像及び文章の無断転載を禁じます。メディア等での画像使用については”unagidanyoro2@yahoo.co.Jp“までご連絡下さい。

     ⬜ 温泉リスト(フルプラウザ版) ⬜

    ⬜ 立ち飲みリスト(フルプラウザ版) ⬜

渋谷区代々木~原宿、消えそうで消えない代々木会館と皇室専用ホーム

JR代々木駅を降りてすぐ。知る人ぞ知る雑居ビルが、廃墟同然のまま時間が止まってしまったように佇んでおります。

IMG_0404

それがこの代々木会館です。この建物は昔、東京DEEP案内というサイトで知って以来、いつか訪れてみようとずっと思い続けてました。なんでも74年~のドラマ『傷だらけの天使』のロケ地として有名だそうです。あまりに古すぎるため『俺達は天使だ』や『探偵物語』などと記憶が混同してしまいますが、あの時代のあの感じの雰囲気は大好き。

IMG_0410

一階入り口には二階飲食店街の看板が掲げられていますが、実は二階飲食店街などとうの昔に消滅しております。ビル内へのアプローチはここだけのようなのですが、ビル三階に唯一居座っている中国書籍店の入り口のようになっています。これは恐らくですが、私のようなマニアックな人間が頻繁に入って来るものだから、本屋に用のない者入るべからずとアピールしているのではないでしょうか。

IMG_0411

踊り場には再び存在しない飲食店街の看板。この建物は放置が基本となっています。ちなみに一階の通り沿いにあるパチンコ屋の看板も、入り口左の鰻屋の看板も、店はとっくに潰れてます。

IMG_0412

階段を昇ると二階から四階までの階段並びに踊場が、三階の中国書籍店の在庫置き場と化しています。もうこのビル内に残っているのは一軒なのだからいいじゃない、という事でしょうか。ちなみゆ三階以外は全て防火扉が施錠されており共用廊下には入れなくなっています。ただ、二階の防火扉は鍵が壊された形跡があり、誰かがこじ開けて不法侵入したのかも知れません。

IMG_0406

建物脇一階部分の端に、もう一軒居座っている店があります。現在はラーメン屋ですが、一年前書かれたよそのブログでは蕎麦屋になっており、四年前の時点では居酒屋だったとか。

IMG_0408

建物脇にもとっくに潰れた店の看板が放置されています。この建物を訪れた後この物件について色々ググってみたのですが、少なくともここ五年間、ラーメン屋以外は全く景色が変わっていない事に驚かされました。また、みんな撮る場所が一緒。(笑)
 五年ほど前に解体の話もあったそうですが、権利関係が複雑で結局放置だとか。

IMG_0407

ただ私は、建物脇を入った所の楕円形の穴にも興味が湧き、近づいてみました。するとそこは、丁度代々木駅一番線ホームの真下にあたる部分でした。今ではビルの裏側になりますが、かつてはこの穴を眺める路地があったのかも知れません。
さて、代々木もこのビル以外ネタが無さそうなので、隣の原宿へ向かいます。

IMG_0414

JR山手線原宿駅ホームの先端から見える原宿駅皇室専用ホーム。ずっと昔から無くならない内に撮らなければと思いながらも、いつでも撮れるやと早十年。いまだ無くなる気配などありません。

IMG_0399

 入り口の外観。完成は大正14年で簡素な木造施設は当時のままです。

IMG_0402

平成に入り今上天皇の時代になると東京駅を利用することがもっぱらとなり、また埼京線や湘南新宿ラインの過密ダイヤの影響もあり、2001年(平成13年)5月21日を最後に使われなくなっています。しかし宮内庁がこの施設について情報を公開していないため、いつまでこのままの状態が続くのかは不明であります。

追記 2019年4月再訪

四年前に訪れた代々木会館はしぶとく残っていました。

IMG_20190418_190337

一階の右側にあったラーメン屋は潰れ、現在は安さをウリにした居酒屋に。ちょっと惹かれましたが、店頭で外国人店員が客引きしてたので、なんかちょっと雰囲気違うかなと思ってスルー。

IMG_20190418_180321

そして路地裏に見つけました。どう見てもバラックな居酒屋「なぎ屋」さん。

20190417_181351_144

◯◯刺し、鳥皮などが美味い。生390円。割り物350円。18時までのハッピーアワーは割り物が180円!ここは通いでしょ。

IMG_4421

店内はカウンター以外の席がメゾネット。て言うかロフトのような造り。そのため鬼のように天井が低い。最近三軒茶屋で見つけたバラック飲み屋オオモリヤよりも低いかも知れない。

IMG_20190417_190429

また店内に流れる昭和ソング(80年代)が酒を進ませ、マスター始め店員さんたちの元気さもいい。何度か通って店の歴史についても聞いてみようと思います。



にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村

港区芝浦(1)、高浜橋バラック群とホルモン

港区芝浦(2)、再訪、高浜橋周辺の再開発
港区芝浦(3)、高浜橋バラック群の終焉
港区芝浦(4)、高浜橋ホルモンはるみは閉店してなかった!

 芝浦埠頭近く、品川と田町の間の湾岸地区を初めて歩いたのは2010年の夏でした。目的は新芝南運河に架かる高浜橋の袂に残るバラック群。在日韓国人系の住居である事が、三軒ほど並んでいるホルモン屋から窺えます。朝鮮部落の名残ではないかと想像出来るのは、運河を挟んで横たわる芝浦水再生センター。昔の名前は芝浦汚水処理場であり、横を通ればほんのりドブ臭い。

IMG_1789

 このような劣悪な環境と言うのは戦後朝鮮人が移住させられたか、或いは日本人から隠れ住むのに絶好の場所だったか、と言った事情が考えられます。
※後にはるみとシーパラのオーナーとお話出来ましたが、この二軒については土地の権利を持っているようです。ただ、かつて広大にバラック集落が形成されていたこの土地には、戦後のドサクサから不法占拠を始めた朝鮮人がいたのも事実のようです。

IMG_1791

 橋から眺めれば運河に張り出している様子が見れます。

IMG_1785

 そして何よりもビジュアル的に強烈なのが、この下水処理場からの巨大パイプが突き刺さっている図。昨夜ホルモン屋のママから聞いた話によれば、子供の頃遊びに行った時、確かに部屋の中をパイプが貫いていたとか。

IMG_1792

 去年訪れた時、丁度ランチタイムだったので一番大きな店で昼食を取りました。
 建物の上のネオンサインは以前ここに在った店の看板で、店が変わっても取り壊すのも手間だしって事で、放置プレイだとか。

IMG_1793

 ホルモン定食、800円(ビール別)。近くにある芝浦屠場から仕入れる新鮮なホルモンは美味かった。ちなみに生ビールは500円で、17時~21時は半額250円。

IMG_2401

 そしてついにバラックホルモン屋『はるみ』に突撃。メニューはシンプル。ハラミ、ホルモン、センマイ。あとはチャンジャとかクッパとかチヂミとか。ビールも瓶です。

IMG_2398

 それにしても昭和な店内。そして驚いた事に、この店はドラマ『HIRO』や映画『たんぽぽ』のロケで使われていたそうです。業界人の間では有名なのだろうか。さらに吉川晃司がこの界隈(と言っても三軒)をたまに徘徊してるとか。

IMG_2406m

 夜も更けるにつれ常連の人たちで狭い店は満席。日本人も居れば在日韓国人も居ます。しかしみんな飲んでばかり。誰一人焼かない!
 二軒目として集まるような店のようで、フレンドリーなオヤジたちと盛り上がり。
 よくよく聞いてみましたが、やはりこの辺りは戦後朝鮮人が集まり住んでいた土地で、元々はもっと広範囲にバラック群が広がっていたそうです。『はるみ』も創業60年で、今のママさんは二代目。しかしこの土地は朝鮮部落という形にはならず、当時芝浦埠頭で働いていた港湾労働者などの、日本人低所得者層の人々も住み着いていたそうです。長い年月を経て血が混ざり合い、二世三世と世代を重ね、日本人も韓国人も一緒に楽しく飲める店となったようです。

IMG_2403

 ちなみにシーパラダイス(八景島にあらず)の看板を放置しているホルモン屋と『はるみ』はオーナーが一緒で、トイレはシーパラの二階に借りに行きます。なにせバラックなもんでトイレ無いのです。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログ紹介
都内、近郊の古い街並みや建造物、路地裏などの写真とレポートを載せています。また、国内の寂れた観光地やマニアックな温泉スポット、廃墟などもご紹介。

鰻田ニョロの小説部屋
→昔書いた小説など
カテゴリー
最新記事
記事検索
  • ライブドアブログ