小美玉市

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茨城県鹿島鉄道廃線跡(2)、小川高校下~八木蒔

 小川南病院から坂を下ると、田んぼの真ん中にぽつんと小川高校下駅跡が残されています。

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 駅名表示板やミラー、信号機などは取り外されていますが、それでも往年の雰囲気を今に残しています。

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 地元の子供達が学校行事でペイントしたのでしょうか「未来へ走れ!鹿島鉄道」の文字が、虚しくも時代の流れを思わせます。

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 廃線跡はこの辺りで霞ヶ浦に最も近づきます。およそ40年ぐらい前の私がまだ子供だった当時、大した山も川も海も無く、ただ平坦な葦の原野が広がる光景に愕然とした記憶があります。山奥の部落育ちにとって海はリアス式、川は渓谷というイメージがあり、関東平野つまんねー!というカルチャーショックでした。

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 琵琶湖同様観光地としてはガッカリな景色で、写真を撮るとしたらこのような物になります。小さな漁港の端に伸びたバラックは、漁関係の小屋でしょか。

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 土手の上を走る廃線跡の途中、漁港への生活道が潜る所に小さな鉄橋。

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 銘板を見ると、なんと大正15年造。大正13年に鹿島参宮鉄道として石岡~小川間が開業し、大正15年に小川~浜間が開業しているので、まさに開業当時のままの鉄橋という事となります。

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 次に訪れたのが旧桃浦駅跡。

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 つい最近まで駅舎(待合室)が残っていたそうですが、タッチの差で解体されてしまいました。ベンチだけが無造作に置かれています。

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 プラットホームだけが当時の面影を残しています。現在はソーラー畑が広がる。近年、電力の自由化や放置された農地などの再利用などから、地方ではソーラーパネル発電施設(個人的にソーラー畑と呼んでいる)が急速に増えて来ました。

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 他に残っているのと言えば駐輪場跡に積み上げられた廃材。

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 次の駅は八木蒔。桃裏からはバスで移動しました。丘の上を走る県道から森の中へ。そこに突如現れた八木蒔駅跡。県道からのアプローチが林道のような狭い道を下っていくので、非常に分かり辛かった。

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 駅名表示板や時刻表などは撤去されていましたが、ホームと待合室はしっかりと残っています。

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 八木蒔集落の奥にあたるこの駅。なぜこんな森の中に造られたのだろうか。ともあれシチュエーションが凄い。

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 霞ヶ浦へ向かって坂を下ると八木蒔集落があります。しかしここ、廃屋がやたら多い。過疎でしょうか。

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 また、この集落の表札を見ると土子さんがやたら多い。沿線の駅跡地の宅地開発でよく目にした不動産会社、土子商事と関係あるのでしょうか。

茨城県鹿島鉄道廃線跡(1)、石岡〜小川
茨城県鹿島鉄道廃線跡(2)、小川高校下〜八木蒔
茨城県鹿島鉄道廃線跡(3)、浜〜坂戸
茨城県鹿島鉄道廃線跡(4)、坂戸周辺〜鉾田駅

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茨城県鹿島鉄道廃線跡(1)、石岡~小川

鹿島鉄道鉾田線は2007年に廃止された地方ローカル私鉄のひとつです。
 私が小学生だった頃、恐らくは40年近く前、親父に日帰りで鹿島鉄道(当時はまだ関東鉄道鉾田線)へ連れて行ってもらいました。ローカル線目的で旅をした最初の経験。

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 鉾田線の乗り場はJR常磐線石岡駅の東側にありましたが、現在では石岡駅の駅舎も新しくなり、その跡地は再開発されようとしています。

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 石岡駅より霞ヶ浦の北岸を東に走っていた非電化のローカル線である鉾田線。廃止後は石岡より常陸小川まで廃線跡を舗装してバス専用道路にし、BRTとしてバスによる代替運転がなされています。
 小川の先は茨城空港へのバスが殆どとなりますが、一部旧鉾田線のルート通りに鉾田まで運行されるバスもあります。しかし1~2時間に一本しかなくとにかく不便。
 ちなみに茨城空港は2010年に自衛隊百里基地を民間共用して開設されました。歩いている途中、大空をファントムが飛び去って行くのを見て、百里基地の航空祭へ猛烈に行きたくなりました。ファントムがいまだ現役だったなんて!

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 ひたすら一直線な専用道路。しかし廃線跡をバスで走るというのも、なんだか気持ち悪く感じます。

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 BRT区間で唯一プラットホームが残っている石岡南台駅跡。バス乗り場には高さが必要とされないため、ここはただ解体を免れたに過ぎません。

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 BRT化は鉄道時代の駅に加えてバス停も増え、利便性アップとコスト削減に繋がり採算も取れているそうです。

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 旧小川駅跡のバス停。駅前は特に商店もなく閑散としていました。

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 小川駅跡付近からバスは一般道を走るようになります。廃線跡はレールが撤去されており、バラストだけが残っていました。葦のような草が生い茂り、9年の歳月を感じさせる。

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 霞ヶ浦沿岸は沼地多く、レンコン畑が多くあります。それにしてもレンコン農家の方は寒いのに大変そうです。ただ、近年農家の後継者不足から外国人労働者を多く募っているようで、バスに乗っていると東南アジア系の方が多く乗り込んで来ました。

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 小川駅から鉾田方面に少し歩いた所にある、園部川を渡る橋梁跡。

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 レールや駅舎が殆ど撤去された今、数少ない遺構のひとつです。

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 小川の南東外れの高台に小川南病院があり、その向かいの駐輪場には鉾田線の気動車が保存されていました。

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 車両は塗装し直されて非常に綺麗な状態で保存されています。

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 残念ながら内部は鍵が閉まっており立ち入り禁止。果たして自分が小学生の時に乗った車両と同じ車番かどうか、押し入れひっくり返して昔の写真を漁らないと何とも言えません。

茨城県鹿島鉄道廃線跡(1)、石岡〜小川
茨城県鹿島鉄道廃線跡(2)、小川高校下〜八木蒔
茨城県鹿島鉄道廃線跡(3)、浜〜坂戸
茨城県鹿島鉄道廃線跡(4)、坂戸周辺〜鉾田駅

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