前回時間の都合で巡れなかった市街地西部の城跡周辺を回りました。

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成田街道の北西部が佐倉城跡なのですが、まずは南城場外の武家屋敷跡を巡ります。

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この竹林の中を抜ける「ひよどり坂」は観光名所になっています。晴れたらもっといい雰囲気だったかも知れません。

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丘の上まで登ると武家屋敷が3軒並んでいます。ここ摘木小路はかつて多くの武家屋敷が建ち並んでいましたが、今ではごく普通の住宅街となっています。ただこの土塁に植え込みと言う景観は当時の武家屋敷の風情を強く残しています。

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こちらは旧河原家住宅。河原家がここへ移って来たのが1835年(天保6年)とされているので、その頃に建設された物と思われます。

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ちなみにこの河原家住宅は同じ摘木小路に建っていた物を現在の位置に移築し、解体調査中に発見された箇所なども復元したそうです。

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このような古民家を見学すると江戸東京たてもの園を思い出します。最近こう言うの見るの好きになりました。

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裏手に廻るとこんな感じです。

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二軒目はくらやみ坂の入り口を挟んで西隣にある但馬家住宅。

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この建物は元からこの場所に建っていた物なので、敷地の庭なども当時の物です。

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1821年(文政4年)から1837年(天保8年)の間に建てられたものと推測されるそうです。当時この住居に住んでいたのは誠心流槍術師範だった井口氏で、その後岡田氏の住居となり、明治8年に但馬家が購入しました。

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こちらの武居家住宅は築年代こそ不明ですが、天保の御制と呼ばれる規定による百石未満の藩士が住む小屋敷の規定に基づいた造りだとか。

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アニメ調のパネルなどもあります。まぁこう言うのも必要なんでしょうが、そんな無理して迎合しなくてもって思ったら、佐倉市が2020年に本気で「天倫の桜」と言うスマホゲームを作ってた。しかもかなり本気で。何かしら原作があってアニメ化されて聖地になると言うプロセスをすっ飛ばして、行政自らが原作作っちゃうとか逆に尊敬する。

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そんなわけで佐倉城跡。建物などは一切残っておらず、空堀などが城跡の面影を残すのみとなっております。

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城郭の殆どが明治政府の廃藩令によって解体されましたが、僅かに残っていた建物も1884年(明治17年)帝国陸軍歩兵第2連隊が宇都宮城跡から移転された時点で全て取り壊されました。

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歩兵第2連隊は後に歩兵第57連隊となり、通称佐倉連隊と呼ばれていました。

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駐屯地があった頃の建物も僅かに残っています。こちらは小銃や機銃の手入れに用いていた油を保管していた倉庫。

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こちらは兵士が高い所から飛び降りら訓練をしていた階段。かつては左手裏に木造の階段が付けられており、右手へと飛び降ります。最初は低い段からで徐々に高い所から飛び降りると思うのですが、最上段から飛び降りるとしたら回転しながら受け身でも取らないと骨折する危険性があります。ただ当時は根性とか気合いとかそう言う尺度で訓練していたので、怪我人も出ていたのてばないかと。

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ちなみにGoogleマップでも場所は出ますが、このような地図が各所にあるので探す事が出来ます。ただ階段は坂を降りた所なので、後回しにした方がいいかも知れません。

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こちらは便所跡。土台のみが残っている形です。佐倉の帝国陸軍歩兵連隊は歴史が長く、日清戦争から日露戦争、太平洋戦争の終戦まで続きました。

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こちらは天守閣跡の奥にあるモッコクの木ですが、兵士が文字を刻んだ跡が残っています。

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こちらが佐倉城の天守閣跡となります。佐倉城は戦国時代にはまだ未完成で、江戸時代に入ってから土井利勝により完成したそうです。

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こちらは佐倉城に使われた敷石で、城が解体された後はそのまま兵舎などの施設の敷石として流用されたとか。

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佐倉城跡を歩いて行くと国立歴史民俗博物館の裏手に併設されたレストランがあったので、そこで昼食をとり博物館に入りました。

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国立歴史民俗博物館は第一から第六展示室まで分かれており、古代から中世と歴史を追って巡って行きます。古代史とか別に興味は無かったんですが、ついついじっくり見学してしまいます。

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個人的に1番見たかったのが第四展示室の民俗学のコーナー。

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しかし古代と中世でじっくり見過ぎてすでに夕方。足早に回るしかなくなりました。

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近代の展示室もじっくり見たかったのにもはや駆け足。いや、国立歴史民俗博物館はとにかく広いから目的を持って見ないと、とても1日では回りきれないって話は「帝都を歩く」さんの記事で読んでいたんですが、いざ行ってみたら興味が尽きなくてついつい。
ここはまた改めて時間をかけて見に来ようと思います。