鹿島鉄道鉾田線は2007年に廃止された地方ローカル私鉄のひとつです。
 私が小学生だった頃、恐らくは40年近く前、親父に日帰りで鹿島鉄道(当時はまだ関東鉄道鉾田線)へ連れて行ってもらいました。ローカル線目的で旅をした最初の経験。

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 鉾田線の乗り場はJR常磐線石岡駅の東側にありましたが、現在では石岡駅の駅舎も新しくなり、その跡地は再開発されようとしています。

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 石岡駅より霞ヶ浦の北岸を東に走っていた非電化のローカル線である鉾田線。廃止後は石岡より常陸小川まで廃線跡を舗装してバス専用道路にし、BRTとしてバスによる代替運転がなされています。
 小川の先は茨城空港へのバスが殆どとなりますが、一部旧鉾田線のルート通りに鉾田まで運行されるバスもあります。しかし1~2時間に一本しかなくとにかく不便。
 ちなみに茨城空港は2010年に自衛隊百里基地を民間共用して開設されました。歩いている途中、大空をファントムが飛び去って行くのを見て、百里基地の航空祭へ猛烈に行きたくなりました。ファントムがいまだ現役だったなんて!

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 ひたすら一直線な専用道路。しかし廃線跡をバスで走るというのも、なんだか気持ち悪く感じます。

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 BRT区間で唯一プラットホームが残っている石岡南台駅跡。バス乗り場には高さが必要とされないため、ここはただ解体を免れたに過ぎません。

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 BRT化は鉄道時代の駅に加えてバス停も増え、利便性アップとコスト削減に繋がり採算も取れているそうです。

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 旧小川駅跡のバス停。駅前は特に商店もなく閑散としていました。

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 小川駅跡付近からバスは一般道を走るようになります。廃線跡はレールが撤去されており、バラストだけが残っていました。葦のような草が生い茂り、9年の歳月を感じさせる。

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 霞ヶ浦沿岸は沼地多く、レンコン畑が多くあります。それにしてもレンコン農家の方は寒いのに大変そうです。ただ、近年農家の後継者不足から外国人労働者を多く募っているようで、バスに乗っていると東南アジア系の方が多く乗り込んで来ました。

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 小川駅から鉾田方面に少し歩いた所にある、園部川を渡る橋梁跡。

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 レールや駅舎が殆ど撤去された今、数少ない遺構のひとつです。

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 小川の南東外れの高台に小川南病院があり、その向かいの駐輪場には鉾田線の気動車が保存されていました。

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 車両は塗装し直されて非常に綺麗な状態で保存されています。

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 残念ながら内部は鍵が閉まっており立ち入り禁止。果たして自分が小学生の時に乗った車両と同じ車番かどうか、押し入れひっくり返して昔の写真を漁らないと何とも言えません。

茨城県鹿島鉄道廃線跡(1)、石岡〜小川
茨城県鹿島鉄道廃線跡(2)、小川高校下〜八木蒔
茨城県鹿島鉄道廃線跡(3)、浜〜坂戸
茨城県鹿島鉄道廃線跡(4)、坂戸周辺〜鉾田駅

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