※この記事を書いた後の2014年11月、小田原地下街跡地は『ハルネ小田原』として再生されました。

 高校卒業まで箱根にいた訳ですが、子供の頃から買い物と言えば小田原まで山を下り、ニチイやシザワ、長崎屋、丸井、ヤオハン、箱根登山デパート、小田急百貨店などといったデパートやスーパー(現在全滅)に行ってました。なので半分故郷のような街です。‌‌

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 以前訪れた時には駅前地下街であるアミーオダチカが全店休業となっていた事に驚かされました。1976年に開業し2007年まで、およそ30年間市民や観光客たちに親しまれてきました。小田原初のファーストフード店としてロッテリアがオープンしたのも、このオダチカでした。

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 しかし郊外の幹線道路沿いの巨大ショッピングモールなどに客を持って行かれたのだろうか、まさに小田原の顔と言った地下街の閉鎖は、かなりショックでした。所有者である小田原市は管理運営してくれる企業を探しているようですが、いまだシャッターは降りたままで再生される様子は見られません。‌‌

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 とは言え中心街である栄町に行ってみると、その賑わいは今も変わっておらずひと安心します。長崎屋はドンキホーテに変わり、ニチイは地元ショッピングセンターに変わりつつ、同時に古くからある老舗は今でも暖簾を守り続けており、商店街として今も頑張っているようです。‌‌

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 小田原の中心街から離れるごとに、やけに空き地が目立ち始めます。‌‌ひとたび駅を離れると、カスカス。‌‌空き地のために、本来隠されていた部分が随分と露呈されています。‌‌

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 本町交差点の南東側、路地を一本入れば宮前町歓楽街に足を踏み入れます。‌‌

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 昔ながらの花街ですが、バス通りから一本奥の通りにあるため、未成年だった当時私もその存在を全く知りませんでした。‌‌

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 しかしスナックなどその大半がすでに潰れており、すっかり寂れた姿をさらしております。高級車がやけに路上駐車している事から、ヤのつく方の事務所があるように想像できます。‌‌

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 廃墟と化した宴会場。

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 場所が場所だけに、いかがわしい宴会場だったんだろうと思います。思わず水上温泉のホテル蒼海などを思い出させる。‌‌

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 連れ込み宿の名残。赤線などの花街の時代、ラブホと言えばこのような旅館でした。なんとも昭和。‌‌

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 その他、花町を思わせる建物たち。‌‌

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 どれも戦前から残っているといったふうな物ばかり。‌‌

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 気のせいだろうか猫もなんだかヤサグレタ顔つき。

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