銭湯

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【日記】横浜のドヤ街寿町で銭湯からの居酒屋

日本三大ドヤ街の一つと言われている寿町の銭湯、翁湯に立ち寄りました。
過去の記事はこちら。
神奈川県横浜市、寿町のドヤ街
永楽町の温泉銭湯〜寿町のドヤ街再訪

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かつて寿町の中心には寿町労働福祉会館がありました。昭和49年に出来た公益財団法人で、職業紹介所や診療所、銭湯などが開設され、上層階は市営住宅となっております。当時は冬場ドラム缶で火をくべていたため一階の天井が煤だらけでした。

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その施設が去年の6月に建て替えられ、健康福祉センターとしてリニューアルオープンしました。内容は以前と全く変わっていないようです。一階の屋根の下では老人たちが地べたで将棋を指していました。

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その二階にある銭湯の翁湯。洗い場も浴槽も広く清潔で、とても使い勝手が良い。

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銭湯を出ると目の前にはバラック飲み屋街。風呂上がりに入ろうと覗いて見ると飲み屋ではなくノミ屋だったりして、その両隣りもスナックだったりして、しばらく露頭に迷う。

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とにかく喉が渇いたので、東側に少し歩いたところの比較的敷居の低そうな居酒屋「めぐ」さんに入りました。

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韓国人の気さくなママさんが一人で切り盛りしている店で、自動的に晩酌セット、生ビールとタコ刺しで1000円。だいたい一品4〜500円と言ったところですが、タコ美味かった。聞いてみるとこの界隈で居酒屋的なメニューがあるのは3軒ぐらいで、あとはだいたいスナックだそうです。

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後日、更に開拓しようと思い寿町に立ち寄りました。寿町西側の路地裏飲食店街は戦後のニューカマー系のコリアタウンなのですが、う〜ん、二の足を踏んでしまう。

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大通り沿いなら入り易いかと、翁湯の向かいのスナック優子さんにイチゲン突入。生ビール二杯とウーロン割り3杯ぐらい飲んで、おつまみ二回頂いて確か3500円。カラオケに1000円投入。楽しい時間を過ごさせていただきました。韓国系のママが綺麗で優しくて、また来たいと思いました。この界隈の歴史についても聞きたかったのですが、寿町の先輩方と楽しく飲んで歌って満足してしまった。
ちなみにマイクは毎回消毒してますし、そもそも横浜でコロナが出たのはホストやキャバクラのある歓楽街の福富町辺り。意外と言っては失礼ですが、中村川沿岸ではコロナは発生していないようです。

寿町は日本三大ドヤ街と言われています。しかし実際はヤの付く方々の街である以外に、コリアタウンという側面もあります。とは言え、この街の在日韓国人系のママさんや女将さん達は、金に厳しいながらも日本人とほぼ同化している印象を受けました。なんて言うか、それが当たり前の世界。人種云々は置いといて、そこで暮らす人々であり優しさがありました。
すっかり酔ってしまいましたが、ともあれこう言う街に落ち着く自分が居ます。

神奈川県横浜市、横浜で銭湯巡り

最近家の風呂釜の調子が悪く、現在勤め先の横浜市南区にて仕事帰りに銭湯へ寄る事が多くなりました。

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まずは重複しますが以前の記事でも触れた中村町にある仲乃湯。市営地下鉄阪東橋駅から横浜橋商店街を抜けた先にあります。
Googleマップ

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何度か通ってますが、周りがドヤ街で風呂上がりには近くの角打ちやフライ屋、横浜橋商店街などで一杯というコースが出来上がってます。

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銭湯画こそありませんが中は広く、小さな露天風呂まであります。

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こちらも昔の記事で触れてますが、永楽町にある永楽湯。市営地下鉄伊勢崎長者町駅と阪東橋駅の間ぐらいにあります。
Googleマップ

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ここは横浜でも珍しい鉱泉の黒湯が楽しめる温泉銭湯です。

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この辺りは昔、永真遊郭があった辺りで、恐らくはその当時のままと思われます。中之湯同様、見事な折り上げ天井。

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こちらは弥生町にある辯天湯。べんてんゆと読みますが、市営地下鉄伊勢崎長者町駅のすぐ近く。
Googleマップ

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アプローチが渋過ぎると思ったら裏口でした。こちらが大通りに面した正面。マンションに併設されている銭湯です。

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ラドンイオン発生器、ミネラル温浴剤、超音波マイクロバブル発生器など色々あり過ぎてよく分かりませんが、それよりなによりも46度あって超熱いです。浴室にはモザイクタイルで姫路城がドット画のように描かれていますが、ちょっとイビツに歪んでます。

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脱衣所は昔の町医者の待合室みたいで、とにかく突っ込みどころが多い。

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こちらは戸部町にある松島館。市営地下鉄高島町駅から歩きます。
Googleマップ

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こちらもかなり歴史のある銭湯。裏手は小高い丘となっており、その上は住宅街。

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浴室には板貼りの壁に富士山の銭湯画。温度計は42度を指してましたが、体感的にはちょい熱め。

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骨董品クラスのマッサージチェアー。使われる人は居るのでしょうか。

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最後に少し離れますが、大和町にあるいなり湯。根岸線山手駅から商店街を進んだ奥にあります。
Google マップ

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ここは至るところが古いまま。バネ式の下足箱の鍵なんかも懐かしいです。

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折り上げ天井に埃の被ったシャンデリア。ここも数少ない鉱泉の黒湯に入れる温泉銭湯です。ほぼ無臭ですが多少肌に纏わり付くような浴感。深い浴槽に腰掛けて胸まで浸かっていれば、汗が止まらなくなります。

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ここにもマッサージチェアー。と思ったらお爺さんがコインを投入。バタバタと爺さんの背中を叩く音が。

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風呂上がりには斜向かいにある立ち飲み屋、大和町もつ肉店で生ビール。

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生490円、割り物400円と、そんなに安くないと思っていたら、350円のもつ煮が溢れている。しかもトロトロで超美味い。鶏レバーも一本150円ですが半焼きで溶ける。ちょっとこの、いなり湯から大和町もつ肉店へのコースはまた行きたいと思いました。

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おまけ。京急日の出町駅と黄金町駅の間、かつてチョンの間地帯だった街にある、人間用コインシャワー。人間用と銘打つあたり、犬でも洗ってた輩がいたんでしょうか。

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昔、25年ほど前まで私が住んでいた新宿区の大久保にも、このようなコインシャワーがありました。今ではほとんど残ってないんでしょうかね。

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当時は10分100円とかで、100円だけだと頭を洗ってる最中に止まってしまうという。風呂無しアパートだったので、よく利用していました。

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かつてのチョンの間跡地は当時の面影を残したまま。美大生にアトリエとして安く貸したりしているようですが、いまいち発展している様子も無く、半ばゴーストタウン化しているのかも知れません。また近い内、昼間にでも再訪出来たらと思います。


神奈川県横浜市、中村町ドヤ街の銭湯や角打ち

近頃横浜方面の仕事が多いため、しばらくは横浜をじっくり攻めてみようと思います。

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仕事場から中村町へ歩いてまず目に付いたのは中村川沿い山手側(南側)に建つこの建物。調べてみても詳細は不明ですが、少し前まで神奈川県立高等学校教職員組合という表札があったそうです。

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裏手に回ると県警中村分庁舎という、これまた古い建物が。こちらは昭和5年に警察学校として建てられたそうで、川沿いの建物も同時期に建てられたものでしょうか。

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こちらはさらに奥に建つ武道場。中村分庁舎は自動車警ら隊が入っていますが、この武道場で剣道や柔道、逮捕術などの武道訓練をしているそうです。

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川沿いを海側に歩いて行くとこの強烈な建物。二階と三階は一体どうなっているのか。ロフトとかメゾネットなどを想像しましたが、よく見れば簡易宿泊施設。カプセルホテルのような構造になっているのでしょうか。謎です。

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この辺りから簡易宿泊施設が多く建ち並びます。以前訪れた寿町はもっと下流の川向こうですが、この辺りにもドヤ街があったとは知りませんでした。

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そんな中村町の銭湯、仲乃湯でひとっ風呂。

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伝統的な銭湯建築。素晴らしい建築物です。

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この辺りは年金生活者が多く、開店の3時半から高齢者たちで賑わっていました。

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銭湯とドヤ街の間にある酒屋さん、鎌倉屋酒店。ここがまた、場所が場所だけに角打ちをやってました。

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入って見るとちょうどお笑い芸人のジョニ男さんが、氏のインスタグラムの撮影をなさってました。私もインスタグラムはやっているのですが、氏の「ジョニスタグラム」はフォローして、いつも見ていたので、少しお話する事ができました。

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今回の目的地はこの「フライ屋」さん。以前友人から教えて貰いずっと行こうと思っていたのですが、それ以上に周辺の街並みに驚くばかりでした。

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「コ」の字のカウンターのみの、いかにもな大衆酒場。

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生300円、フライはそれぞれ100円。しかしレンコンは3つ、串カツは2本、シイタケは2個、ハンペンは反則なほどデカい、チクワは一本を二等分、それで100円は安過ぎる。

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他にも気になるメニューがたくさんありますが、とにかく美味くて安い。ここはしばらく通います。

追記・2020年4月2日

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フライ屋さんから坂を少し登ったところ、焼きそばの看板が。残念ながら廃業されたそうです。戦後、簡単に作れるという理由から数多くの焼きそば屋さんが存在していましたが、現在では絶滅危惧種です。

世田谷区三軒茶屋(1)、路地裏迷宮のバラック居酒屋と銭湯

まず、ヤバいくらい狭いし、昭和の雰囲気が全然残っていた事に衝撃を覚えました。三軒茶屋のいわゆる三角地帯と呼ばれる土地が、こんなんだったなんて!

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246号線から世田谷通りが分岐する、そのY字路の内側。この一帯が戦後の闇市を彷彿とさせる低いバラックだらけの路地裏となっています。

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交差点側はまさに闇市を思わせる木造アーケードのエコー仲見世。

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仲見世から先、246から2筋ばかり路地裏飲食店街があります。奥に聳えるのは三茶のシンボル、キャロットタワー。

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もう一本の路地は廃業した店が多いのか少々暗い感じが。

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そしてその更に奥には迷路のように狭い路地が張り巡らされており、居酒屋やスナックなどがひしめき合っています。

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通路なのか何なのかよく分からない所でも、ちゃんと通り抜けれます。

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廃業した店もあるものの、都内のこのような路地裏飲食店街では比較的多くの店が生き残っているように思えます。

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元々、東急沿線である三軒茶屋は山の手に部類されるため、中流家庭からセレブまでが多く住まれています。さらに近年、渋谷に近いながらも学生街も近く、そのため下宿屋も多かったので、若い人たちに人気でした。それだけに開発のスピードは早く、どうせオシャレな店ばかりだろうとタカをくくっていました。

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ところがどうでしょう、この溢れる昭和感、と言うか場末感。世田谷ナメちゃいけませんね。落書きはまぁ渋谷も近いから致し方ないか。

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もうこの辺が一番奥かな?

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ぬ、抜けれる?

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抜けた所に超香ばしいバラック。と思ったら飲み屋さんじゃない。オオモリヤさん。こりゃ突入するしかない。

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すげー味のある雰囲気。以前はお年寄りが一人住んで居ましたが、高齢のため老人介護施設に入ったそうです。その後物置のように使われていた所を7年前、今の店長が借りて店を開いたとか。

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鶏料理と玉子料理のお店。一本160円でこのボリュームはお得。芋焼酎のラインナップも充実。特にここの塩煮込みが超美味い。

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翌日も行ってしまいました。この日は店内が混んで居たので店先で三杯。左手のビニールで囲まれた席は、なんとコタツがあるとか。驚くことばかり。三軒茶屋で仕事がある時は通ってしまいます。

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バラック飲み屋オオモリヤさんのさらに奥には廃屋が一軒。しかしよく見ると……

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銭湯ですと⁉︎ コインランドリー入り口と書いてありますが、こんな所に銭湯が。

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この通り、実は知人に教えてもらったのですが、プレステ4のソフト「ペルソナ5」に出てくるとか。後日その知人にソフト借りてやってみると、店こそ違うものの通りはそのまんま、しかも千代の湯のコインランドリーはそのまま出て来て汚れた防具とか洗えるという。ペルソナシリーズはアニメも見てたし好きなので驚きました。

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写真は千代の湯の246側入り口。内部は撮影禁止ですが、広い浴槽とトタン板に描かれた富士山のペンキ画。ごく普通の銭湯でした。また反対側に抜けると国道246号に出ます。

埼玉県秩父市(2)、秩父市街の産業遺産と三業地

続きです。

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少し戻って路地を北へ。長屋のように連なっているのは秩父銘仙(織物)出張所。手前から1号2号3号棟となっており、昭和元年建築の登録有形文化財です。

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現在は中を改修してオシャレカフェやバー、蕎麦屋などが入っていました。

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2号棟と3号棟の間は通り抜けられるようになっています。

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国道73号に戻ります。銘仙(織物)問屋柿原商店。登録有形文化財です。

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さて、こちらは秩父駅も近い下平通り。この辺りはかつて料亭や置き屋、待合などが軒を並べる三業地だったそうです。

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旧「花月」と言われている建物。ステンドグラス風の飾り窓が素晴らしいですが、現在はヨガ教室とか。

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こちらも花街らしい建物。この辺りの建物はなぜか文化財指定されていません。

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左手にはこれまた古い長屋が。手前には蕎麦屋「楽蔵」さんが入っています。

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その奥、蔵が併設されているところを見るに商家でしょうか。

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線路から離れるごとにノコギリ屋根の織物工場跡が目について来ます。影森や三峰口など秩父鉄道線の奥の方に行けば、沿線に蚕の餌である桑畑が広がっています。ここ秩父地方の山間部にはかつて養蚕農家も多く、毛織り物産業を支えていました。

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裏に廻れば木造のノコギリ屋根。桐生の街を思い出します。

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秩父駅に向かう途中にあった銭湯の「たから湯」。長屋住まいの工場労働者たちが汗を流していたのでしょうか。

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「たから」と読めない。ここも残念ながら月曜定休のため入れませんでした。

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仕方ないので猫で癒されます。

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明治初期に建てられたという商人宿「秩父館」。今で言うビジネスホテルみたいなものでしょうか。現在は地元の方々が手芸品や陶芸品を展示販売するスペースとなっています。

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店頭では地元農家の方々による野菜も販売。改装しているとは言え軒下の造りなど見応えが有ります。

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明治33年に芝居小屋秩父座として開業した松竹秩父国際劇場跡。昭和58年に閉館。正面の外観のみ当時の面影を微かに残すのみで、中は大幅に改築されています。

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こちらは秩父駅前唯一の飲み屋街。特に期待するような路地裏感はありませんでした。
秩父と言えば夜祭ぐらいしか人が来ず、観光地としてはマイナーです。西武も箱根や軽井沢の観光開発には力を入れるクセに、お膝元では去年やっと西武秩父駅を再開発した程度。もっとも古い街並みの景観としては川越に敵わないし、結局期間限定の芝桜と夜祭に頼っている部分もあるように見えます。
しかも先月の27日、秩父鉄道を走るSLが故障。機関車に連結している炭水車の車両と台車をつなぐ接続部に金属疲労による亀裂が見つかり、復旧には長期間かかるそうで10月から11月の行楽シーズンの運休を決めたそうです。夜祭には間に合わせようと考えているのかも知れませんが、大きな打撃でしょう。
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