路地裏飲食店街

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大分県別府市(2)、市街の歓楽街と竹瓦アーケード

繁華街の広がる別府市元町の東側、海寄りの地区を歩きます。

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新宮通りの南側に一本入った路地を歩いて来ましたが、途中二本のアーケード商店街と交差します。

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二本目のアーケード商店街は「セルパセオ銀座」。

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アーケードを越えて海側へと進みます。間口の狭い店舗が軒を連ねる。

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猫も多く見かけました。

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外装を改修しなければ、こんな雰囲気。

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海岸の手前に明治12年創業の共同浴場、竹瓦温泉(次の記事で紹介)が有るのですが、その周囲を現役の風俗店が取り囲んでおります。

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竹瓦温泉の向かい正面に、日本最古の木造アーケード「竹瓦小路」が残っています。

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このアーケードは大正10年12月に完成したそうです。

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現在はほぼシャッター商店街ですが、かつては竹瓦温泉の入湯客向けの土産物店や飲食店などが軒を連ねていたそうです。

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元々は旧別府港から竹瓦温泉まで雨に濡れないよう歩けるのが目的だったとか。

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木造の梁は当時のまま。電線のガイシもかなり古いものです。

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アーケードは途中海の方へと抜けられ、丁度T字の形をしています。

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T字を出たところ。駐車場を隔てて海沿いを走る国道10号に出ます。

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共同浴場などを巡りつつ、夜の繁華街へ。居酒屋で湯上りの生ビールなどを飲みつつ。

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昼間巡った新宮通り南側は風俗店以外真っ暗で、ほとんど営業してませんでした。なので新宮通り及びその北側へ。

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こちら側も渋い路地裏がたくさんありました。開いている店も多く、人通りも多少賑やかです。

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そんな中、一軒のスナック「花実」に突入。

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観光客向けではなく、あくまで地元の人向けのスナック。当たりです。時間制限無しのカラオケ無料、チャージとボトル代のみが料金となります。こういう店をいつも探している。地元の先輩方と仲良くなりカラオケ歌って別府の夜は更けて行きます。しかし、九州のカラオケは長渕剛率が高いwww

大分県別府市(1)、市街地の路地裏飲食店街

一昨年の11月より一年ちょっとぶりに九州。今回は別府から攻めていきます。

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別府は日本一の湧出量を誇る温泉地で、温泉が大衆化した江戸時代より西の横綱と言われて来ました。

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街の規模としても大きく商店街もあり、温泉地というよりは普通に地方都市と言った雰囲気。こちらは駅前の北浜通りの南側に並走する新宮通り。

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新宮通りがアーケード商店街「やよい」と交差する角に老舗の鰻屋「大谷本店」があります。

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限定セットは鰻少なめながら1300円という安さ。蒸さずに焼く関西風の鰻を初めて食べましたが超美味い。

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新宮通りから一歩奥へ足を踏み入れれば、巨大歓楽街温泉街としての名残りを感じることが出来ます。

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こちらは全国でも絶滅の一途を辿っているピンク映画館。

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ヒサシが特徴的な長屋。たまに一階がスナックになっていたり。

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外壁の色が変わってもヒサシの形から同じ長屋の別棟だと分かります。飲食店兼住宅か、あるいは赤線の跡という可能性も。

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その長屋の中央には共同浴場の跡も。組合員と月極め契約者専用と書かれていました。

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路地裏のスナック。やっているのか廃業しているのか。

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夜この辺りを通ったところ暗かったのですが、訪れたのが祝日前の日曜日だったので何とも言えません。

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何棟も連なる長屋はほとんどが木造二階建て。大分県下では昭和20年3月より5回に渡る空襲を受けるも、別府市はほとんど被害を受けなかったそうです。また、特に大きな大火も無かったようなので、戦前建築の可能性もあります。

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建物の造りがことごとく渋い。

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海側に近付くにつれ、スナックビルが目に付くようになって来ます。

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しかし廃業した店がほとんど。

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スナックの扉1枚に対して低い潜り戸がひとつ。カウンター1本の狭い店である事が想像できます。

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最盛期はさぞかし賑わいを見せていたのでしょう。

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こちらもスナックビル。

後編に続く。

秋田県秋田市、場末の路地裏迷宮(後編)

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南に進みます。こちらは川反5丁目小路。

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さらに南の「みきょう小路。左半分が潰されて駐車場になってます。

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にゃー

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途中右手に袋小路。たまりません。

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にゃー

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みきょう小路の奥には通り抜けられる通路も。

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にゃー

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左側のシャッターは開くのでしょうか。

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て言うか猫多っ!wwwww

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一本西側の通りを北へ戻ります。すると右手にまた渋い小路が。

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千秋小路という長屋に挟まれた路地裏。夜に訪れたいとつくづく思います。

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ただ、外側を見るとすでに崩壊していました。
そんな訳で反町界隈。場末の場末って感じで、とても刺さりました。夜の反町へのリベンジを誓いながら、翌日は羽越線を南下します。

秋田県秋田市、場末の路地裏迷宮(前編)

大曲花火大会の翌日、レンタルサイクルを借りて秋田市内を巡ります。

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1995年の秋田新幹線開業を契機に駅ビルとその周辺を再開発。1997年には現在の駅舎が完成しました。

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駅前バスターミナルも秋田杉をふんだんに使った綺麗なもの。しかし駅正面に駐車場。再開発と同時に駐車場だらけの歯抜けの街になると言う、ゴーストタウン化も進み始めています。

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駅の近くには秋田市民市場があります。出展者親睦団体商栄会として戦後の昭和26年に発足し、以後協同組合となり昭和39年に現在の位置に移転。いわゆる商店街のような物ですが、現在の建物は平成22年に完成。

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中心街のある西口、南に歩いた中通り町、さっそく渋い建物が。中央から奥に抜けられるようになっています。

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駅前民謡会館という木造モルタル二階建ての長屋は、やってるかどうか分からないスナックだらけ。

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こちらもスナックビル。宿泊先のビジネス旅館の近くだったので行きたかったのですが、花火終わりで到着したのが深夜1時過ぎだったので今回は諦め。

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西口から真っ直ぐ進むと城跡にぶつかり、左手にお堀沿いに歩けば川反通りという三業地になります。とは言っても現在では芸妓も絶滅し、一軒の料亭が残るのみ。

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このモルタルの意匠など見事。

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こちらが唯一残る料亭「濱乃家」さん。大正7年創業。

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現在は中華料理店ですが、花街の名残りを色濃く残しています。

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こちらも花街の名残りか、郷土料理のお店。

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現在ではキャバクラや風俗店の多い歓楽街ですが、そこかしこに妖しげな路地が。

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南へ進んで行くと、かっぱ小路という長屋に挟まれた路地が。夜に歩けなかったのが口惜しい。

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入ります。

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これぞ場末(秋田)の場末(路地裏)と言った雰囲気で、マジかーと思わず声が出てしまう。

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袋小路の奥から振り向けばこんな感じ。ちなみにこの界隈はあくまで三業地であり、遊郭や赤線はさらに西の鉄砲町にあったそうです。帰ってからその事実を知り、ますますリベンジの必要性を感じる。

千代田区神田(4)、2019年3月で消えてしまうガード下迷宮

かつて神田で働くサラリーマンや地元の方々に愛され賑わっていた、大衆食堂(居酒屋)の升亀さんや大越さんが並んでいた、神田駅南口西側のガード下。升亀は2013年にオーナーが母親の介護をするため店を閉め、大越は2016年末に耐震補強工事に伴い退去、スタッフの高齢化もありそのまま閉店となりました。下の写真は2015年当時、すでに升亀さんが消えた後の様子。

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私は年に一度必ず、神田で健康診断を受けているのですが、升亀さんと大越さんは健康診断が終わった後の昼間からから飲める店と言うことで、とても重宝してました。あの、店員にジジィとババァしかいないって所とか大好きだったんですが。

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現在は耐震補強工事も終わり、升亀跡地に大型チェーン店の日高屋が建っています。

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しかしさらに右手、東京駅側に狭い入り口とエアコンの室外機がみっちり詰まったガード下店舗が残っています。

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カウンター1本のみの狭いスナックや小料理屋が軒を並べているんだろと思い、右から二番目の「大安」の看板の下を開ける。開けてみてビックリ、なんと奥へと続く通路があり、その両脇に4つのカウンターバーやスナックが!

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右手二番目の暖簾を潜るとL字カウンター1本の狭いスナック的な店「佐々文」さんが。メニューにコーヒー割が有ったので頼んでみると、金宮焼酎にコーヒー豆を浸けるという、いつも通っている新橋の「南」と同じ作り方。ただ南はひと月浸け込んだものを水で割るのに対して、ここは2~3日寝かせた物をロックで。さらに通は生クリームを舐めながらと常連さんに教えてもらい、試してみると、これがまた合う。またここで割り物を頼むと25度の金宮で濃いめに作ってくれます。この店、その後通い続けてすっかり常連になってしまいました。

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通路の奥はビニールで仕切られ、その奥には居酒屋があります。一応店の体をなしていますが、床はまさに路地裏と言った感じの石タイル張り。しかもデコボコです。つまりここは本来ガード下を通り抜ける路地裏で、その通路の左右に何軒もの飲食店が軒を並べていたと言う形。
この店は宮ちゃん、ふじくら。お通し300円。元々二つあった店の仕切りを取っ払って一つの店にしたとか。通路側のコの字カウンターと二つのテーブル席、奥に1本のカウンター。どちらかが宮ちゃんでどちらかがふじくら。

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こちらは奥右手のストレートカウンター。そのカウンターの上にはデンモクが。なんとこの店、カラオケまであります。聞けば夜9時半以降、一曲200円で歌えるとか。普通にカラオケ居酒屋なのです。

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店の隅はガード下のアーチ型を思わせる斜めの壁となっています。カラオケは早い時間だと隣の店に迷惑掛かるからとのことですが、そもそも通路を挟むカウンターのみの4店舗とはヒラヒラなビニール一枚で遮っているのみなのですが!

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ふじくら店内の左手のコの字カウンターの奥、さらに左手にビニールシートの仕切りがあり、そこを入ればガード下正面に見て一番左手の「翠」と「かえる」の看板の下の扉に抜けられる。

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外側(写真)が「翠」になりますが、ここだけガード下の工体が露出しています。意味の無い庇が謎を呼ぶ。

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トイレは通路の真ん中に共同トイレがあります。男子便器の間隔が狭く並ぶと肩と肩がぶつかる。ちなみに女子トイレは右手の扉。

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宮ちゃん及びふじくらの奥、突き当たりのカウンター右手には扉があり、出ると線路の東西を結ぶ車道に出ます。この展開、予想外。とは言えこのように現在では奥の二店舗が一つの居酒屋になっているので、実際通り抜けるのは気が引ける。

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線路下を南西から北東に抜ける車道には宮ちゃんの入り口、右に次郎長寿司の暖簾、3〜4年前に90過ぎのお母さんが腰を悪くして店を閉めてしまった立ち食い蕎麦「神田そば」。

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そしてさらに右手には立ち飲み「やったるで〜」さん。線路に対して斜めに横切るので意外と距離があります。右手奥に見えるのは神田駅南口の東側出口。つまりこのガード下は三角形の形をしております。

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立ち飲み「やったるで〜」さんは生380円、割り物250円、おつまみは100円の小皿から焼き鳥は2本セット200円と実に安い。お通し代を取らないながらもサービスで小さな柿ピーが出ます。[地図

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ここでもコーヒーハイを発見。ここのコーヒーハイは業務用焼酎をアイスコーヒーで割ったもので、コーヒー感が濃いい。

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店の奥の扉を開けると狭い路地があり、左に進むと右手にスナック「るり」を見つつ突き当たりに次郎長寿司。トイレはこの次郎長寿司のトイレが共同トイレとなります。扉を思い切って開けると寿司食ってる人の背中に当たるので注意。

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左に曲がって寿司屋のカウンターの後ろを通り抜ければ宮ちゃんの隣に出ますが、ここも通り抜けるには気が引ける。特にこのスナックるりはいずれ訪れて見たいと思います。なんでも寿司屋の奥さんが先代(義母)から引き継いだ店で、戦後の昭和22年からやってるとか。

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立ち飲み屋の裏口から右に行くと、線路下の立ち飲み屋角から北西に抜ける車道。絵に書かないと非常に説明し辛いのですが、まさに迷宮といった様相。しかもそれぞれ二階もありカラオケボックスが有ったりします。ここにはかつては赤線もあったという噂ですが、まだまだ全容解明には至りません。

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チェーン店でも何でもなさそうな怪しいカラオケボックス。

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案の定天井は低いものの、普通に安いカラオケボックスでした。

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ところ変わって神田駅からさらに東京駅寄りに離れたガード下には、かつて今川小路という激渋飲み屋街が存在しました。上の写真は2015年当時のもの。

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まだ店には入った事が無くしばらく先送りにしていましたが、今回意を決して突入しようと行ってみたらなんと全滅。後で調べたところ、耐震補強工事に伴い去年(2017年)9月で退去させられていたようです(産経ニュース参照)。一歩遅かった!
上野の超有名店である大統領などは耐震補強工事で一旦ガード下の店を閉めましたが同時に近くに広い新店舗を造り、工事が完了するとまた元の場所に店を建て直しました。観光客でいつもごった返していた大統領は資金もあり後継者もいた事から継続できましたが、ガード下の多くの老舗は店員の高齢化や常連客の定年退職などで閉めてしまう店がほとんど。この神田駅南口のガード下三角地帯も2019年の3月をもって全店強制退去と言われています。私はその最後まで、この素晴らしいガード下飲み屋街を見届けようと思います。
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