路地裏飲食店街

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北海道帯広市(3)、横丁路地裏迷宮(後編)

 帯広の街は他の地方都市と同じように駐車場だらけの歯抜け状態となっております。テナントがことごとく廃業した事で空きビルとなった古い廃ビルはどんどん解体され、その後買い手の付かない空き地は手っ取り早く駐車場にしてしまうのでしょう。

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 帯広駅から名門通りを北へ繁華街を抜けてしばらく行くと、広小路アーケード商店街にぶつかります。比較的新しいアーケードが東西に延びていますが、協力的な商店が少なかったのか非常に短く、しかも開いている店も少ないです。

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 アーケードを抜けると、場末感が一気に高まって来ました。

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 左手前の路地、八丁堀。この辺りに来ると完全に地元の人しか訪れないスナック街となります。

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 右側にはコの字型をした袋小路のスナック路地エイト。徐々に廃墟率が高くなって来ました。

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 どの路地も共通してトイレは共同。どこも下水道が整備されていない同じ時代に建てられているのでしょうか。

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 エイトの奥に並んでいる路地、いなり小路。こちらは向こう側まで通り抜けられるようになっています。

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 敢えて昭和の雰囲気を演出するなど工夫しているからか、意外と生き残っている店が多いようです。

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 更に奥へと進むと左手に新世界小路という路地。

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 ここは北側の列だけが生き残っているようですが、営業している店は比較的多いです。

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 新世界小路西側の入り口。ネーミングも看板も思い切り昭和です。

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 名門通りから西に一本ズレた通りを北に進むと、左手にスナック路地の名残りが。向い側は新しいアパート、裏手は駐車場に囲まれており、昔のこの辺りの街の景色はどんな感じだったのかと想像を巡らせずにはいられません。

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 最後に上の写真の向い側にある名称不明な横丁。

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 ここは既に全滅し、廃墟化していました。

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 コの字型をした袋小路の突き当たりから通りを眺めます。路面が砂利なのは最初からなのか、だとしたら凄まじい場末です。

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 突き当たりには当然のごとく共同トイレ。営業していた時代に訪れて見たかったです。それにしても路地の数が半端ない。さらに帰ってからよくよくgoogleマップを見てみたところ、さらに北へ入って行くとまだまだ沢山の路地があるじゃないですか。帯広恐るべし。必ずや再訪すると誓いました。

北海道帯広市(2)、横丁路地裏迷宮(前編)

 北の街にはなぜスナックが多いのか。ここ帯広も例外なく飲食店街の広さが半端ないです。

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 駅前から北へ延びる銀座通り。しかし、日曜日の昼だからかも知れませんが、延々と続く直線に人影は全く無し。

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 北海道のほとんどの街は開拓によって造られた街なので碁盤の目となっています。そして常に平行する通りから通りまで、このような路地が幾本も通っています。屋台村のような感じで、路地の中央には共同トイレ。

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 こちらは恵小路。たまに袋小路となっているところも。

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 こちらの路地は北の屋台。空き地を利用して2001年にボランティア団体などの手によって新しく造られたそうです。

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 完全な屋台村で、ここも中央に共同トイレ。

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 夜になるとどの屋台も人で溢れ返りますが、大半は観光客のようです。

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 一見するとビルですが、奥の通りまで抜けれるようになっております。

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 中に入れば両側に小さな店が軒を並べる飲食店街。ここも中央に共同トイレ。

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 凝った木造モルタル建造物。プリンス劇場という看板から調べてみたところ、昭和28年開業の映画館だったそうです。2012年閉館。

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 その隣には、これまた通り抜けられるビルが。

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 しかし、こちらはすでにゴーストタウン状態でした。天井が吹き抜けになっており、よく見れば縦長の建物が2棟平行に建っており、通路にアーケードのような屋根が付けられているだけでした。

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 現在飲み屋ビルなどには、スナックなどが比較的生き残っているようです。基本的に極寒の地ですので、あまり外を出歩きたくないのかも知れません。

川崎市武蔵小杉(2)、再開発前の小杉町3丁目東地区

およそ一年半振りに武蔵小杉を訪れました。以前訪れた様子はこちら

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JR南武線武蔵小杉駅北口駅舎。中原街道に面したこの駅が、本来の武蔵小杉駅と言えるでしょう。

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その武蔵小杉駅の東側から線路をくぐり南に出ると、UR小杉三丁目市街地住宅があります。ここから南東に掛けての一帯が、小杉町3丁目東地区再開発区域となっており、タワーマンションが計画されています。背後にはすでに完成した小杉町3丁目中央地区のプラウドタワーが聳え建っています。

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一階はスーパーマルエツ。二階から上は「コ」の字をした団地。

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住人は立ち退きがほぼ完了しています。しかし本来の計画では今年度(2016)土地の引き渡しが完了し解体工事が始まる予定でしたが、地権者や住民らの反対もあって計画が遅れています。

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マルエツの向かいの線路際には抜け道のような路地があります。

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すでに廃ビルとなっていますが、再開発の完了した中央地区から駅へ抜ける人々が、私道のようなガタガタ道をひっきりなしに歩いていました。

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マルエツの並びには多くの古いビルが建ち並んでいます。この一帯も全て取り壊す予定ですが、今のところ普通に営業しています。

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こちらは東地区の東側、東急東横線武蔵小杉駅の西側になります。
武蔵小杉総合情報サイト武蔵小杉ライフに再開発の全貌が記されていますが、凄まじいとしか言いようがないです。

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こちらは東横線武蔵小杉駅西口の駅前にある路地裏飲み屋街、センターロード小杉。以前訪れた時にも撮りましたが、この一画だけは再開発されず高層マンション群の真ん中に残ります。

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このセンターロードの中に武蔵小杉唯一のネットカフェがあります(まだ営業しているかどうか分かりません)。ここは昔一度だけ利用した事がありますが、角のタバコ屋のおばちゃんにお金を払って利用券を受け取り、二階に上がって兄ちゃんに券を渡すと席に案内されるという、なんとも怪しげなネットカフェでした。利用客は皆中国人で、しかもパソコンが猛烈に重い。

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武蔵小杉は湘南新宿ラインが通るようになって以来地価が高騰し、閉鎖された工場跡地から次々と再開発が進み、今では常に住みたい街ランキングの上位に食い込むほどの人気を集めています。建てれば売れるとばかりに高層マンションが雨後の筍の如くニョキニョキと建ち続け、かつての埼玉県川口市のように急激に人口が増え続けています。

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センターロードから南に向かった線路沿い、かつて小さな歓楽街が細々と生き残っていましたが、すでに跡形もなく消えていました。ここには条例的にアウトなピンサロ「レモン」があったと思いましたが、街の浄化かなんかで消されたのでしょうか。
武蔵小杉はもう落ち着いたとばかり思っていましたが、南武線小杉駅北西部の小杉駅北部再開発地区では今現在タワーマンションが建設中で、今回訪れた三丁目東地区でも計画が進んでいます。この異常なまでの再開発はいったいいつまで続くのか。また、武蔵小杉の未来はどうなって行くのか。今後、様々な問題が浮かび上がって来るような気がします。

静岡県熱海市(7)、旧赤線地帯再訪〜渚町

 以前訪れた中央町のカフェー建築を見て行こうと、初川沿いの路地を入って行きました。
下の写真はおよそ4年前に撮影したものです。

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 しかし、訪れて見たら既に解体され更地になっていました。

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 熱海の赤線地帯跡の中では最も代表的とも言える建物だったのですが、残念でなりません。ただ、他の建物は今だ健在でした。

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 以前撮影しなかった物件を撮っていきます。

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 実際のところ、カフェー建築の面影を残している建物は、撮りきれないほど存在します。

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 特徴的な建物はかなり広範囲に建っており、何処までが娼館だったのか、実際確証は持てません。

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 初川の北側にはスナック路地などもあります。

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 このような路地裏スナック街も、どこまで現役で営業しているのか、夜に訪れて見ないと定かではありません。

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 こちらは芸妓さんが練習したり詰めたりしている見番です。芸妓さんも昔に比べたら相当減っていると思われます。熱海では特に企業による団体旅行の最盛期、その役割をコンパニオンなどに奪われていったでしょう。そのコンパニオン業界も今や風前の灯火。今現在残るこの見番は、むしろ伝統芸能に近い形で観光向けに保存されているだけかも知れません。

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 中央町より海側へ大通りを一本越えると渚町になります。

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 渚町と地名だけ聞くとお洒落な感じがしますが、実際はソープランドからファッションヘルスまである、バリバリの風俗街です。

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 ここにも赤線地帯だった歴史があるのか、カフェー建築も残っています。

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 古い雑居ビルの中は通り抜けられるようになっております。

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 中には営業しているのか謎なスナックが軒を連ねています。果たして、これだけ怪しげな店を訪れる観光客など居るのでしょうか。

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 中央銀座通りにはストリップ劇場も残っています。かつて熱海が巨大歓楽温泉街だったのは、過去の話ではないのかも知れません。

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静岡県熱海市(1)、昭和の熱海、竜宮閣・日航亭大湯
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静岡県熱海市(3)、今に残るカフェー建築
静岡県熱海市(4)、来宮の山沿い〜山田さんちの山田湯
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静岡県熱海市(8)、龍宮閣に再訪・福島屋旅館・駅前浴場

江戸川区新小岩、スバル飲食店街~赤線地帯跡

 以前小岩を訪れた際、その大衆酒場や立ち飲み屋、ホルモン屋の多さに驚き、赤羽、蒲田と肩を並べる安酒屋の都だと思っていましたが、ひと駅手前の新小岩もまた小岩に引けを取らない安酒屋の数でした。千葉の手前、恐るべし。

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 主に栄えているのはこの南口側。アーケード商店街を中心に飲み屋がひしめく路地が張り巡らされております。

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 そんな中、今にも消えそうな昭和の路地裏飲食店がここ、スバル飲食店街です。

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 L型の路地の駅側は既に新しい建物が建ち、左手は空き地と廃墟と、やっているのかよく分からないお店。

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 駅から歩いて奥側の入り口です。ここは駅前から伸びるアーケード商店街から左手、大通りを越えた先の住宅街手前になります。

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 L型の路地の通り側の角には氷屋さん。かつては飲食店で使うロックアイスなんかも卸していたんでしょうが、消えつつあるスナック街の灯と運命を共にしてしまったようです。

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 アーケード商店街を抜けた先、松島三丁目界隈はかつて丸健と呼ばれていた赤線地帯でした。それとはっきり分かる面影はほとんど残されていませんが、建物の造りが周辺の住宅街と少し違っています。

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 この辺りは空襲で焼け野原となった亀戸天神裏の遊郭が戦後移転して来て、売春禁止法が施行されるまで続いていたそうです。

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 名残りと言うか、駅からだいぶ離れた場所でありながら居酒屋や小料理屋、スナックなどが、この辺りには点在しています。

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 そんな中、突然現れるビジネス旅館。かつては連れ込み宿だったのでしょうか。

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 路地裏にはつきものの猫もいます。

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 狭い路地の一番奥に、カフェー建築らしき建物が。

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 突き当たりかと思えば抜けれるようになってました。左手の建物は現在床屋さんですが、ひさしの造りが特徴的です。

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 この区画はすでに取り壊されて更地にされてしまった土地も多くあります。かつてはもっと赤線時代の面影を色濃く残した建物もあったのかも知れません。

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