赤線青線跡

※まとめサイト等への画像及び文章の無断転載を禁じます。

     ⬜ 温泉リスト(フルプラウザ版) ⬜

    ⬜ 立ち飲みリスト(フルプラウザ版) ⬜

石川県金沢市、新天地と金沢中央味食街

金沢は2006年と2007年に訪れていますが、いまだに観光名所には行っておりません。そして今回も。

IMG_2036

金沢随一の繁華街である片町。しかしちょうど新型コロナウイルスにより石川県が非常事態宣言を発令。旅の疲れも有るし夜は大人しくしていました。

IMG_1922

大通りから路地を1本入った所にある飲み屋街、新天地。戦後、昭和25年頃からある飲み屋街ですが、かつては青線地帯でもあったとか。

IMG_1920

二階建ての長屋が連なっていますが、店は改装を重ね店主も割と若い方が多いようです。

IMG_3192

ただ時節がら約7割のお店に臨時休業の張り紙が。

IMG_1912

今回金沢を訪れた目的はこちら。金沢中央味食街。屋根の低さにまず驚く。

IMG_3187

このバラック横丁、13年前にたまたま通り掛るも、その雰囲気に二の足を踏んでしまい入りませんでした。その事がずっと後悔として残っていて。

IMG_1905

しかし今回、この路地裏飲食店街全体が休業中。そりゃ狭い密閉空間に密集するんですから当然でしょう。

IMG_1900

突き当たって左手に曲がると、裏手にも店が。しかもここ、空き店舗は無く20軒全てが営業しているそうです。金沢恐るべし。ここはコロナ騒動が沈静化してから、また改めてリベンジしたいと思います。

IMG_1928

大通りに出るとH&Mなんかあったりして、普通に都会って感じがします。しかしよく見ればそそるビル地下飲食店街も。

IMG_1931

大通りを北へ進むと犀川にぶつかり、片町界隈はここまで。川の向こうは料亭街などがあります。この大正13年に掛けられたという犀川大橋もかっこいい。

IMG_2031

川向こうは寺町。まず目に止まるのがこの木造建築。

IMG_1935

この見事な木造4階建の建物は懐石料理の山錦楼です。

IMG_1942

正面に回るとこんな感じ。内部も見たいけど、敷居も値段も高くて到底無理ってもんです。

IMG_1941

向かい側に建つのは山錦楼の別館のようです。

IMG_1940

その右隣にも懐石料理の店、春次郎が。

IMG_1943

坂を登り切った所にある古い建物、こちらは会社か何かのようです。ともあれ川を隔てた片町界隈と寺町とのギャップがえげつないです。
さらに奥へと進めば西茶屋街などもあるのですが、それはまた次の機会に。

石川県輪島市、赤線地帯跡の観音町

輪島は古くは北前船で栄え、その後朝市や輪島塗りで有名となり観光地としても発展して来た漁師町です。ちなみに輪島の朝市は日本三大朝市の一つと言われています。

IMG_1801

しかし観光客の数は減少の一途を辿り、ついには鉄道も廃止。過疎化の波も押し寄せ今ではすっかり寂れた観光地となってしまいました。

IMG_1787

輪島塗りの工房長屋。伝統を受け継ごうという方々に貸しアトリエのような形で工房を提供しています。

IMG_1790

街の中心に鎮座する重蔵神社の隣、東側に赤線地帯の跡が広がります。

IMG_1792

現在ではスナック街となっていますが、昔も今も海の男たちのための歓楽街であり続けています。

IMG_1797

最も遊郭建築の色を濃く残す建物。現在では民家として使われています。

IMG_1798

昔の面影を残す建物は民家やカフェ、飲食店として再利用されていますが、スナックなどは遊郭建築を取り壊した上に建て替えられているのがほとんど。

IMG_1795

特に文化財指定も受けず、貴重な建造物が次々と壊されていきます。

IMG_1799

元は遊郭で戦後は赤線。そして昭和33年の売春禁止法により、輪島の色街は姿を消しました。

IMG_1788

夜はこちらのスナック英恵に。地元のお父さんと気さくなママさん。良い店でした。

IMG_1781

宿泊したのは海沿いに建つホテルルートイン輪島。すっかり酔って帰ってから入浴してしまいましたが、ここの大浴場が予想外の素晴らしい温泉でした。酔ってたもんで写真も撮ってませんが。はっきり感じるヌメり感、仄かに漂うアブラ臭、かなりしょっぱい塩味。ここはまた泊まりに来たい。

静岡県伊東市(1)、赤線跡の猪戸新地

この春より運転開始されたサフィール踊り子号。もちろん私はこれには乗らず各駅停車で訪れました。

IMG_1544

それにしてもカッコイイなぁ。
半分ぐらいがグリーン車で、コンパートメントのような席まで。しかしコロナウイルスの影響もあり車内はガラガラでした。不要不急外出の自粛と言いますが、こんな時だからこそ人の多い都会を離れて温泉地でのんびりするのも良いのではと思います。昨今の危機的な観光産業のためにも。

IMG_1489

平日というのも手伝ってか、観光客の姿はほとんど見えません。

IMG_1438

今回の目的は猪戸町界隈に残るカフェー建築。これがそう!とハッキリ判断し切れないのが、赤線地帯巡りのもどかしさ。

IMG_1445

ただただひたすら怪しい建物が多く点在しています。

IMG_1446

温泉街の赤線地帯の名残として有名なのがこのアーチ。半ばこれが今回の目的でもあります。

IMG_1450

現在この辺りはスナック街なのですが、木造モルタル建築の意匠が凝ってる凝ってる。

IMG_1453

この凝った建物を見るだけでも楽しいです。赤線どうこうよりも温泉街として栄えていた事が伺えます。

IMG_1456

一度泊まりがけで来て夜のスナック街を飲み歩いてみたいです。

IMG_1458

結構スナックとして改修された建物が多い中、モザイクタイルが残ってたりすると嬉しい。

IMG_1459

どれほどの店が生き残っているか気になるところ。赤線地帯跡とは言いますが、温泉街によってはいまだに赤線まがいの事をしてる場所も有ったりします。その場でコンパニオン斡旋したりね。

IMG_1461

アジア系の進出も著しい。北関東などには都心から流れて行ったアジア系も多いと聞きますが、伊豆方面にはそんなイメージ無かったんですが。

IMG_1467

伊東園ホテルの辺りを歩いていたら偶然見つけたストリップ劇場跡。後で調べてみたら2015年に閉館されたそうです。残念。
今回は駆け足で伊東市内を回りましたが、まだ川の向こうに新天地なる赤線地帯跡があるとか。それはまた次回。

栃木県足利市(3)、狭すぎる路地裏スナック街跡

続きです。中央通りを西に進み、スーパーフレッセイの裏手辺り。一見住宅街に見えますが、一歩路地に入ればスナックなどが多く点在しています。

IMG_3045

とりあえずグルグル周ってみました。全ての路地を網羅した訳ではありませんが、時間の許す限り歩いていきます。

IMG_3057

先に進みます。路地の狭さが半端ないです。そんな狭い路地にスナックの入り口。隠れ家にもほどがある。

IMG_3066

廃業して相当の時が経っているのか、解体され更地や駐車場になってしまった場所ばかりではなく、このような廃墟も残されております。

IMG_3065

廃墟はスナックだけでなく板張りの木造住宅も。

IMG_3063

お茶漬け屋さん。シメでサラサラ行きたい所ですが、営業しているかどうかは夜になってみないと分かりません。

IMG_3064

その左手前にはこんな看板が。そう、ここは住宅街ではなく盛り場だったのです。

IMG_3048

一帯の一番奥は山。駅からだと北西の方角になりますが、市街地の端にあたります。左側のスナックはGoogle Mapで確認したところ営業している様子。

IMG_3050

その脇を入って見れば小料理屋のような佇まい。ただそこまでのアプローチに違和感しかない。

IMG_3049

新しくても戦後間も無く。戦前建築は余程しっかりした建物でない限り倒壊していると想像します。

IMG_3051

奥に見えたスナックの看板の所まで歩き振り返る。路地は狭くて未舗装なのが基本のようです。

IMG_3046

もちろん車道沿いにもスナックが。手前はすっかり解体されて駐車場に。

IMG_3053

再び路地へ。かつては相当な件数の飲食店がひしめき合い、さぞかし賑やかだったのでしょう。

IMG_3072

民家と民家の間、裏庭に抜けるひとんちの敷地としか思えない隙間の奥にもスナックの跡が。

IMG_3061

少し暗くなって来ました。いきなり見事な木造建築。欄干も無く代わりにノコギリ屋根がある事から織物工場の跡かと思われます。その向かいにもスナックの跡があります。

IMG_3071

やっと灯りがともり始めた。と思ったら美容室でした。髪結いなどもやっていたのでしょうか。

IMG_3059

現役の銭湯。以前は工場も多かったそうで、労働者たちが仕事の汗を洗い流し夜の街へと消えて行った事でしょう。足利市駅近くの居酒屋のママさんも、すっかり働き口が減ってしまい、都内まで通勤するか、都内や隣の太田市に引っ越したりして、すっかり寂れてしまったと話してくれました。スバルの企業城下町である太田市と比べてしまうと、ここ足利市にはスパイス工場ぐらいしか残ってないんじゃないでしょうか。
機会が有れば泊まりがけで再び訪れたいですね。銭湯に浸かって生き残ってるスナックを探し、飲みながら賑やかだった昔の話でも聞きたいです。

栃木県足利市(2)、気になる路地と映画館跡

これまで栃木県栃木市、佐野市、群馬県太田市、桐生市と、関東平野北東部の都市を巡って来ましたが、今回は足利市です。

IMG_2974

JR足利駅の前にはEF60が雨晒しで保存されています。この機関車は1964年9月26日完成で米原や岡山など、主に関西方面の貨物列車牽引で活躍していました。なにげに鉄道の歴史の中では名機と言えます。

IMG_3077

渡良瀬川を挟んで南に東武伊勢崎線の足利市駅、北にJR足利駅がありますが、中心街は北側。東武足利市駅とその中心街を結ぶ昭和11年開通の中橋は見事なアーチ橋です。

IMG_3019

市街地を東西に貫く中央通りは交通量も多く、観光名所の足利学校などもあり栄えています。

IMG_3020

歴史の教科書にも載っている足利学校もスルーすれば、鑁阿寺(ばんなじ)も遠目に眺めてスルー。

IMG_3017

むしろその向かい側にある敗退的な光景に胸をときめかす。はい、変態です。

IMG_3021

東武足利市駅から鹿島園方面に向かうバスの車窓から発見した怪しい路地に向かいます。時刻は既に三時半過ぎ。これから急ぎ足で探索を始めます。

IMG_3022

なんだここは。と、つい口に出してしまった。

IMG_3024

振り返ってみました。赤線跡でしょうか、普通に貴重な木造建築がもんじゃ屋さんに使われています。

IMG_3028

今回の目的地の一つ、廃業映画館。足利東映プラザ映画館です。入り口のアーチが素晴らしい。

IMG_3032

1999年閉館。その後イベントや映画のロケ地などで利用されており、完全な廃墟とは言えません。

IMG_3036

併設されている建物には飲食店がいくつか入っていたようですが、見たところ現在では一軒も営業していない様子でした。

IMG_3030

料亭っぽい建物もちらほら。三業地の名残りかこの雪輪町界隈はかつて遊郭があったそうです。

IMG_3039

当時の建物かの判断は難しいのですが、花街であったのは確かです。
続きます。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログ紹介
都内、近郊の古い街並みや建造物、路地裏などの写真とレポートを載せています。また、国内の寂れた観光地やマニアックな温泉スポット、廃墟などもご紹介。

鰻田ニョロの小説部屋
→昔書いた小説など
トラベル.jp たびねす
→たまに記事を寄稿

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
記事検索
最新記事
  • ライブドアブログ