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埼玉県飯能市、廃村、白岩集落(後編)

 続きです。

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 沢の奥の高い地点を登山道と並行する形で生活道跡が走っており、峠側に進むと尾根の辺りに一軒の小屋が建っています。看板の文字は消え掛けていて確認困難でしたが、どうやら白岩地区(行政13区)の集会所のようで、中を覗くとたくさんの賞状が飾られていました。

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 沢を渡った登山道は急な斜面をつづら折りに登って行き、するとやがて倒壊した廃屋が姿を現します。

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 村の中心部分は開けた平地。ここに多くの建造物が建ち、畑なども有ったのかも知れません。

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 廃墟サイトを見ると登山者のお休み処を兼ねたお土産屋さんも有ったようですが、この全壊した建物がそれか、確認は出来ず。

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 平地の中央、少し地面が盛り上がった所に祠が有ります。もちろん中身は空っぽ。

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 祠の近くには墓石や石碑、お地蔵様などが乱雑に転がっています。

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 集落を今も見つめるお地蔵様。

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 登山道の右手に現存する廃屋の一軒。玄関は侵入者を嫌ってベニヤで塞がれています。

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 廃屋の裏手には多くの石積があり、何軒もの家が建っていたと思われます。

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 杉林の斜面を登って行くと、幾つもの祠が建っています。

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 山の神に感謝する甘酒祭りというお祭りもかつて行われていたそうですが、この幾つも散在する祠が神社の代わりとして山岳信仰の対象だったのかも知れません。

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 斜面にはすでに崩れてしまった祠もあります。

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 山間には貯水槽もあります。

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 登山道の左手にもう一軒の廃屋があります。

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 この車のオモチャは多くの廃墟サイトで目にします。ポルシェ356でしょうか。

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 フェアレディZ。この上白岩地区には廃屋が二軒残るのみでしたが、村の規模は大きかったと思われます。

千葉県習志野市、バラック銭湯と立ち飲み屋

 今年の2月、千葉県習志野市にある鷺沼温泉という温泉銭湯を訪れたのですが、運悪くボイラー清掃のため臨時休業。いつかリベンジしてやると思い、今回再訪しました。

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 JR総武線津田沼駅からバスで習志野三丁目へ。辺りは年期の入った団地街。温泉なんてとても無さそうな雰囲気です。

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 千葉街道沿いの路地を入った奥に、温泉銭湯の鷺沼温泉は有ります。

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 脇に廻れば、崩壊しそうなバラック建築。この外観がすでにそそります。

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 裏に廻るとボイラー室。屋根がもう崩れかけてます。

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 正面に戻り路地を進んで突き当たり右手に入り口があります。男湯女湯それぞれの暖簾を潜って入る感じは銭湯の造り。

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 下足棚に靴を入れ、年期の入った木造引き戸をガラガラと開ければ、在日朝鮮人系のお婆ちゃんの座る番台。

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 480円を払うと、広くて天丼も高い脱衣所。脱衣棚は全て常連さんのお風呂用品で埋まっており、少々戸惑います。仕方なく脱衣カゴを適当な所に置いて服を脱ぐ。オープンの15時に入りましたがまだ誰もおらず、女湯の方からはオバチャン二人の話し声が聞こえてきました。

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 浴室は広く、タイル画と板貼りの壁に描かれた富士山の銭湯画が見事。カランはお湯を出そうとしても水しか出ず、中央のシャワーのみお湯が出ます。調べたところ10年以上前から左右壁際のカランはお湯が出ないままのようで、放置を通り越して開き直ってます。(笑)

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 お湯はラドン温泉とのみ表記されてますが、いわゆる関東でよく見る黒湯。ただこれが、あっつい!
 温泉計は40度を指してますが壊れているようで、体感的には左側47度、右側46度ぐらい。今まで入ったお湯でもトップクラスの熱さです。ただ有難い事に中央にある水道の蛇口を捻れば冷鉱泉がダバダバ出て来ました。浴感は熱過ぎてよく分かりませんでしたが、ぬめり感のある良質な鉱泉であると思います。
 ともあれ、在日朝鮮系バラック建築の放置プレイな銭湯という部分では、類い稀な経験が出来たのは確か。湯あがりは温度のせいか泉質のせいか、ホカホカが止まらない。

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 バスで津田沼駅まで戻ったところで風呂上がりのビール。南口は千葉工業大学しかないので、北口の繁華街へ。

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 立ち飲み屋『ギュートン軒』。駅から1分もかからない場所ですが、この立地条件が凄まじい。

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 ビールは瓶のみですが、サワー系280円、小鉢や焼き鳥2本150〜180円、モツ煮250円と、かなりリーズナブル。

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 お婆ちゃんとお母さんが二人で切り盛りする小ぢんまりした店ですが、いつまでもこのまま残っていて欲しい店です。

【日記】温泉観光実践士

 土曜日日曜日、二日間の講習を受けて温泉観光実践士の資格を取りに、京急蒲田駅前の大田区産業プラザに来ました。

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 この多目的ホールは昔、新作ゲーム発表会に行ったり、最近では文学フリマに行ったりと、何かと縁のある会場です。二日目の日曜日も一階の大ホールでは、同人誌系のイベントが開催され賑わっていました。

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 会場はおよそ二百人前後の受講者で満席。温泉観光実践士の開催以来の最多人数。なぜかと言うと、今回より温泉ソムリエ協会と協力関係を結んだようで、温泉ソムリエの資格を既に持っている人が今回の講習を受けると、温泉ソムリエマスターにレベルアップするという企画も付け加えたからのようです。そのため、温泉ソムリエ家元の講義の際、温泉ソムリエを取得している人手を挙げてとの声掛けに対して会場のおよそ9割が手を挙げるという。みんな今回の受講料の他に5千数百円払ってソムリエ資格のレベル上げしに来たようです。

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 1日目の講義は元、某旅行代理店の准教授の話や、某大学名誉教授による温泉健康医学の話、ペッパー君の可能性や旅館業再生の話など、2日目は温泉ソムリエ家元による温泉地再生の話や大田区銭湯組合会長の温泉銭湯の現状、大学教授による温泉の歴史や温泉観光実践士協会会長による旅館再生の話など、多岐に渡る様々な講義を聴けました。ただ、もうちょっと地方の観光産業の現状や行政の実態の話なんかも学びたかったかも。

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 ともあれ、晴れて温泉観光実践士の認定を受けることが出来ました。免許証見たいな小さい物を想像してたら賞状見たいな物でした。

【日記】大田区蒲田、温泉銭湯照の湯から立ち飲みとっちゃん

 先日、蒲田で仕事が早目に終わったので、久々に大田区の温泉銭湯に浸かろうと散歩がてらウロウロしました。慣れない山登りまがいの事などしたものだから、ここはゆっくり温泉で疲れを癒そうかと。

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 まずは京急蒲田駅東口から商店街を入って行きます。以前大田区の銭湯マップを見た時、糀谷辺りにもあったような記憶があるので、ネットで調べつつ。

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 まずあったのは天神湯。ただここは温泉ではなく普通のお湯です。大田区には数多くの銭湯が残されていますが、その殆どがこのような近代的なビルで、木造の銭湯建築は僅かしか残されてません。

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 さらに東、羽田側に歩くと、既に住民の退去も済んで解体を待つばかりとなった団地が。

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 辺りは何の変哲もない住宅街で特に見所も無し。たまに目を引く木造建築はありますが、こちらは現役で営業中の鰻屋さん。

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 暇なので猫と戯れようとするも、メッチャ警戒される。

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 住宅街の中にポツリとあるこちらは温泉銭湯、幸の湯。しかし残念ながら訪れた月曜日は定休日でした。

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 糀谷界隈は諦め、一旦京急糀谷駅から六郷土手へと移動します。

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 簡易宿泊施設は変わらず残り続けていますが、周辺ではマンション開発が着々と進んでいます。

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 かつて六郷温泉があった場所では既にマンションが建設中。六郷温泉は大田区の温泉銭湯でもかなり気に入っていたのですが、今年2016年1月末で施設の老朽化を理由に閉業。残念です。しかし解体して整地して根伐りして建て始めるまで早くないか?

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 六郷から雑色に戻る途中にある温泉銭湯、照の湯に訪れました。建物は古いマンションの一階部分ですが、雰囲気は下町の銭湯の雰囲気を残しています。

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 お湯は大田区でもポピュラーなナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉。いわゆる黒湯ですが、露天風呂で楽しめます。露天と言っても竹垣で囲まれ屋根もしっかりある、隙間風が通る内湯って感じです。冷鉱泉を加温、循環濾過していますが、同時に冷たい源泉がチョロチョロと掛け流されており、他と比べるとなかなかの鮮度と濃さ。ただ浴槽は浅く背筋を伸ばすと乳首辺りの水位しかありません。
 また露天風呂以外に、小さい浴槽ですが加温無しの、そのままの冷鉱泉にも入れます。温度計は22度となってますが、まさに水風呂の冷たさ。夏場かサウナ上がりでないとなかなか辛いですが、今は無き六郷温泉でしかお目に掛からなかった物で、しかも源泉がダバダバと掛け流されているじゃありませんか。実にありがたい。

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 黒湯をすっかり堪能した後は、以前よく通っていた京急蒲田駅近くの立ち飲み屋『とっちゃん』へ。およそ2年半ぶりになりますが、姉さんはしっかり顔を覚えてくだすっていて、嬉しい限りです。風呂上がりのビールと久々に食べた半焼きレバーの美味いこと。写真も撮り忘れ無心で食う。やっぱ蒲田はいい街です。

※記事の内容の一部を大田区蒲田(5)、蒲田~六郷周辺の温泉銭湯の記事に転載しました。

墨田区錦糸町、南口の歓楽街

 錦糸町はほとんど降りた事が無く、私にとっては未開の地です。

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 以前、日記でアップしたかも知れませんが改めて。錦糸町南口を出て右手通りにある純喫茶白鳥跡のビル。昭和の純喫茶の貴重な外観が残っていますが、随分前からテレクラにビルを買収されました。

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 南口西側界隈。飲み屋街と歓楽街が混在するカオスですが、亀戸餃子の支店なんかもあり、昼間から楽しめそうです。

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 渋い居酒屋などもある事にはあるのですが、基本的には近代的な雑居ビルにスナックや風俗店が詰まっているような街の景色が多いです。

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 なかなか時代を感じさせるニュー錦糸町ビル。1階は間口の狭い店舗がひしめき合っています。

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 駅から少し離れるとラブホが目立つようになって来ます。

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 南口東側は、にわかにコリアタウン化しています。韓国食材店を中心に韓国系飲食店が林立。

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 韓国食材店向かいの雑居ビルの1階は通り抜けられるようになっており、飲食店街が形成されています。

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 しかしそのほとんどが空き家。以前ここに『杓』という立ち飲み屋があったそうですが、すでに閉店。

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 一見マンションのように見えるビルも、如何わしい店で埋まっていたりします。踏み込まれたらヤバい店なんかも有るかも知れません。

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 錦糸町は風俗店が密集しているような目立った歓楽街は特に無く、街全体のいたるところに散在しているような感じです。しかし客引きのお兄さんは健在。

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 googleで立ち飲みを検索し一通り廻ってみたところ南口の『杓』と北口の『でかんしょ』がすでに閉店。早速googleに報告。北口の東側ガード下の立ち飲み屋『粋』は食べログなどでも評判のようで、満員御礼。

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 結局南口を出て右手、路地を一本入ったところにある『丸源』で落ち着きました。この店、昼間は立ち食い蕎麦屋として営業しているようです。

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 生400円、サワー系250円、焼き鳥他一本110円。なかなかにしてリーズナブル。

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 もつ煮込み350円。もう、もつ煮の季節です。店のキャパはなかなか広く、一人でも落ち着いて飲めます。気さくな大将と、ホールは明るい中国系の姉さん方。地元の会社員に愛されている店のようで、ここは通いだなと思いました。

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 錦糸町はスナックなどの数が都内屈指の多さ。しかしそのほとんどが雑居ビルに収まっているので、いちげんにはなかなかハードルが高いようにも感じました。

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 追記。錦糸町駅から北へ少し離れ押上に近くなってしまいますが、横川三丁目にある温泉銭湯に先日行って参りました。造りは昔ながらの銭湯といった感じですが、増築でサウナや露天風呂も楽しめるようになっています。

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 お湯はメタケイ酸の含有量により温泉とされていますが、療養泉ではないため泉質名はありません。そのため銭湯としては高濃度炭酸泉と表記しています。しかし、無色透明無味無臭なため塩素臭が際立ち、温泉としての特徴もあまり感じられませんでした。
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