温泉

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神奈川県湘南地区、藤沢、辻堂、茅ヶ崎など

仕事で湘南方面にちょいちょい行く事があり、仕事帰りに立ち寄ったところなど、少しまとめてみます。まずは辻堂。

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辻堂駅の北側は日本電池、関東特殊製鋼、パナソニックなどの巨大工場が次々閉鎖され、その跡地が再開発されています。今では巨大なショッピングモールとマンションが建ち並び、街の景色も一変。そんな整備された街の大型マンションの脇に古い銭湯を見つけました。しかしどうやらすでに廃業されているようで、夕方になっても表のシャッターが開く事はありませんでした。建物の脇には燃料となる廃材が積み上げられたまま。昔は工場労働者の憩いの場となっていたのでしょう。

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次に藤沢。藤沢は以前藤沢飲食盟友会などを訪れていますが、今回は南口の立ち飲み。北口の丸井が潰れてビックカメラになったのに対し南口の江ノ電乗り場を兼ねてる小田急百貨店(西湘地区では通称オダヒャク)は健在。

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西側の外れ、なかなか良い雰囲気の建物は立ち飲みバル『サジスタンド』。名前もかっこいい。

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料理も手が込んでいて良い店なんですが、個人的には完全禁煙だったので無理。

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南口右手の雑居ビル、アツタビルの地下一階に立ち飲み屋『スタンド酒房ふじさわ紺屋』さんがあります。

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ここがまた地元の方々が集まる店で大盛況。ママさんと姉さん二人でよく捌けるなと感心しながら、カウンターの一番奥が辛うじて空いていそうだったので、無理矢理突入です。

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生350、割り物230〜290。揚げ物は2品以上注文となりますが 、生中、ウーロン割り、アジフライ、ハムカツ、締めて900円を切るという安さ。地下で目立たない上にイチゲンで入りづらい混み方ですが、この安さ故に地元の知る人ぞ集まるって感じでしょうか。

次に茅ヶ崎。北口にある市役所や市民文化会館の先に、巨大なイオンモールがあります。駅周辺の商店街などはことごとく駆逐されているかも知れません。

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そのイオンモールのもっと奥、JR相模線の北茅ヶ崎駅近くに、日帰り入浴施設の『湯快爽快』があります。相模線は1時間に2本程度しか走ってませんが、茅ヶ崎駅から1時間に2本無料送迎バスも運行されているので問題ありません。

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20周年と幟にある通り多少年季の入った建物ですが、途中リニューアルしているのか館内はとても綺麗です。
この湯快爽快は茅ヶ崎市の建築業者、亀井工業が1993年3月に茅ヶ崎の一号店をオープン。その後神奈川県内を中心に展開し、現在はフランチャイズも含め7店舗を営業しているそうです。(出典・Wikipedia)
ここは1500mで掘り当てましたが、折りしも掘削工事の進歩により1000mを超える大深度ボーリングが可能になって温泉事業の新規参入が急増した時代。1000mにつき1億と言われ温泉ブームの大波に乗った企業。茅ヶ崎だけに。

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お風呂の様子はオフィシャルサイトをご確認ください。
天然温泉浴槽は露天風呂で、薄茶色のお湯はナトリウム-塩化物強塩温泉。海が近いからかかなりしょっぱいですが、源泉が掛け流されているのか多少泡付きもある新鮮なお湯です。
源泉温度が28.6度。25度以上が温泉なので鉱泉(または冷泉)ではなく温泉です。循環濾過しながら加温しているのでしょうか、38〜39度と少々ぬるめに保たれているのは夏の盛りだからかも知れませんが、このぬる湯に長く浸かっていればジワジワと汗が噴き出て来て実に気持ちいい。
温泉成分が濃いいので多少のヌメリ感もあり、はっきりとした浴感。露天の傍らに腰を掛けて休んでいると、遠く湘南の海から渡る夕涼みの風が、仄かな潮の香りを含んで火照った体を冷まします。
湯上りは休憩所で生ビール。至福のひと時。なかなか期待を上回る、素晴らしい日帰り入浴施設でした。

【日記】毎年恒例万座温泉日進館 2018

少々更新に間が空いておりますが、万座温泉に今年も行って参りました。
2月17日、日進館の直行バスにて万座へと向かうも関越自動車道の事故渋滞にハマり2時間の遅れ。万座鹿沢口辺りから吾妻高原へと入って行くにつれ雪が降り始め、万座温泉に着く頃にはもはや一面の銀世界。
本来ならばチェーンを装着すべきだったのかも知れません。万座プリンスの手前の急勾配カーブでタイヤが空転。ズルズルと三菱ふそうエアロエースが後退していきます。背後には同じく直行バスの2号車がいますが、こちらはこちらで後続の乗用車が詰まっているためバック出来ません。これは接触も避けられないかなぁと思っていたところ、運転士さんの巧みなハンドルさばきでイン側の雪壁にボディーを擦り付けてバス同士の接触を回避。
その後プリンスホテルのスタッフでしょうか、イン側の雪壁を削り除雪車で牽引して無事急勾配カーブから脱出しました。誰もが落ち着いて対処している様子を見るに、雪の積もる狭い道路しかない観光地では日常茶飯な事かもしれません。

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バスは吹雪の中2時間遅れの午後3時半過ぎに到着。折り返しの新宿行きも1時間遅らせて4時に出発して行きました。

本当はホテル聚楽などに湯巡りしたかったのですが、土曜日曜と吹雪に見舞われ日進館に篭りきり。たまに温泉に入りつつ、ひたすら桃鉄で時間を潰していました。

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明けて3日目の月曜日は天気が好転、見事な快晴です。新雪な上に人も少なく気持ち良く滑ることが出来ました。

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帰りのバスに乗る前に締めの露天風呂。温度も少し熱めで丁度いい。

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万座のお湯は相変わらずの濃いい強酸性の硫黄泉。色々有りましたが、終わり良ければ全て良しと言うことで。

神奈川県横浜市、永楽町の温泉銭湯〜寿町のドヤ街再訪

横浜市営地下鉄伊勢崎長者町より少し歩いて永楽町。横浜の市街地には温泉銭湯が幾つかあるようです。

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住宅や小さな町工場、倉庫などがひしめく下町っぽい街中に永楽湯があります。

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モザイクタイルに描かれた屋号が渋い。

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中はかなり歴史を感じる銭湯。ロッカーの鍵が三分の一も無いのは、常連客が持ち帰っているからでしょうか。
浴室もよくある昔ながらの銭湯建築。普通のお湯の浴槽が二つと、少し小さめな加温鉱泉浴槽が二つ。そのうち一つは立ち膝で肩が浸かる程の深い浴槽。
大田区や川崎市同様の黒湯は温度は42度でちょうど良い湯加減。微かに塩素消毒臭を感じるぐらいの無臭で多少の塩気。しばらく浸かっていると汗が止まらなくなります。湯上りはポカポカで、寒い冬には有り難い。

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銭湯を出て根岸線石川町方面に歩いてゆくと簡易宿泊施設、いわゆるドヤがチラホラと見え始めて来ます。

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やがて寿町の飲み屋街が。この日本三大ドヤ街の一つである横浜寿町を訪れるのも、4〜5年ぶりぐらいでしょうか。

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以前は昼に訪れましたが、夜はより一層怪しい雰囲気。並行する二本の車道に挟まれて、中央を狭い路地が貫いています。

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さすがにここは飛び込みで入る勇気が無かった。しかし、いつかは突撃してみたい。

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飲み屋街を抜けて驚いたのは、寿労働センター(職安)が建て替え工事をしていた事。かつての焚き火で煤けた天井も見ることが出来なくなってしまいました。ちゃんと写真撮っておけば良かった。

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日も暮れてすっかり暗くなってしまいましたが、寿町は相変わらずの異世界。

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ただ、多くの簡易宿泊施設が老朽化のため建て替えていました。普通のマンションを建てても売れないからか、建て替えても引き続き簡易宿泊施設を続けています。

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石川町寄りまで歩いたところにある酒屋「山多屋酒店」さん。ここの隣が角打ちとなっています。

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勇気を振り絞って突入。瓶ビールとカニカマ(100円)。この侘しさに痺れる。

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お爺さんとお婆さんが酒屋、ちょっと強面の親父さんが角打ちを担当。常連さんたちがワンカップ片手にまったり相撲観戦。ドヤ街の日常です。次回は居酒屋に突入して、常連さんのお話なんか聞けたらなぁ。

大分県日田市、天ヶ瀬温泉の開放的過ぎる露天風呂

今年7月、九州北部を襲った豪雨により、日田駅から西へ向かう久大本線の光岡まで、及び北へ向かう日田彦山線の添田までが不通となっています。当初復旧の目処が立たないとされていた同線ですが、地元市民や行政の強い要望を受け、JR九州は翌年、2018年8月の復旧を目指すと発表しました。

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鉄道は寸断されましたが高速道路への被害は無く、福岡からのアクセスは西鉄バスと日田バスが1時間に2本のペースで運転されています。また、途中朝倉市を通過する際、被害の爪痕を垣間見ることも出来ます。

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別府方面からの久大本線は日田で折り返し運転。その先は代行バスとなります。またこの区間にはキハ47が現役で頑張っています。

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日田と豊後森の中間辺りに、天ヶ瀬温泉があります。築後街道は斜面の上を走り、温泉の中心街は道幅の狭い旧道沿い。川と崖の間に老舗旅館がひしめき合って建つため、道路の拡張工事は無理と言うこと。

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宿泊したのは温泉街の中ほどに建つ湯の華荘さん。まずこの建物の古さに惚れて予約しました。

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館内も昭和の温泉旅館と言った雰囲気で渋い。

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お風呂は単純硫黄泉。源泉温度が90度もあるので恐らく加水されていますが、源泉も掛け流されています。

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湯の華荘の目の前には一回100円の共同浴場「薬師湯」があります。旧道や対岸から結構見えてしまう露天風呂ですが、女性は水着、湯あみ、バスタオル可。

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実に簡素な脱衣所。源泉と水が同時に掛け流されて温度調節されており硫黄臭はほとんど感じませんが、しっかりした浴感でとても温まります。

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天ヶ瀬温泉は河川敷に六ヶ所の共同混浴露天風呂があります。システムはどこも同じで100円。それはさておき、こちらの「神田湯」、オープン過ぎるにもほどがある!全方位から丸見え!

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ちなみにですが左手に写る大型温泉ホテルの成天閣さん、寂れた感じの温泉街の中で唯一、平日なのに全室部屋の明かりが灯っていました。夜スナックで聞いたのですが、どうやら韓国人観光客を大々的に受け入れているとか。背に腹はかえられぬ切迫した温泉街の事情と言うやつですね。

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脱衣所もオープン!しかし怯んではいられません。開き直っていざ、入湯。
ぬるい!
源泉がちょろちょろとしか出されておらず、湯加減人肌。産湯かよ!と、全裸で叫びそうになりました。(笑)

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こちらは駅から歩いて温泉街の一番奥にある「鶴舞の湯」。残念ながら18:00からの営業でお湯が無い。

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しかしここは比較的隠されています(対岸からは丸見えですが)。左手のよしずは女性専用脱衣所。いや、見えるから。(笑)

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最後に天ヶ瀬駅前にある共同露天風呂「駅前温泉」。残念ながら時間の関係で入れませんでしたが、一番下流に当たるこの源泉、なぜか炊きたてゴハンの匂いがします。
昔は河原のどこを掘っても温泉が出てそうですが、温泉文化としてこの大っぴらな感じは古い習慣の残る貴重な温泉地だと思います。共同露天風呂としては今回、残る古湯と益次郎の湯も入れなかったし、必ずやリベンジしたいと思います。

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こちらは天ヶ瀬温泉で唯一生き残っているスナック「ラブボート」。2時間3000円カラオケ別ですが、とても楽しめるお店でした。
(ただし私の楽しめる基準は若くて綺麗な姉さんではなく、あくまでも会話とノリで楽しめると言う意味ですので、変な期待はしないように)

熊本県小国町、杖立温泉の背戸屋(路地裏)

小国町ゆうステーションから杖立温泉へ向かう次のバスまで2時間。なのでタクシーで杖立温泉へと向かいました。

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せっかくのタクシーだったので途中下城の大イチョウに立ち寄りましたが、夜間のライトアップの影響で早々に散ってしまったとか。しかし何が良いって下の農耕具小屋が渋い演出。

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散ってしまったものの地面は見事な黄色い絨緞でした。

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大イチョウの向かいからは下城の滝を眺めることが出来ます。

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やがてタクシーは杖立温泉に到着。かなり寂れた雰囲気の温泉街で、期待も高まります。

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熊本県の北東部、福岡県との県境にあるこの杖立温泉は、福岡県側へと流れる杖立川沿いの渓谷に、張り付くように建物がひしめき合っています。

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川の東岸を小国町から日田へ抜ける国道が走り、川へと降りる階段はすでに路地裏レベルの狭さ。

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狭い階段の途中には公共の蒸し釜があります。

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別府の鉄輪温泉などが有名ですが、源泉温度が100度という超高温のため、大抵の料理は出来るそうです。

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もちろん宿泊客や湯治客も自由に使えるので、利用方法の説明書きがされています。

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川沿いに降りたら、また蒸し釜。

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橋を渡ってメインの温泉街へ。川沿いに建つ湯屋は共同浴場の流泉湯。入ろうと思ったのですが鍵が閉まっているジモ専浴場でした。

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それにしても素晴らしい掘っ建て小屋感。後で調べてみたところ、地元の方の許可が下りれば入れる事もあるとか。なんという敷居の高さ。

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川を渡ったところで、また蒸し釜。街じゅうから蒸気が噴き出しているようなものです。

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さて、日田行きのバスの時間もあるので、路地へと入って行きます。

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さっそくこの狭さ。渓谷に肩を寄せ合うようにして建ち並んでいるため、温泉街のほとんどがこのように入り組んだ路地で形成されています。

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木枠のままの窓ガラスも多く、ここまで古い建築が残っているのも、温泉街が寂れているからこそ。

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温泉としての歴史は非常に古く、開湯1800年と言われています。高度成長期からバブル期までは歓楽温泉街として賑わっていたそうですが、多くの温泉街同様客層やニーズ、旅行の形態の変化など時代の流れに対応出来ず、衰退してしまったようです。

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近在の温泉としての勝ち組と言えば黒川温泉と湯布院でしょう。泉質や湯量では決して引けは取ってないのですが。

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この階段の奥には共同浴場薬師の湯がありますが、時間の関係で立ち寄れず。無念。よく見ると猫が通り過ぎてゆく。

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斜め斜めに複雑に折り重なる様は幾何学模様のよう。この杖立温泉の特徴的な街並みは背戸屋と言い、近年少しずつですが注目を浴びつつあるとか。

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ちょっとした街灯も、あえて演出されたものではなく、ガチで古いのがいい。

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中はどうなっているのか非常に気になります。このような複雑な木造建築物はそうそう見ないでしょう。

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廃墟のように見えたその建物は、表に回って見たらやはり廃業しているようです。上の写真左手の建物「たしろや」さんですが、歴史的建造物としても価値のあるものだと思います。実に勿体無い。

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今回、杖立温泉に泊まる予定を山川温泉に変更してしまったのでゆっくり出来ず、つくづく後悔しました。また九州に来る機会があれば、絶対この温泉街に泊まろうと思います。

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