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栃木県日光市奥日光、湯元温泉

今回は連休を使って奥日光湯元温泉へと行ってまいりました。日光は小学校の修学旅行で東照宮から竜頭の滝、中禅寺湖、湯滝、湯ノ湖と一通り周りましたが、もはやほとんど覚えてません。しかし今でも行き先として定番のようで、道中修学旅行の電車やバスを頻繁に見かけました。世界遺産にもなったし外国人観光客も増加する一方なので、観光地としては相当な安定感があります。

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日光駅から東照宮までの万年渋滞を30分掛けて抜け、およそ1時間半で路線バスは終点の湯元温泉へ。バスは1時間に2本近く出ており、非常に行きやすいです。春から秋に掛けてなら関越交通がここから更に丸沼高原を越えて沼田に抜けるルートを走っています。

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バスターミナルで迎えてくれたのは、ガソリンスタンドの廃墟。

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写真は朝なので閑散としていますが、まさに避暑地と言った感じ。どの宿も客室はほぼ満室で、修学旅行生から尾瀬に向かう登山客まで多くの人で賑わっています。

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こちらは源泉小屋。各地区ごとに分かれています。含石膏性苦味硫化水素泉でph6.5の弱酸性硫黄泉。

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源泉温度約70度で宿泊施設の数に対して豊富な湯量。ただ源泉温度が高いので基本加水掛け流しです。ちなみにほとんどの宿が写真のような自然湧出泉ではなくボーリングで湧出させている湯小屋の源泉を使用しているそうです。

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宿泊は湯元温泉でも一番の老舗、湯守釜屋さん。廃墟じゃん!と一瞬思いましたがこちらは以前修学旅行生たちを泊めていた別館。現在は使われてないようです。

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正面玄関はこちら。立派な宿ですが料金は一泊二食付きで週末約15000円とまあまあな感じ。

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お風呂は奥に大浴場の薬師の湯と、手前に露天風呂の緞子の湯と大浴場瑠璃の湯。薬師の湯は白濁するまで加水されてますが小まめに温度管理がされており、ちょうどいい湯加減。瑠璃の湯(写真)と緞子の湯は加水率が低く、薄緑色で綿状の湯の華が大量に漂っていますが、源泉温度が高いので鬼のように熱い。好みが分かれるところですが、弱酸性のため柔らかい入り心地で湯上りもしっとりスベスベ。とても上質なお湯で、特に女性には喜ばれそうな感じがしました。

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翌朝、温泉寺にて朝風呂。全国でも珍しい温泉に入れるお寺さんです。

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お寺さんは朝が早いため8時から朝風呂に入れます。もともとは宿坊もやっていたようで、温泉があるのも納得。またこのお寺さんは日光山輪王寺の別院で、日光を開山された勝道上人が788年に温泉を発見し、薬師瑠璃光如来を祀ったのが始まりだそうです。

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8時ちょうどに訪問。本日は9時よりと書かれていましたが湯船は張っているとの事で入らせていただきました。ただ、70度近い源泉をそのまま張っただけ。熱いのでお水でうめて下さいと言われたものの、火傷レベルの熱さ。朝の一番風呂という有り難いお湯に浸かるために、葛藤しながら加水しました。薄くなるなんて言ってる場合じゃありません。鬼です。心頭滅却なんて言ってる場合じゃない。(笑)
冷水全開で15分、すっかり白濁したお湯に頑張って足を入れ、脚力全開で湯もみ。なんとか入れる温度まで下がった頃には続々と入浴客が来て気が付けば5人。満員です。
しかし温度調節の後は至福のひとときでした。

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温泉寺の分析表によれば含石膏土類硫化水素泉(繁張性低張高温泉)←訳わからん。
写真は温泉街の中心にある足湯。泉質は非常に素晴らしいのですが、いかんせん源泉温度が高すぎる。そんな温泉でした。たとえ酸化が進んで鮮度が落ちても、むしろ源泉から一番離れた宿のが良いのかもしれません。もう一度訪れて日帰り入浴でも湯巡りする価値があると思いました。

北海道釧路市(1)、ゴーストタウン化する釧路市街地

今まで富山県高岡や群馬県高崎、北海道帯広などなど多くの終わってる地方都市を見て来ましたが、ここ釧路駅周辺も酷いものでした。

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まず駅を出れば右手にドーンと構える巨大廃墟が迎えてくれます。1972年にボーリング場やビジネスホテルのサンルート釧路などが入った複合商業施設パルコとして開業するも2005年には破産。2007年よりビジネスホテルオーシャンとして再出発したものの、スーパーホテルやルートインなどの競合に押されて2012年の年度末には廃業しました。

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オーシャンの前を過ぎると公設市場である和庄市場があります。

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昔、桃鉄の物件の勝手丼が気になり、ずっと訪れたいと思っていました。観光地としても有名ですが、地元の方々の台所として活気が溢れています。

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鮮魚はもちろんのこと野菜から乾物、お菓子まで、様々な問屋さんが軒を連ねる中、ごはん片手に勝手丼に対応する鮮魚店をうろうろ。好きな具材を乗せて行きます。

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中央には食べるためのテーブルがいくつも並んでいます。

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オリジナルの海鮮丼。芝海老がナマラ美味い!

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お腹を満たしたところで腹ごなしに市内を散策。するといきなり潰れたデパートが。公設市場和商の向かいの先にある巨大な廃墟は2002年に閉館した長崎屋の建物。長崎屋閉館後、建物を所有する地元企業がアベニュー946という商業施設を運営していましたが、それも2016年5月に閉館しました。また外にも中心街では1990年代から2000年代にかけて、くしろデパート、オリエンタルデパート、丸ト北村などの大型店が相次いで撤退、閉店したそうです。

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そもそも釧路駅の地下も釧路ステーションデパートという商業施設だったが、2004年に閉館。現在地下への階段は封鎖されています。

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市街地を進んで行くとまたもや巨大廃墟が。この建物は2006年に閉店した旧丸井今井デパート跡です。当時ショッピングセンターKuteとして再開すべく外装をリニューアルしたもののテナントが集まらず、やがて買収した不動産会社が諦めて転売。オープンを控えたまま廃墟化という悲惨な事態に。

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廃墟化しつつあるビルはホテルやデパートだけでなく、多くの雑居ビルも同様。一体いつからテナントを募集し続けているのか。釧路駅から港に掛けてが中心街となりますが、このような空きビルと既に解体された跡の巨大駐車場ばかりが目立ちます。

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釧路は梅雨の時期、濃霧に包まれています。写真は宿泊したビジネスホテルパコの客室から見た釧路川に掛かる幣舞橋。奥には観光物産施設のフィッシャーマンズワーフ。

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夜は繁華街に繰り出しました。しかし夜霧に包まれた街は人影も疎ら。とはいえ駅前に比べて空き地が少ないです。

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しかも6月だと言うのに気温10度そこそこしか無く、寒かったので散策せず食べログに頼ってしまいました。

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釧路は炉端焼きが名物のようです。しかし入った店はやたら暗く、広いカウンターの中央でお婆ちゃんが黙々と焼き続けるというシュールな老舗。

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食べログ1位だけあって確かに美味い。しかし値段が一切書いておらず、二人で飲み食いして1万超え。ウニ丼とウニ刺しが値段を跳ね上げた気もしますが、観光地価格か。

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泊まったホテル「パコ」は市内でも数少ない天然温泉に入れる宿でした。あまり期待していなかったものの、入ってみれば加水無しの源泉100%加温循環濾過のカルシウムナトリウム塩化物泉。入った瞬間にムム、これは!と思いました。奥が40度、手前が42度で露天風呂も有り。予想外に良いお湯です。しかもここが私にとっての記念すべき100湯目だったり。

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釧路市の人口は1980年の22万7千人をピークに2010年には18万1千人、2017年5月現在では17万3千人と減少の一途を辿っています。釧路市の人口流出は単純に過疎化というだけでなく、義務教育レベルの低さ、JR北海道の特急スーパーおおぞらの本数削減と減速によるアクセスの悪化、企業の支店や支社の撤退など様々な要因が挙げられています。そこにイオンモールなどの郊外型商業圏がドーナツ化現象を引き起こし、釧路駅前周辺の衰退を加速させています。

【日記】埼玉県秩父、小鹿野地方攻略その1

公共交通機関を利用し日帰りの旅をすると、周れる目的地がかなり絞られてしまいます。なので、何度か訪れて記事にしようと思います。そんな訳で下書き的な意味での日記です。
去年の12月は浦山地区の廃村群を巡りましたが、あそこのように見事な廃村が集中している場所って滅多に無いようで、と言うか、廃屋が解体されずにあれだけの数が残っている事自体奇跡に近いようです。過疎化、高齢化に伴い秩父の山には他にも多くの廃村が存在しているだろうという想像もしつつ、小鹿野地方の山村を巡って行きます。

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まずは西武秩父駅へ。スタートが遅れてバスに乗れなかったため、とりあえずGW直前にオープンしたばかりの日帰り入浴施設、祭の湯に浸かって策を練ります。こちらは駅直結の施設で地下2000mから汲み上げたナトリウム塩化物冷鉱泉を加水加温、循環濾過して提供されています。内湯、露天、共に広い浴槽がいくつも有りますが天然温泉は露天にひとつだけ。後は薬湯という名の入浴剤浴槽や、人工炭酸泉などでお茶を濁してます。唯一の温泉もあまり特徴を感じられないものですが、まぁ600円で駅直結で汗を流せるなら、と言ったところ。
しかし隣接するフードコートはGWの人出の多さに対応しきれておらず、名物の草鞋カツは開店1時間で売り切れ。他の店も午前中なのに40分近く待たされるという体たらくぶり。

※祭の湯はオープンして26日目にあたる2017年5月19日、規定値を上回るレジオネラ菌が検出されたため、営業を一時休止しております。
※6/8より営業再開されました。

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西武秩父駅から西武バスで小鹿野町へ。小鹿野からは町営バスを乗り継いで白井差口行きに乗り、途中の大谷橋で下車。小森川沿いの街道筋に伸びる大谷集落を散策。

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早速第一廃屋発見。いや、そうじゃない。廃屋探しに来た訳じゃないのに、なんか変な癖がついてしまっている。

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トイレはやはり別棟のようです。

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山道の途中から集落のあちこちに至るまで、多くの道祖神や祠などを見かけます。左端は馬頭観音。

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過疎化高齢化で寂れた限界集落を期待なんて言ったら不謹慎極まりないのですが、結構人が暮らしているようです。春風にそよぐ洗濯物。

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今回の目的地はここ、両神小学校大谷分校跡。斜面を少し登って俯瞰で撮ったのですが、背後には荒れた墓地が。墓石が倒れてたり石仏の首が無かったり、そう、荒れていたのです。

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昭和46年廃校。以後、林間学校として利用されており、校庭にはバーベキュー施設も完備されております。玄関前には真新しい靴なども置かれており、今でもちゃんと管理されている様子。

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裏手、つまり県道側に回ると、実は二階建てであったのだと分かります。

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隣にある民家は空き家になったのか、解体工事が進んでいました。

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県道に降りる手前に小さな祠。しかし中の木彫の仏像は無造作に立て掛けられている。なんか荒れてます。

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廃屋を見ると、ついつい撮ってしまいます。

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大谷集落を出て川沿いに歩いて行くと、双龍の巌という切り立った岩山が。室町時代からの伝説が残ることから、この谷には古くから人が住んでいたのだと分かります。

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やがて数軒の民家が残る堂上集落に。使われなくなった火の見櫓の周囲は平坦な草地が広がっております。かつてはもっと多くの民家があったのではないかと想像できます。

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拓けた里まで下りて来ると、小鹿野町市街地の外れに当たる薬師の湯という道の駅に出ました。ここからは西武秩父と三峰口、小鹿野町、それぞれに出るバスが出ています。
最後にこの薬師の湯でひとっ風呂。内風呂のみですが、そこそこ広い浴槽。24度の単純温泉を加温、循環濾過して使用しています。あまり特徴の感じられない浴感ですが、湯上りはさっぱりスベスベで気持ちのいいお湯でした。

また何度か小鹿野町方面には訪れますが、そのうち小鹿野町や秩父の市街地をレンタルサイクルで巡って見たいとも思います。

品川区武蔵小山~戸越銀座、温泉銭湯はしご旅

 およそ7年ぶりに東急目黒線武蔵小山を降りてみれば、駅前にて大規模な再開発が行われていました。まずは過去の街並みからご紹介します。

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[2010年10月撮影]

 2010年10月当時の武蔵小山。駅から真っ直ぐ狭い路地に入れば、まずこの焼き鳥屋さんが目に入ります。主に買い物帰りや学校帰りの地域住民たちがお土産として焼き鳥を買って帰る訳ですが、店頭のカウンターで立ち飲みする事も出来ました。

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[2010年10月撮影]

 駅の東側の路地を進んで行くと、かつて広い範囲にスナック街が続いてました。道は狭く屋根は低い。小さな店が何軒も軒を連ねていました。

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[2010年10月撮影]

 駅前には南東及び南西に向かって武蔵小山PALM商店街が続きますが、先が見えないくらいにとにかく長い。アーケードの先には中原街道が走りますが、その向こうには中延商店街や戸越銀座商店街へと続きます。まさに商店街だらけ。

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 そんな城南の下町、武蔵小山でしたが2017年3月末に再訪してみたところ、なんと駅前が大規模に再開発されていました。

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 2019年末、地上41階建ての高層マンションと複合施設が完成するそうです。

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 その敷地は広大で、かつての飲食店街が丸ごとごっそり消滅してしまっています。

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 唯一の名残は『りゅえる飲食店街』の看板のみ。これにはさすがにショックを隠せません。あんな素敵な昭和の飲み屋街が全滅だなんて、武蔵小山という街の魅力が私個人的には全て消えてしまったと言っても過言ではありません。これはあんまりだ。

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 気を取り直して温泉銭湯。パルム武蔵小山商店街を抜けて中原街道を越え、先の路地を左に入った住宅街の中に『清水湯』があります。
 なかなか新しい建物ながらも大正12年創業と歴史は古く、料金も銭湯価格の460円というのが有難い。
 中は広くサウナや露天も完備。さっそく内湯の黒湯浴槽に入ります。浴槽は広いのですが、右手からジェットバスが信じられない勢いで噴出しております。油断すると浴槽左手へと流されてしまい、そこに待ち受けるのは電気風呂。なんの罰ゲームだ!(笑)
 落ち着いて入っていられないので露天風呂へ移動しました。外は三人くらいしか入れない黒湯の浴槽と、一段高い場所に5~6人入れる鉄泉浴槽があります。
 まずは黒湯。麦茶色の重炭酸ソーダ泉は微かにぬめり感。塩素臭の向こう側にしっかりと感じるミントガム臭。表現が独特なのは申し訳ないのですが、とにかく上質で濃い黒湯です。
 次に黄土色に濁った鉄泉。ぬるめに設定されたナトリウム・塩化物強塩温泉はなんと掛け流し。じっくり長湯しているとじわじわ浸透して来るような浴感が、なんとも気持ちいいじゃありませんか。都内でこの値段でこれだけ素晴らしいお湯に浸かれるとは驚きでした。それだけに平日の昼間であっても多少混んでいます。

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[追記•2017年5月撮影]
 さらに受け付けカウンターにて生ビール500円の文字が。……逆らえませんでした。
地図

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 清水湯の先の路地を斜め左に入って行くと、やがて戸越銀座商店街へと繋がります。湯上がりの火照りを冷ましながらほどなく歩くと東急池上線戸越銀座駅。

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 踏切を渡り賑やかな商店街を歩いて行くと、右手の路地に建つ温泉銭湯『戸越銀座温泉』へとたどり着きます。清水湯から歩いて17分。

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 こちらも銭湯料金の460円で入れます。二階に上がると脱衣室に浴室。清水湯同様こちらも広く、銭湯というより健康ランド。半露天もありますが非温泉の軟水浴槽のため内湯のみ利用しました。
 8人くらいは入れそうな大浴場。にもかかわらずナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉はコーヒー色で、黒湯特有のぬめり感とミントガム臭もしっかりと感じられる良質なお湯です。しかも蒲田温泉並みに濃い。
地図

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 すっかり温まり銭湯を出ると、左手の戸越銀座商店街に生ビールの文字が。罠です。ハメようとしてます。

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 まんまとハメられてしまいました。唐揚げ屋さん『鶏&デリ』さんではイートインコーナーで飲む事が出来、有難い事にタバコも吸えます。しかも焼酎は金宮という死角の無さ。この後、揚げたての唐揚げをサワーと共に頂きましたが、超美味い。夕方の涼しい風に風呂上がりの体を冷ましながら、まさに最高のひとときでした。

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 店を出て戸越公園駅方面に歩いて帰ろうと思ったら、これまた魅力的な焼き鳥屋さんが。戸越銀座は店頭で飲める店が多く、すんなりと帰らせてはくれません。こんな街に住みたいけど、毎日飲んでしまいそうな危険な街です。

川崎市温泉巡り(3)、南町政の湯と大島町かまぶろ温泉

 川崎は幾度となく歩いてますが、今回は温泉銭湯目的で立ち寄りました。川崎駅東口より歓楽街を抜けると、東田町の川崎案件は何も変わらず更地のまま。そんな係争地帯を右に曲がり大通りを渡れば旧宿場町にして第二の歓楽街である南町へ。

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 右翼やヤクザの事務所が堂々と構える街を歩けば、昔ながらのストップ小屋も健在。劇場というよりも小屋と呼んだ方が相応しい川崎ロック座の脇にはデカデカとしたネオンの看板。外観ははなかなか二の足を踏むような雰囲気ですが、ここはちゃんとした踊り子さんによるショーが催されているようです。

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 一本奥に入ればカフェー建築のような建物まで。さすが堀之内よりも歴史の古い街だけあります。元々は宿場町の飯盛り宿が明治35年に移転して来て、以来川崎遊廓として発展。赤線を経て現在のソープ街へと続いています。

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 その向かいにはまた味のあるバラック建築のスナックが。しかし周りは空き地とマンションだらけとなっています。いずれ南町は改めて散策してみたい。

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 そんな特殊浴場に紛れて、共同浴場政の湯はあります。
地図

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 フロントで470円を払い下駄箱の鍵を渡すとロッカーの鍵が渡されます。指定されたロッカーは上下二段に扉が一枚の場所。荷物を背負っていたので二段ロッカーの鍵をくれたのでしょう。

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 壁には昭和31の巨大な温泉認定証が。歴史を感じさせます。

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 お湯は川向こうの大田区同様の黒湯。しかし加温加水循環濾過され塩素消毒されたお湯は、少し薄めのコーヒー色で浴感もあまり特徴を感じられない。浴槽は一人用の寝湯と二人入ればいっぱいぐらいの狭い浴槽。さらに狭い温泉浴槽の半分が電子マッサージ風呂として低周波マッサージのようにピリピリ来ます。これには地元の親父さんにも不評のようで、高血圧の自分は寝湯にしか入れないとこぼしていました。

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 どうも満足できなかったので、川崎駅からバスに10分揺られて臨港病院前で下車。かまぶろ温泉という銭湯まで足を伸ばしました。こちらもフロントで入浴券と下駄箱の鍵を渡してロッカーの鍵を貰うシステム。大きめのロッカーに荷物を入れていると、全身もんもんの方も。刺青お断りの銭湯ルールなど関係ないあたりが、さすが川崎。と言っても昔の銭湯では刺青なんて普通に居ましたけどね。
 さてお風呂。30人分はある洗い場の脇に、別室のようにして温泉浴槽があります。四人は並べる浴槽と立ち湯のような深い浴槽。利用客は多かったですが、入れ替わり入れ替わりでもゆっくり浸かれます。ここもいわゆる加温加水循環濾過式の黒湯なのですが、一般的な黒湯がコーヒーもしくは紅茶色だとすると、ここは言うなれば泥水!(笑) そう、濁り湯なのです。ジンジン染みるようなお湯に浸かっていれば止めどなく汗が吹き出してきます。なかなか良いお湯でした。
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都内、近郊の古い街並みや建造物、路地裏などの写真とレポートを主に載せています。また、国内の寂れた観光地や地方都市、マニアックな温泉スポットや廃墟などもご紹介。
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