歴史的建造物

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港区芝浦、浜松町渡邊ビルヂング~芝浦埠頭周辺

 以前から撮っておこうと考えていた、プラットホームからも見える渡邊ビルヂングを撮影するため、2014年5月、浜松町にて降りました。

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 しかし行ってみたら、ここも駅前再開発で取り壊す予定のようです。

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 会社はまだ入っていましたが、一階の喫茶店は昨年末に閉店したとのお知らせ。

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 左手のビルは解体が終わり更地となり、奥のビル2棟も解体工事のため足場を組まれていました。さらに世界貿易センタービル2階から螺旋状に地上へと降りるスロープも解体していました。

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 浜松町から直結している世界貿易センタービルの地上一階には、伊豆諸島の郷土料理を出す居酒屋なんかもあって結構渋いんですが、あの辺も変わって行っちゃうんでしょうかね。

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 浜松町駅の北西側には芝大神宮や地下鉄大門駅などがあり、繁華街として栄えています。その一角に昭和4年創業の老舗「秋田屋」さんがあります。

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 この居酒屋、店内のテーブル席の他に建物を取り巻くように立ち飲みスペースが設けられています。
 店のルールとして、立ち飲みであっても勝手にテーブルに着いてはいけません。必ず店員さんに声をかけるべし。ただし店頭で焼いてる人は焼くので精一杯なので、必ずホール(?)の人に声をかけるよう。

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 焼き場の前に立つと炭火焼きの煙がハンパない。(笑)
 生(450円)とレバー2本、つくね1本を注文で1190円てことはチャージ取られてるようです。安くはない。しかしこのつくねが超美味い!今まで食べて来たつくねのベスト3に入るくらい。帰りがけに寄り道してみたいお店です。

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 ここからは2012年頃に撮影したものです。浜松町から芝浦方面を抜けてゆく東京モノレール。この辺りは埋立地で、縦横に運河が張り巡らされた倉庫街ですが、潰れた倉庫の跡地にマンションが建てられ続けています。

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 上下水道は水道橋で運河の上を跨がなければなりません。そのため水道網としては脆弱な環境とも言えます。

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 屋形船や漁船などの船溜りも時折見かけます。

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 今やトラックによる輸送となっておりますが、かつては運河を道路代わりとした水上輸送が中心でした。

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 船の修理工場というものも民間であります。

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 東海汽船の荷貨物埠頭。大島や八丈島へゆくジェットフォイル(高速船)がここに立ち寄り、荷物などを積み込みます。荷物発送の受付窓口まであるのですが周囲に何も無く、田町や品川からバスに乗って来なければならないような辺鄙な場所。

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 貨物埠頭はちょうどレインボーブリッジの袂にあります。橋の左手は芝浦埠頭、日の出桟橋と続く。

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 レインボーブリッジの足元は公園になっており、広い駐車場も完備。つまり、絶好のデートスポットとなるわけです。

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 この界隈は運河とマンションだらけですが、散歩すると綺麗な夜景にも出合えます。

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神奈川県小田原市(2)、昭和の建築物群

 地方都市は東京と違い、関東大震災や東京大空襲のような焼け野原状態にならなかったため、戦前建築などが比較的多くのこされています。

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 こちらは大雄山線でひと駅乗った緑町にある老舗旅館。中を覗くとタイル張りの土間で、素晴らしい雰囲気を醸し出しています。

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 市民会館の前にある老舗料亭『だるま』。以前GREEの知り合いでここにバイトしてた事のある方がいて、話によれば幽霊が出るとか。冠婚葬祭の二次会などで団体客が座敷を借りきったりするような店ですが、築年数の古さで言えば文化財クラスの建築物です。‌‌

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 だるまの隣、本町交差点にある労金。戦前の建物と思われますが、築年数や施工者などの建築データが一切不明だとか。‌‌

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 労金の向かいの小田原市民会館。こちらもかなり古い建物ですが、小田原で唯一、コンサートなども行われています。‌‌

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 海に近くなると蒲鉾の老舗が目立ち始めます。‌‌こちらは籠清本店。鈴廣と並び小田原を代表する蒲鉾メーカーですが、本店はなんと昔のまま。ちなみに工場は早川港の近く、早川沿いにあります。‌‌

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 それにしても小田原の市街地には、他の都市にはなかなか類を見ないほどに、古い建物がやたら残されております。‌‌

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 行政による保存の動きもあるようですが、ただある程度密集して町並みを形成しない事には観光スポットとして売り出せないという現状も。‌‌

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 そこそこ有名な昔ながらのパン屋さん。桃鉄の物件に出て来るのも多分ここ。しかしショーケースの中にはスナック菓子しか並んでおらず。‌‌

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 と思ったら、本拠地はこちらのようでした。‌‌

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 東京では昭和の建物が珍しいからと言って写真撮りまくってしまいましたが、地方都市では普通なのかも知れない。

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 そう思うといくら撮ってもキリが無いのですが、国道1号線沿いの昭和建築を一気に載せます。‌‌

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 それにしてもこの市街地の広さは、さすが北条氏の城下町といった感じです。一時期とはいえ関東平野の中心地だった時も有る訳ですから。

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 古い建築物は多いのですが連続しておらず、途切れ途切れにあるため街並みとしての観光スポットになりきれないのかも知れません。

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 板橋の駅近くに私が幼かった頃よりあった建築物。病院だったような記憶はあるが何かは不明。‌‌

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神奈川県小田原市(1)、駅周辺~宮前町の花街跡

※この記事を書いた後の2014年11月、小田原地下街跡地は『ハルネ小田原』として再生されました。

 高校卒業まで箱根にいた訳ですが、子供の頃から買い物と言えば小田原まで山を下り、ニチイやシザワ、長崎屋、丸井、ヤオハン、箱根登山デパート、小田急百貨店などといったデパートやスーパー(現在全滅)に行ってました。なので半分故郷のような街です。‌‌

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 以前訪れた時には駅前地下街であるアミーオダチカが全店休業となっていた事に驚かされました。1976年に開業し2007年まで、およそ30年間市民や観光客たちに親しまれてきました。小田原初のファーストフード店としてロッテリアがオープンしたのも、このオダチカでした。

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 しかし郊外の幹線道路沿いの巨大ショッピングモールなどに客を持って行かれたのだろうか、まさに小田原の顔と言った地下街の閉鎖は、かなりショックでした。所有者である小田原市は管理運営してくれる企業を探しているようですが、いまだシャッターは降りたままで再生される様子は見られません。‌‌

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 とは言え中心街である栄町に行ってみると、その賑わいは今も変わっておらずひと安心します。長崎屋はドンキホーテに変わり、ニチイは地元ショッピングセンターに変わりつつ、同時に古くからある老舗は今でも暖簾を守り続けており、商店街として今も頑張っているようです。‌‌

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 小田原の中心街から離れるごとに、やけに空き地が目立ち始めます。‌‌ひとたび駅を離れると、カスカス。‌‌空き地のために、本来隠されていた部分が随分と露呈されています。‌‌

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 本町交差点の南東側、路地を一本入れば宮前町歓楽街に足を踏み入れます。‌‌

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 昔ながらの花街ですが、バス通りから一本奥の通りにあるため、未成年だった当時私もその存在を全く知りませんでした。‌‌

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 しかしスナックなどその大半がすでに潰れており、すっかり寂れた姿をさらしております。高級車がやけに路上駐車している事から、ヤのつく方の事務所があるように想像できます。‌‌

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 廃墟と化した宴会場。

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 場所が場所だけに、いかがわしい宴会場だったんだろうと思います。思わず水上温泉のホテル蒼海などを思い出させる。‌‌

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 連れ込み宿の名残。赤線などの花街の時代、ラブホと言えばこのような旅館でした。なんとも昭和。‌‌

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 その他、花町を思わせる建物たち。‌‌

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 どれも戦前から残っているといったふうな物ばかり。‌‌

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 気のせいだろうか猫もなんだかヤサグレタ顔つき。

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中央区銀座(1)、奥野ビル、第一銀緑ビル

 地価の高騰やバブル景気を経て歌舞伎座も改築となり、もうすっかり再開発も進み昔の面影と言えば銀座和光の時計ビルぐらいかと思われがちですが、探せば昭和のなごりもあるものです。‌‌

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 銀座と言えばまずはやはり和光の時計ビル。昭和7年竣工。

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 銀座の中心部に残る、昭和六年創業の巨大キャバレー『白いばら』。昼間は貸しホールとなり、夜は熟年の常連客や団体観光客などで賑わっているそうです。夜の銀座の歴史を感じるためにも、一度は体験しておきたい店です。

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 場外馬券場の近く、京橋寄りの方に、奥野ビルという古いビルがあります。昭和七年竣工。‌‌

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 内部は竣工当時の姿をかなりとどめています。‌‌まずこの手動扉のエレベーターが衝撃的。‌‌

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 何階にいるかを表示する針も、現役で動きます。‌‌

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 しかし中のカゴは新しくなっており、少し残念。‌‌
動きは相当ゆっくりですが、乗っててなんだか楽しい。‌‌

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 テナントはギャラリーやアトリエなどで結構埋まってます。‌‌人も多く活気もある。

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 ほとんどの玄関扉も当時のまま。大切に使っているんでしょうね。‌‌

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 空襲をも生き延びて来た建造物の、およそ80年もの間おそらくは使われる事のなかった消火栓。‌‌

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 最後に屋上への階段。‌‌古い洋画にでも出て来そうな雰囲気でした。‌‌

 変わって、松坂屋の裏手ある第一銀緑ビル。‌‌

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 大震災の翌年、大正13年(1924)に建てられた、おそらく銀座に現存する最古のビル建築。‌‌

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 地下一階はバー『TARU』になっておりましたが、残念ながら閉店となってしまい、ギリギリ行く事は出来ませんでした。

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 一階の狭いエントランスのような場所には見事なモザイクタイルが敷き詰められております。‌‌

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 小さなビルにしては珍しくエレベーターも完備。‌‌そのエレベーターが、奥野ビルと同様の手動式扉でした。探せば残っているものです。‌‌どうやら構造上スラブ高(天井裏、床下を含めたフロアの高さ)が低いため、自動扉を設置できないようです。‌‌

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栃木県宇都宮市(1)、大谷石採掘で栄えた大谷地区

 サドルをやたら低くして自転車に乗る栃木県民たちを眺めながら、まず向かったのは寂れた観光地、大谷。近づくにつれ、家の塀や門、蔵などに大谷石が目立ち始める。 ‌‌

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 大谷石御殿。採掘でどれだけ儲かっていたかが伺えます。このような屋敷がこの辺りにはいくつもある。 ‌‌

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 6~7世紀頃から採掘が始まり、明治末頃から本格的な採掘で賑わったとされる大谷地区。この辺りの民家には塀や門や蔵など、様々な所に大谷石が使われています。

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 こちらも大谷石御殿。見事な門構えです。

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 大谷石の採石場跡である大谷資料館に到着。かつて採掘していた巨大地下空間を見る事が出来ます。

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 まるでダンジョン。ロープレ、とか思い出す。 ‌‌地底空間とは不思議なもので、地味でマイナーな観光スポットですが一見の価値ありです。

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 この辺りは大谷石の採石場として栄え、その採石場跡も観光地として賑わってました。しかし10年ほど前だったか、田んぼに巨大な穴が空くほどの陥没事件があり、以来観光客も減って行ったとか。

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 後で宇都宮にあるスナックの大ママに聞いたのですが、なんでも採石している会社の二代目が、落盤を防ぐために柱状に残してあった所を、いい石が残っているからと言って削ってしまったそうです。 ‌‌江戸時代から続く坑道(巨大地下空間)は、先人の知恵でちゃんと計算された上で太い柱を幾つも残してあったと言うのに。 ‌‌

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 以来、観光地としても寂れて行ってしまったとか。確かに、潰れたお土産屋さんや食堂、ホテルなどが周辺に廃墟として点在しております。 ‌‌

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 採石場の近くにある大谷観音。岩壁(大谷石)の窪んだ所に建つ本堂は中国の石窟寺院を思わせる(大袈裟)。 ‌‌

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 本堂の中は撮影禁止のため写真は無いのですが、岩肌に見事な千手観音像が彫られております。弘法大師作と言われてますが、チベットを思わせる(大袈裟)。 ‌‌

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 本堂内部を撮影出来なかった代わりに境内を撮影。

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 大谷観音の門前から切通しを抜けると平和観音があります。こちらは戦後、戦没者の慰霊のために彫られた巨大な観音像。この辺りが疎開先などになっていたのかも知れません。


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