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港区新橋(2)、汐留口の新橋駅前ビル地下飲食店街

港区新橋(1)、烏森口で立ち飲み屋巡り
港区新橋(2)、汐留口の新橋駅前ビル地下飲食店街
港区新橋(3)、SL広場のニュー新橋ビル
港区新橋(4)、汐留口の新橋駅前ビル1階〜2階
港区新橋(5)、SL広場周辺の飲み屋


新橋駅の東口に当たる汐留口は、ゆりかもめ新橋駅の向こうに汐留高層ビル群が聳えます。しかし駅前だけは再開発から取り残されたように、新橋駅前ビルが横たわっています。

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1966年竣工のこのビルは左手に一号館、右手は二号館となっております。確か20年近く前でしょうか、チャットのオフ会で一号館屋上にある汐留ビアガーデンに行った事があります。当時、トップレスビアガーデンとして昭和のお父さん方に人気で、ポリネシアンダンスショーの後トップレスのロシア人ウェイトレスさん達が各テーブルでチップをせがみ、1000円払えば顔を埋めさせてくれるという、今考えればとんでもない店でした。いかにも昭和な雰囲気ですが、残念ながら数年前に閉店したとの事。

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都営浅草線からJRに乗り換えようと階段を昇れば、右手に新橋駅前ビル一号館地下飲食店街があります。中のお店は基本土日休みで、特に日曜などはビル自体がシャッターを下ろしてしまいます。

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初心者はまずここから。入り口脇の立ち飲み「吟」は比較的入りやすい店です。向かいの「へそ」は新橋を中心とした小規模チェーン店なので、とりあえず吟に入店。

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飲み物とともにレジ前の小皿料理をチョイスして前払いというシステム。アサヒ黒生380円、割り物300円前後、小皿料理基本的には300円。日本酒も浦霞や天狗舞を始め色々選べます。

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カツオのタタキは脂が乗っており、チンした青海苔豆腐で落ち着く。食い物が美味いので、まず一軒目に立ち寄るって感じでしょうか。またその入り易さからもまさに「入り口」とも言えます。

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一号館のメインストリート。今どきたいした導線にもなっていない飲食店街で、シャッター下ろしている店も少なく、これだけ賑わっているところも珍しいです。

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もちろん飲み屋さんだけではありません。喫茶店もあればレストランや寿司屋も、さらに金券ショップまで。特にこのパーラーキムラヤさん、昭和の老舗洋食屋さんの雰囲気。

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店内も昔のまま。椅子なども修繕を繰り返し大事に使われているようです。

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ランチセットはナポリタンとピラフの二択にサラダと食後のコーヒー付き。ナポリタンはちょっとした辛味が食欲を増進させ、美味いです。

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その中のラーメン屋さんは普通に老舗の貫禄。飲んだ後のシメに寄りたい。

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ラーメン屋さんの脇を入って行くと、静かで狭い裏路地が。これがビルの地下街だってのが驚き。

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路地を抜け大通りに戻るところの両脇に「南」一号店と二号店があります。どちらも5〜6人しか座れないカウンターと、大通りにはみ出して置かれたテーブル席のみの小さなお店。

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二号店のカウンターから一号店を見たところ。おつまみやドリンクのほとんどは一号店で作られます。また、平日のランチタイムは500円のカレーを出されております。

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雰囲気的にもメニュー的にもバーと言った感じ。洋酒系メニューが豊富なのですが、個人的なおすすめはコーヒーハイ。金宮焼酎にコーヒー豆を一カ月ほど漬け込むという意外な発想で作られており、これがまた美味くてハマります。

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「南」の反対側にも裏路地があります。ふと覗いて見ればなんと流しが!今でも頑張ってらっしゃる流しの人は年々数が減っており、もはや絶滅寸前です。

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路地は「コの字」になっており元の大通りに戻って来ます。その途中にある立ち飲み屋「圭」さん。ちなみに左手に写っているロッカーのような物は「南」のような狭い店に貸し出されている倉庫のような物。

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さて「圭」さん。路地の両側にカウンターがあり一方に厨房、もう一方はカウンターのみ。

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生450円、割り物350円前後。新橋は築地が近いので海産物はどの店も新鮮。

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一号館に続き二号館地下を散策して行きます。都営地下鉄浅草線からJRへ乗り換える階段を昇り今度は左手。こちらは二号館地下飲食店街となります。

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二号館は一号館と比べて非常に狭く、路地裏しかないような雰囲気で、人通りも少なくひっそりとしています。

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路地は「中の字」と言いましょうか、ぐるりと一周出来る通りと真ん中を真っ直ぐ突っ切る通りがあります。その一番奥に店を出す立ち飲み屋「こひなた」。

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生390円、割り物260円〜、おつまみは一部を除いて200円。
串焼きや刺身などは無く簡単な惣菜系のみ。ご高齢のママさんと、インド人らしき姉さん二人、合計三人で切り盛りされてます。

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一号館二号館ともに気になる店はまだまだ沢山ありますが、引き続き開拓したらこの記事に加筆して行きます。ちなみに地上一階のも立ち飲み屋が数軒あったりして、なんともキリが無いです。

※追記 2017年9月

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こちらは新橋駅前ビル二号館地下の「蘭蘭」。

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そして最終的には新橋駅前ビル一号館地下の「南」に落ち着く。最近は飲まなきゃやってられないって感じでして、先日久々に新橋の『南』さんに行って来ました。まだ半常連と言った具合ですが、常連さんの顔と名前を覚えていけば常連として認められるかも。

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以前ここ。新橋駅前ビル一号館地下でチラッと見かけた流しのケンさんです。少しお話することが出来ました。

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若い頃は新宿ゴールデン街に居たこともあるそうですが、新宿の流しは最近亡くなられた方が最後。果たして現在、都内には何人の方が流しの商売を続けていられるのか。

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コーヒーハイと青汁ハイは相変わらず飲み易くてクイクイいってしまい、いい感じに酔ったところで近くのカラオケスナック「うめちゃん」へ。L字カウンターだけの狭い店内は、だいたい同世代の方たちばかり。70〜90年代の曲で盛り上がりました。

※追記 2018年3月

新橋駅前ビルの飲み屋はまだ半分も制していません。もっとも全店制覇するつもりなどありませんが。

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地下入り口右手の立ち飲み屋『へそ』新橋駅前店に立ち寄りました。

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セットがお得。帰りにちょっと立ち寄りたくなります。メインは串揚げ100円代。おつまみは240前後。飲み物は生450、割り物340〜。

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串揚げ5本の晩酌セットにプラス50円のサッポロ生で800円。お手頃です。

新宿区新宿歌舞伎町(2)、裏の歌舞伎町

 歌舞伎町は風俗店の深夜営業が規制されたり、コマ劇場周辺が再開発されたりと、昔の不夜城と言ったイメージからはすっかり変わってしまいましたが、20代の頃大久保に住んでいた自分としては地元感覚が強い分、敢えて写真を撮ろうという気にはなりませんでした。今思うと歌舞伎町こそ記録しておくべきだったと後悔しております。

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 歌舞伎町一番街を入り左手すぐのビルの一階。これほど目立つ場所にありながら全く気付きませんでした。もっとも新宿界隈で飲んでいたのは十数年前までで、当時立ち飲み屋などには全く興味も無かったし、この立ち飲み屋「龍馬」さんもオープンして12年目だそうなので。

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 串カツ屋さんなのですが、生390円、割り物(大五郎使用)300円、野菜系の串は90円、肉魚系の串は120円と、最高の立地にしては非常に良心的なお値段。

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 歌舞伎町も変わってしまい馴染みの店も消えてしまい、そんな中変わらず営業を続けている一軒のもつ焼き屋に入ってみました。創業40年というから私が上京するずっと前から歌舞伎町のど真ん中で営業していたのですが、意外と今の今まで入った事が無かった。

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 もつ焼きカミヤ。10人ほど座れるカウンターと二人掛けのテーブルが幾つかの店内は大盛況。生と焼き鳥を注文しましたが、焼き鳥の注文は5本単位。しかし5本350円と安いです。

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 歌舞伎町のストリップ劇場は健在。ただ、ここは確か昭和の下品なストリップではなく、一流ダンサーによるショータイム的な物だったと思いました。

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 新宿某所。以前より噂を耳にしていた中島みゆき専門バーに行って来ました。歌舞伎町の奥に建つ雑居ビルの一角に、その店はありました。かなり見つけ辛い上、会員制のバーになります。

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 店にはずっと中島みゆきの曲が流されています。静かで落ち着きのあるお店で、新橋のフォーク喫茶などを思い出します。
 年齢層は40~50代の中島みゆき世代ばかりでなく、30代までと幅広く、8人座ればいっぱいのカウンターと小さなテーブルがひとつだけの小ぢんまりとした店内は常に満席。中には有楽町国際フォーラムでやっていたという中島みゆきのライブ帰りの方もいらっしゃいました。
 何を隠そう書く言う私もミユキストでした。高校時代は毎週オールナイトニッポンも聴いており、隣に座る常連さんと昔話に花が咲きました。帰り際、私の中での『エンディング』である『歌姫』をリクエストしてかけてもらい、店を後にしました。
 懐かしい。機会があればまた通いたくなるお店です。

大田区蒲田(4)、蒲田周辺の立ち飲み屋巡り

 関連記事。
蒲田(1)池上線ガード下〜西蒲田のスナック街
蒲田(2)東口〜京急蒲田及び蒲田新地跡地
蒲田(3)JR蒲田~京急蒲田ラーメン屋巡り

 蒲田のアフター5(今どき言わないか)の飲食店事情を個人的評価とともに紹介していきたいと思います。また写真が増えたらこの記事に追加して行こうと思います。

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 夜も更けて街の明かりに灯が点る。というわけで立ち飲みタイムでございます。こんな客引きがいたら思わずお店に入っちゃうよ!

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 それはさておき、上の写真はJR蒲田と京急蒲田の間にある立ち飲み屋『かるちゃん』。
 店内は天井が高く意外と広く感じます。なかなか年季の入った良い雰囲気のお店ですが、店に入るとまず壁に飾られた『まいっちんぐマチコ先生』のイラストと、えびはら武司先生のサインが目に入ります。そしてJR貨物のカレンダー。蒲田駅の柱に貼る駅名表示板……。
 ヤバい、通わねば。この店、通わねば!(笑)

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 と言う訳で。

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 撮影許可を頂きました。このお店、大好きです。結局、蒲田で仕事をしていた期間、週1~2で通ってしまいました。おつまみのレパートリーはちょっと少ないですが、とにかく落ち着くんてす。

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 看板が白く飛んでしまいましたが、かるちゃんの近くいある立ち飲み『きらら』。路地にある創作料理きららの支店のような物と思われます。狭い店内に女将さん含め店の人が三人。家庭的な雰囲気でとても落ち着きます。(この店は閉店しました)

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 こちらは『かるちゃん』の隣にある立ち飲み屋『五坪』。蒲田在住の友人の話では刺身が美味いとか。昼はランチでラーメンとカレーやってます。

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 きららのはす向かいにある立ち飲み『たわら屋』。店は真新しいですが、ちょっと覗いたら昭和なママさんの姿が。

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 2015年3月10日突入。ここも良い店です。

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 蒲田の立ち呑み屋の件数たるや都内屈指と言えましょう。上の写真はアスト(京急蒲田商店街)から少しJR寄りに行った商店街にある『Bassy7』。

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 立ち飲みと言うよりスタンディングバーです。店内には60年代から70年代のオールディーズが流れ、酒はバーボンから泡盛まで。マスターの作るツマミと選曲がナイスです。
 蒲田奥深い。二件目に静かに飲めば、気持ちいい酔い方になります。ナイスです。

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 京急蒲田西口から川寄りに入った路地、柳通りにある立ち呑み屋『とっちゃん』。若女将と不慣れな兄ちゃんの二人で頑張ってます。カウンターと奥にテーブルの小さなお店ですが大盛況。

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 ともあれ、レバーが半焼きなのが嬉しい。新鮮だからこそ出来る技で、串物一本90円。焼酎は金宮で割り物290円、生395円。安い! もう言う事無しです。週2~3で通っていました。

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 この店で発見したのが金宮焼酎謹製のミリン。飲めます。岐阜県の養老や茨城県の流山などに飲めるミリンが存在する事は知ってましたが、金宮にも有ったとは。頼んだらミリン少々に瓶ごと凍らせた金宮焼酎をダバダバ。最初焼酎まんまで最後に甘々のミリンがくる。かき混ぜれば良かった。(笑) ロックで飲んだりするといいかも知れません。

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 こちらは場所が変わって蒲田駅西口になりますが、立ち飲み屋『銀次郎』。カウンター一本の狭い店で多少混んでいると、さすがに入り辛い。しかしこちらもいずれチャレンジしてみたいと思います。

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【日記】新宿の夜の過ごし方

 ここのところ仕事が鬼のように忙しく、なかなか新しい記事も書けないほど。こんな時は飲むしかない。とは言え、40代も半ばになると、朝までオールってのも、なかなか辛くなってきた。
 新宿はホームグラウンドと言った感じで落ち着きますが、唯一小便横丁(思い出横丁)だけはアウェイ。なので待ち合わせも兼ねて最初の一杯目は小便横丁開拓。

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 今回、夜間スマホで撮っているので(酔いも回ってたので)手ブレがひどいです。すいません。デジカメ持ってけば良かった。
 路地は連休前の土曜日だからでしょうか、観光客でごった返していました。特に外国人向けの観光ガイドに「IZAKAYA」として紹介されているためか、外国人観光客がハンパない。それに対応するため、どの店もメニューが全て英訳されています。

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 入ったのは『ふくはち』。中国人店員が増えてきた小便横丁の中でも、高齢の女将さんがまだ頑張っていらっしゃるお店です。焼き鳥を焼く際、煙が女将さんの目に沁みるので小さい扇風機を点けます。すると煙は、路地に面したカウンター席に座る私のところに全部来る(笑)。大丈夫です。煙なら色んな店ですっかり慣れっ子ですから。
 この店、焼き鳥のタレが非常に美味い。皮の焼き加減も絶妙。

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 そこそこお腹を満たしたら新宿三丁目のソウルバー『ソウルストリーム』へ。店長の大木さんとは古い付き合いで以前経営していた『baobab』を後釜に任せて二店目を出店。70~80年代のソウルミュージックが世代的にツボ過ぎます。

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 いい音楽といいお酒。二件目にちょうど良いお店です。ノリノリで飲み過ぎちゃいます。

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 靖国通りを渡り花園神社を抜けて新宿ゴールデン街へ。ビール、ウーロンハイ、ターキーと続いて酔いもいい感じに回ってる。

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 ゴールデン街最長老だった美沙の大ママが亡くなって以来、約二年ぶりの訪問です。

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 そしたら、すっかり雰囲気が変わってしまっていました。なんだこの明るい雰囲気は。以前は若い人たちが集まる新しい店の多い路地と、昔ながらのオヤジたちが管を巻く昭和な路地、そしてボッタクリの店が多く紛れている路地と、筋によってそれぞれ特徴があったのですが、『美沙』があった昭和な路地が随分と新しい店だらけになり、若者で溢れているばかりか外国人観光客たちの姿も。水商売ナメてるバカ息子が継いだ美沙が無くなっているのは全然想定内でしたが、あの暗く寂れた昭和の路地裏感までもが消えてしまっている。

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 詳しくは聞いてませんが照明がドピンクな、まるでちょんの間のような造りをした店に、一人の老齢のママさんが座っていました。青線時代からやり手ババアをやっていたのかなんて想像してしまいましたが、その辺は謎のまま。以前『美沙』で手伝っていた私の連れの事も知っており、現在ではこの方が生き字引のような存在かも知れません。
 聞けば最近キャッチの姉さん方も絶滅してしまったそうです。キャッチの姉さんとは夜な夜な飲み歩いている高齢者に声を掛けてスナックに同伴し、上がりの半分を紹介料として店から受け取るという方々。これも新宿ゴールデン街のひとつの顔でしたが、もはや昔の話。
 確かに以前に比べて商売としては潤い、それがゴールデン街の存続にも繋がっているのかも知れません。しかし、キャッチの姉さんが徘徊し、たまに流しの人が昭和歌謡を奏で、スナックの床では死にかけの爺さんが酔い潰れているような、そんなゴールデン街らしさは無くなってしまいました。実に悲しい事です。

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 終電の時間も過ぎた頃、新宿二丁目へと流れます。『アドモス』という馴染みの店で始発の時間まで、そして力尽きるまで飲んで歌って大騒ぎ。この店は二丁目のオカマバー(ホモバーとは違い女性でも気軽に入れます)としては比較的リーズナブルでお勧め。

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新宿区新宿三丁目、末広亭界隈

 15年近く通っている勝手知ったる街であります。
 新宿三丁目と言えば三越、伊勢丹など、成城のセレブがショッピングに訪れる街。その外れに、寄席『末広亭』を中心に飲み屋街が広がっております。



 ここは結構学生さんたちが多い。昔は文豪や文化人が集まり、現在ではデザイン系や音楽、芸術などを目指す若者たちでひしめき合っています。私も10年ほど前から、よくこの界隈で文学系のオフ会などを開いて来ました。



 中心に鎮座する寄席『末広亭』。落語も結構面白もので、一度は行ってみる事をお勧めします。
 末広亭の右隣、黄色い看板は、いつもオフ会でお世話になってる居酒屋『呑者家』。飲み放題込みで二時間一人3000円とリーズナブルです。その向こうのビルの二階にはトルコ料理屋『ボスポラス・ハサン』。週末にはベリーダンスショーが狭い店内で披露されます。



 末広亭向かいにある『ぼでこん亭』。こちらも古い店で、以前までは建物がびっしり蔦に覆われてました。しかし数年前の火事で蔦は消失。大火事でも無かったので建物はそのままで営業を再開できましたが、店内のレンガや手すり、いたるところに書かれていた落書きも焼けてしまいました。大学生や専門学校生などが多く通い、若者たちの夢が多く刻まれていました。



 末広亭の正面の通りを入り左手の路地を曲ったところにあるバー『どん底』。ちょっと値段設定お高めですが、様々な文豪が集まってた店。ふと座った席の壁に司馬遼太郎直筆イラストが飾ってあったりして驚きます。たまに新宿タイガーマスクがキャバ嬢のネーちゃんはべらせて飲んでたりもする。



 こちらはどん底の向かいの二階にあるソウルバー『baobab』。オープン一年目から、かれこれ10年以上の付き合いになりますが、二次会会場なども大抵ここでやってました。



 手前のマスター、大木氏は後に一本御苑寄りの通りに「ソウルストリーム」を出店。
※以上、撮影・2010年1月

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 こちらがそのソウルストリームです。大木氏は以前経営していた『baobab』を後釜に任せて二店目を出店。70~80年代のソウルミュージックが世代的にツボ過ぎます。

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 いい音楽といいお酒。二件目にちょうど良いお店です。ノリノリで飲み過ぎちゃいます。
※加筆、2014年10月

 新宿三丁目界隈で飲む場合は呑者家とソウルストリームと決めていたのですが、仕事帰りに一人ふらりと立ち寄る店も欲しい。ということで立ち飲み屋など開拓して見ました。

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こちらは新宿三丁目に最近できた立ち飲み屋いっぷくさん。三丁目で飲む時はいつも寄っていた右手角のタバコ屋さんが電子タバコ屋になっていたのはショック。

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値段は三丁目価格。新宿三丁目って基本的には安くないんです。末広亭並びの呑者家は特別として。

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 末広亭の通り、新宿通り近くの角にあるこの日本再生酒場は、ひと昔前の立ち飲み屋ブームの火付け役となったと言われる小規模(10店舗)チェーン店系立ち飲み屋です。外観、内装ともに「あえて」昭和な感じを演出すると言う、作られた古さ。

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 基本このような店は避けるのですが、たまたまフラッと入って見たところ美味い!店員さんたちの雰囲気も悪くないし、飲み屋としては決して悪くなかったです。ただ、唯一苦言を呈するとすれば、お通し代取られて生、緑茶ハイ、レバー2本、煮込み、これだけで1900円代。やはり三丁目価格でした。

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 こちらは御苑寄り外れにある立ち飲み「ありがとう」。立ち飲みと看板を掲げてますが、実際は丸椅子が並べられています。昔は椅子が無かったのかも。

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 カウンターに並べられた大皿料理がそそります。頼んで見ればこれが実際に美味い。新宿三丁目は食い物のレベルが基本高いです。寄席もあるせいか皆舌が肥えているのでしょうか。ただやはり、三丁目は値段も基本的に高いです。
※加筆、2017年10月
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