トンネル

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静岡県熱海市(9)、山にめり込むヘアピンカーブ

およそ一年半ぶりに熱海へ行って来ました。

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ついに旧駅舎も建て替えられて完成した熱海駅。観光客の数も年々増加しているように思えます。

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駅から市街地へと下る途中、来宮方面へ向かう山沿いの道を入って行ったところ。山を登っていく非常に狭い道があります。

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今回の目的はここ、野中山トンネル。私が敬愛するサイトの一つ「山さいがねか」様で紹介されていた記事を読み、ぜひ一度行ってみたいと思ってました。

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狭くて急な坂道を少し登るとすぐトンネルの入り口です。しかしすでにトンネルの姿として異常。

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斜度は急なまま、トンネル内で180度ターン。

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あっと言う間に出口。この坂道、行き止まりなのに意外と車が通ります。もちろんすれ違いなど出来ません。

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坂の下の方を振り返ります。怖いくらいの下り坂。タクシーの運転手さんも通った事が何度かあるそうですが、ここは行きたくない道だと言ってました。※奥の人影は連れであり、おばけじゃありませんwwww

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この衝撃はなかなか写真では伝わりづらいのですが、特にコーナーのイン側の斜度が鬼。

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そのイン側を見てみれば、トンネルというよりコンクリートの柱です。
なんて言うか、もはや変態!
こんな場所に来て喜んでいる私も然り!(笑)

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トンネルを抜けた先も急坂は続きます。へばり着くように建つ民家が崖から迫り出している。熱海の山間部はこのような無茶な道が多いのですが、ここの無理矢理造った感はトップクラスかと思います。

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その先のヘアピンも鬼です。坂の上には実業健康保険組合の保養所サンライズ熱海やリゾートマンションの野中山マンション、リラックスリゾートホテルなどが斜面に建っており、程なくして行き止まりとなります。しかし考えてみれば道の奥のマンションやホテルなどは、建設工事や改修工事の際、2トントラックでも厳しそうなこの坂道をいかに登って資材を搬入したのでしょうか。

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今回も宿泊は竜宮閣さん。宿泊は2回目、1回だけ立ち寄りで入浴。温泉好きの中でも特にマニアな方々もさる事ながら、昭和建築マニアの間でも竜宮閣ファンは居るもので、この日も日曜日の夜なのに他にも宿泊客がいらっしゃいました。

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お風呂には黒い綿状の湯の華が大量に漂っており、相変わらず極上のお湯でした。

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夜は湊町まで降りて海沿い、飲食店街菊川会館のL字通路にある居酒屋へ。昔はスナックだったのでしょうか、カウンターのみの狭いお店が軒を連ねています。この通路のお店はオーナーが一緒のようで、魚介担当、肉担当、ドリンク担当などと役割を分担させながら、メニューを共通にしているようです。

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入ったお店は魚介担当。ドリンクや肉料理は他の店から運ばれて来るという、面白いシステム。クリームチーズにイワシ節と醤油をかけた横丁チーズや、ニンニク油で煮込んだ鳥皮など、酒が進むメニューが豊富。そしてしばらく飲んで居ると花火の音が。

動画(You tube)

居酒屋を出ると目の前で花火が上がっていました。熱海の花火大会は30分ほどの短い物ですが、年間を通して18回も開催されています。また30分だからと言ってショボいわけでもなく、内容の濃いい素晴らしいものです。つまり花火大会がメインではなく、美味しい海鮮料理食べて温泉に浸かって、散歩がてらにビール片手に海辺で涼んでいると花火が上がる、あるいは海の見える部屋や露天風呂などで寛ぎながら花火を眺める、と言ったスタンス。私も居酒屋で飲んで店を出たところでビール片手に花火を眺め、終わったら同じ居酒屋に戻りました。

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4年前の春に訪れたスナック「シーレディー」さん。第一交通タクシーの運転手さんに教えてもらった第一交通の二軒隣のスナックで、地元の人しか来ないようなお店なので観光地価格ではないため安い。地方のスナックに再訪するたび潰れてないか心配になりますが、残っていると安心します。

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翌日、昭和町にある和田タバコ店を訪れました。ここは駄菓子屋に置いてあったレトロゲームの博物館のようになっており、しかも全て実際に遊べます。店内は一切撮影禁止ですが、10円玉をパチンコみたいに弾くやつとか、国取り合戦ゲーム、ルーレット、スーパーマリオの元祖である駄菓子屋筐体からインベーダーまで、懐かしいゲームの宝庫でした。
その後はMOA美術館の北斎展を観て、今回は帰りました。

静岡県熱海市(1)、昭和の熱海、竜宮閣・日航亭大湯
静岡県熱海市(2)、観光産業の光と影
静岡県熱海市(3)、今に残るカフェー建築
静岡県熱海市(4)、来宮の山沿い〜山田さんちの山田湯
静岡県熱海市(5)、2015年末で閉鎖される水口第一第二浴場
静岡県熱海市(6)、坂の途中の建築物と海沿いの廃墟
静岡県熱海市(7)、旧赤線地帯再訪〜渚町
静岡県熱海市(8)、龍宮閣に再訪・福島屋旅館・駅前浴場

港区高輪、提灯殺しトンネルこと高輪橋架道橋

 やたら天井が低くてタクシーの屋根の上に乗っかっている提灯が擦れそうになる、一部では超有名な通称提灯殺しのトンネルこと、高輪橋架道橋に行ってまいりました。

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 JR品川駅と田町駅の間、品川車両基地の下を地下鉄泉岳寺駅から高浜橋方面へ東西に貫くトンネルがあります。

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 泉岳寺側から、いざ突入。
 トンネルと言っても実際はガード下にねりますが、車両基地の下なので230メートルあります。

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 高さ制限は1.5m。実際は私が直立して頭を擦らないので、1.7mぐらいでしょうか。タクシーの提灯がスレスレです。

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 車道は泉岳寺側から高浜橋方面への一車線一方通行。左側には人がすれ違えられるくらいの歩道があります。

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 交通量は多く、意外にもひっきりなしに車が通ります。その七割はタクシー。確かに品川駅周辺は、東海道線や山手線を始めとする各線の、第一京浜側から湾岸側へと抜けるルートが非常に少ないです。しかも品川駅南側を跨ぐ陸橋には京急の踏み切りが立ちふさがっているため、よく渋滞しています。

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 歩道も人の往来が非常に多いです。線路と車両基地により分断された東西の交通事情を改善するためにも、品川駅北側の再開発が急がれています。

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 背の高い人はずっと首を傾げて歩かなければならなりません。自転車も前屈みに乗らなければ頭が擦れます。

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 車道の途中には反射板が。速度を落とさせるためでしょうけども、普通に跳ねて提灯が破壊される事を狙ってんじゃないかと思ってしまいます。

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 いよいよ出口です。長い圧迫感からやっと解放されたって感じで、タクシーも緊張から解き放たれる。

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 同時に横から猫も出て来た。

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 一体いつからここにあるのか、詳細は分かりませでしたが恐らくは東海道本線の開業当初からあるのかと思われます。

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 品川駅北側エリア再開発と品川田町間新駅建設によって、将来的にこのトンネルは無くなってしまうと言われています。

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神奈川県横浜市、保土ヶ谷区、大原隧道と東隧道

 私はよくカラオケに行くのですが、カラオケのイメージビデオでたまに気になるロケ地なんかがあります。そのひとつで歩行者専用トンネルの映像があるのですが、場所を調べて行って参りました。

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 京急南太田駅より山を登ったところに清水ヶ丘公園があります。その下を貫くようにして保土ヶ谷方面へと抜けられるトンネルが、この大原隧道です。

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 このトンネルはもともと、関東大震災によって壊滅的ダメージを受けた水道管設備を再整備、復興するため、昭和三年に造られた物だそうです。

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 全長254メートル。歩行者専用トンネルとしては以前川崎港トンネル人道を訪れましたが、全然あそこほど長くはありません。ただ、天井が低く幅も狭く圧迫感はあります。

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 このアングルです。カラオケによく行かれる方などには、この光景に見覚えのある方も居るかも知れません。このトンネル、もともとは埋設された水道管の管理用トンネルだったのですが昭和47年、清水ヶ丘の公団住宅が完成されると、住民たちの要望によって一般人も通行出来るよう整備されたそうです。

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 こちらは保土ヶ谷側の出入り口。フランス積みされた焼き付けレンガと御影石の門柱が威風堂々としています。

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 清水ヶ丘公園から保土ヶ谷駅へ坂を下る途中、大原隧道と時を同じくして同じ目的で造られたトンネルが、もう一本あります。

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 こちらは東隧道と言い、車両も通れる広いものとなります。しかし、歩行者も車両の通行量も多く、歩くとちょっと恐いです。

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 こちらは保土ヶ谷駅側の出入り口。復興建築とも呼べる堅牢な造りです。ついこの前起こった千葉のトンネル内崩落のような事故は、まず起こらないでしょう。

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川崎市東扇島~千鳥町、川崎港海底トンネル人道

 以前より東京DEEP案内様の記事を読んで一度は行って見たいと思い続けていた、川崎のディープなスポット。川崎の工業地帯、千鳥町から東扇島までを結ぶ歩行者専用海底トンネルです。

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 まず、JR川崎駅より東扇島西公園行きのバスに乗ります。このバスが高速道路の下を潜った辺りから重工業地帯のど真ん中を走り抜けるので、やたらテンションが上がります。別に工場萌えではないのですが、夜来たら凄いんだろうと思います。
 工業地帯を抜けると海底トンネルを潜って東扇島倉庫街へ。この辺りは川崎港のど真ん中で、窓から海なんか見えちゃったりして、さらにテンション上がる。そうこうする内にバスは終点の東扇島西公園に到着。

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 しまった、行き過ぎた!
 何も無い!

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 海しか無い!
 しかも船がバカみたいにデカい!

 勘違いしてました。目的の歩行者専用トンネルは途中バスで通った海底トンネルと併設されている物でした。気を取り直して徒歩で引き返す事に。しかし、私が降りたのは東扇島の一番奥にある西公園。海底トンネルは反対側の北公園にあります。炎天下の中、湾岸高速の側道を延々と歩く羽目に遭いました。下調べはちゃんとしてから出掛けましょう。

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 30分以上歩いたところで、やっと北公園に到着。案内板を頼りに海底トンネル入り口へと向かいます。

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 公園の奥にひっそりと、それらしき物が佇んでいます。

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 対岸に建つ、自動車専用海底トンネルの換気施設が出入り口。

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 いざ、海底へ。

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 軽く絶望感を覚える。およそ20mおきにスピーカーがあり、人が近づくと反応して「ここは歩行者専用道路です。自転車は降りて通行して下さい」とアナウンスが流れます。

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 トンネルは軽く下り傾斜になっており、遠くで傾斜が終わっています。あそこまで行けば!

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 しかし待っていたのは、更なる絶望感。下りの後は上りかと思いきや、延々と続く平坦な道。この海底トンネルは全長1200mあり、およそ15分掛かるそうです。しかしひたすら続く直線の閉鎖空間を歩き続けると、距離感も時間の感覚も麻痺します。繰り返されるアナウンスも、数えてませんが単純計算で500回以上聞かされるという事になります。

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 どれくらい歩いたのか、やっと半分まで来ました。このトンネルは車両専用トンネルの上り線と下り線に挟まれる形で通っており、万が一トンネル内で交通事故などによる火災が発生した際には、非難通路として使われます。つまり常に車の音が聞こえているのですが、これがもし無音の状態でアナウンスしか流れてなかったらと想像すると、恐ろしいばかりです。

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 やっと平坦な箇所を踏破し、上りセクションに差し掛かったところで東扇島方面を振り向いてみた。ずっと歩いていると、どこに焦点を合わせればいいのか分からず、目がおかしくなってきます。カメラのオートフォーカスもどこにピント合わせればいいか迷ってました。
 それにしても、変わり映えのしない画像ですいません。(笑)

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 やっと地上に。蝉がうるさくても暑くても、この時ばかりは太陽光が有り難く感じる。

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 自動車専用トンネルの換気施設。その巨大な建造物の脇に、ちょこんと千鳥町側出入り口が建ってます。

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 しかし、トンネルを抜けた先は楽園ではありませんでした。そこにあったのは荒れ果てた、ちどり公園。

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 更に鉄くずの山。

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 スクラップ場。つまりジャンク屋です。黒人労働者がやけに似合っててカッコ良くすら見えてくる。

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 更にこんなマークまで。
 しばらく歩くと千鳥町の重工業地帯に出て、バス通りにぶつかります。
 まぁ、そんな見に行ってどうこうって場所でもありませんが、珍しいもの見たさとしてはお薦めのトンネルです。

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群馬県湯檜曽温泉、マイナー温泉街と地底駅

 湯檜曽温泉は水上温泉郷に括られますが、水上から十数分バスに揺られた利根川上流域にある小さな温泉街です。

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 谷川岳の雪解け水が利根川源流の流れを激しくしております。‌‌

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 利根川を渡るのはJR上越線の上り線。ひと昔前までは三国峠を越える水上~越後湯沢間にも頻繁に列車が行き来してましたが、最近では1日数本にまで減ってしまいました。

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 温泉街は閑散とした雰囲気。唯一の酒屋さんが2013年店を閉めてしまったようで、酒の確保に困る。‌‌

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 温泉街の外れにJR上越線湯檜曽駅があります。駅前には何もない。自動販売機すらない。‌‌

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 この湯檜曽駅、ループ式トンネルの入口にあり、下り線ホームは次の土合駅同様トンネルの中にあります。‌‌無人駅の改札からホームまでの通路。

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 越後湯沢方面行きプラットホーム。水上側を見ればトンネルの入口がすぐそこにあります。

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 駅の脇にある宿「もちや旅館」に宿泊。1泊2食付きで8700円とリーズナブルですが、土曜日だと言うのに宿泊客は私どもを含めて二組。大丈夫かよと心配になってしまいます。料理は物足りなさを感じてしまう人も居るかも知れませんが、建物の裏手にある源泉からダイレクトに掛け流される源泉は鮮度抜群で、温度も高いためか広い浴槽にも関わらずあっつい。宿の方も親切だし、頑張って欲しいと思います。‌‌

※「もちや旅館」さんは翌年の2015年、宿泊業務を終了し日帰り入浴専門施設となってしまいました。

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 湯檜曽から新潟方面へひと駅、土合駅もまた下りホームだけがトンネル内にあります。

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ただしこちらは地底奥深く。改札まではおよそ八百段余りの階段を昇らなければなりません。電車で谷川岳の登山に来た人は、ここからすでに登山が始まっています。

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やっと地上に出たと思ったらスノーシェルター(雪除け)。

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 改札にたどり着いたと思えば無人駅。誰もねぎらってくれない。

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 地底駅の上は谷川岳天神平スキー場。標高が高くゴールデンウイークまで滑れます。

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