ガード下

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港区高輪、提灯殺しトンネルこと高輪橋架道橋

 やたら天井が低くてタクシーの屋根の上に乗っかっている提灯が擦れそうになる、一部では超有名な通称提灯殺しのトンネルこと、高輪橋架道橋に行ってまいりました。

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 JR品川駅と田町駅の間、品川車両基地の下を地下鉄泉岳寺駅から高浜橋方面へ東西に貫くトンネルがあります。

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 泉岳寺側から、いざ突入。
 トンネルと言っても実際はガード下にねりますが、車両基地の下なので230メートルあります。

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 高さ制限は1.5m。実際は私が直立して頭を擦らないので、1.7mぐらいでしょうか。タクシーの提灯がスレスレです。

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 車道は泉岳寺側から高浜橋方面への一車線一方通行。左側には人がすれ違えられるくらいの歩道があります。

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 交通量は多く、意外にもひっきりなしに車が通ります。その七割はタクシー。確かに品川駅周辺は、東海道線や山手線を始めとする各線の、第一京浜側から湾岸側へと抜けるルートが非常に少ないです。しかも品川駅南側を跨ぐ陸橋には京急の踏み切りが立ちふさがっているため、よく渋滞しています。

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 歩道も人の往来が非常に多いです。線路と車両基地により分断された東西の交通事情を改善するためにも、品川駅北側の再開発が急がれています。

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 背の高い人はずっと首を傾げて歩かなければならなりません。自転車も前屈みに乗らなければ頭が擦れます。

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 車道の途中には反射板が。速度を落とさせるためでしょうけども、普通に跳ねて提灯が破壊される事を狙ってんじゃないかと思ってしまいます。

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 いよいよ出口です。長い圧迫感からやっと解放されたって感じで、タクシーも緊張から解き放たれる。

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 同時に横から猫も出て来た。

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 一体いつからここにあるのか、詳細は分かりませでしたが恐らくは東海道本線の開業当初からあるのかと思われます。

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 品川駅北側エリア再開発と品川田町間新駅建設によって、将来的にこのトンネルは無くなってしまうと言われています。

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千代田区神田(2)、東京駅〜神田駅ガード下、今川小路他

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 以前は新橋から有楽町、東京駅とガード下を歩いて来ましたが、ガード下はさらに神田、秋葉原、御徒町、上野と、延々と続いています。

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 神田方面に歩くと突然現れるガード下飲み屋街、今川小路。

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 無理矢理二階建てにしています。

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 もし二階が住居で寝ることを考えると、終電が終わるまでとても寝れたもんじゃないでしょう。

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 路地は狭く昼間でも薄暗いです。

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 すでに解体された一画もあり、いつまで残っていてくれるか。

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 神田駅近くに行くと、また古くからある一画に当たります。

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 立ち食いそば屋はいまだ高齢なお婆ちゃんが頑張って営業していますが、左側の寿司屋はここしばらく開いているところを見ていません。

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 狭い店が肩を並べています。室外機の数が異常。(笑)

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 ランチタイムは大賑わいな大衆食堂「大越」は昼間から飲める貴重なお店。右側にも似た感じの大衆食堂がありましたが(店名忘れました)去年か一昨年閉店してしてしまいました。大越もそうなんですが、高齢なお婆ちゃんしかいなかったので後継者不足だったのでしょうか。

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大田区蒲田(1)、池上線ガード下〜西蒲田のスナック街

 蒲田は町工場の多い工業地帯で低所得層も多く、まさに西の下町と呼べます。街としては奥が深くなかなか回りきれないのですが、今回はJR蒲田駅の西側を攻めて行きます。

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 蒲田駅は下町電車、東急池上線及び多摩川線の起点駅でもあります。

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 蒲田に限らず大田区は商店街が元気です。街がゴチャゴチャとカオスってる上に東急などによる公共交通機関が充実しているため、大型ショッピングセンターなどが出来にくいのかも知れません。

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 駅前からしてすでにこの路地裏。否が応でも期待が高まります。

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東急多摩川線ホーム脇には温泉も湧いています。

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 東急池上線下の飲み屋街。バーボンロードと名付けられていますが、実際はホッピーと演歌の世界の方が多いかも知れません。

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 蒲田には友人もおり幾度となく訪れてはいるのですが、なかなかじっくりと過ごす機会に恵まれておりません。スナックとか探検したいところですが、川口在住の私にとっては遠くてなかなか。

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 線路沿いに歩いてゆくと、さっそく第一村人、いや、ネコ発見。

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 近付くと物陰に隠れようとする。全然隠れてませんが。

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 よく見ると一族が!

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 商店街を横切り駅前大通りを渡った先、西蒲田7丁目に行くとスナックや飲食店の集まる一画があります。一説によればかつての青線跡という話も。

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 二棟に別れた長屋造り。周囲にはラブホテルがちらほら。

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 長屋の向かい側には、かなりそれっぽい曲線を描く建物が。

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ここが青線地帯だったという確証は無いのですが、立地条件や建築様式から容易に想像できます。

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少し歩けば池上線の蓮沼駅。ここまで来ると住宅街しか無くなりますが、とにかく飲食店街の範囲が広い。これに加えて東口もあると考えると、川向こうの川崎にも引けを取らない規模と言えます。

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中央区有楽町(2)、ガード下の飲食店街

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 さて、ガード下に戻ります。インターナショナルアーケードから有楽町駅に掛けては、急に賑やかになってきます。‌‌

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 どことなく寂れた感のある銀座5丁目6丁目と違って、庶民価格というイメージがあるのか、ガード下飲み屋街は今も賑わいを見せています。

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 店は比較的新しい店も多く、昭和のサラリーマンの吹き溜まりといった感じではなく、若者も多く訪れるような明るい路地といった雰囲気に変わってしまいました。

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 ガード下の路地裏が明るくてどうする!とか思いましたが背に腹は変えられません。柔軟に変化しなければ、インターナショナルアーケードのようにゴーストタウンと化してしまう。

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 ただ、その中で二軒、昔ながらの姿をそのまま残したような屋台があります。

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 銀座方面に向かって右手、この「登運とん(トントン)」はアーチ型のガード下の形そのままのために、隅っこの席は天井がやたら低いです。

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 そしてなんと言っても壁が無いという衝撃。要はアメ横の「大統領」と同じような屋台なのですが、こちらはあまり知られてないようで、地元のサラリーマンたちの憩いの場となっております。‌‌食事も白味噌であっさり仕上げた煮込みや、焼き鳥、ホルモンなど美味。

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 晴海通りを越えた所にある有楽コンコース。こちらは敢えて昭和の雰囲気を演出した「作り物」と言ったら言葉が悪いですが、そういう店があります。‌‌

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 さらに有楽町駅に近づけば、ちょっとした人だかりが見えて来ます。こちらは立ち呑み屋の最終形態とも言える「食安商店」。昼間は自動販売機の多い場所が喫煙所になっているだけにしか見えませんが、夕方になると奥の小窓が開き缶詰めや柿ピーなんかを売り始めます。

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 小さいテーブルと言うか台のようなものもあり、人々は自動販売機で酒を買い勝手に飲んで行きます。あくまでも仕事帰りに一服という感じで、基本的には皆さん一人。これはもう「店」ではなく「自動販売機の前」なのです。‌‌

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 食安商店の隣には「日の基」という“ちゃんとした(?)”大衆酒場もあり、月初めは日の基、給料日前は食安という流れが、出世コースからも外れて家のローンに苦しむお父さん方の日常なのかも知れません。(笑)‌‌

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 有楽町駅を越えてさらに北、東京駅方面にも
ガード下は続きます。

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 こちらはラーメン屋やトンカツ屋、カレー屋など、どちらかと言うとランチに賑わうといった感じです。

中央区有楽町(1)、インターナショナルアーケード

 京浜東北線と山手線が併走する区間、特に上野から神田、有楽町と高架が続き、この明治に造られ震災や戦災を生き延びた赤レンガの高架下には、様々な商店や事務所、倉庫などがひしめき合っています。代表的な物としては闇市の名残であるアメ横のガード下商店街などがありますが、最近では御徒町~秋葉原間の倉庫だった所を改装し、ショッピングモールのような形で有効活用していたりもします。‌‌

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 しかし、上の写真は新橋駅北側になりますが、本来ガード下と言えば中小企業のサラリーマンのオヤジたちが仕事帰りに立ち寄って一杯引っ掛けていく飲み屋、と言ったイメージがあります。そして神田や有楽町、新橋などには昭和の高度成長期から続く古い飲み屋が多く残っています。‌‌

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 有楽町から新橋までの間には、京浜東北線、山手線、東海道本線、新幹線、それと並行して首都高環状線まで走ってます。高速道路の下は首都高速の施設となっており、JRとの間の狭い道は専用道路で立入禁止になっています。覗いて見ないとなかなか気付かない空間。‌‌さらにここは中央区(右)と千代田区(左)の区境になります。

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 一方JRの下は、駐車場の奥に有楽町へ向かって通路があります。両側には延々とシャッター。時折居酒屋や寿司屋なんかがあったりして、ちょっと異質な空間となっています。‌‌

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 2階、つまり線路の真下に上がる階段があり、そこを昇ると狭くて薄暗い廊下が延々と真っ直ぐ続いている。廊下の両側は事務所だったり倉庫だったりしますが、基本的2階は関係者以外立入禁止です。‌‌

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 実はこのガード下、以前友人に紹介してもらったインターナショナルアーケードという、闇市を発祥とする商店街の跡地なのです。‌‌

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 シャッターアーケードを抜けると東側に泰明小学校・幼稚園があります。

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 昭和4年(1929年)竣工。震災復興学校の一つで、島崎藤村や北村透谷が卒業したことでも知られています。
 この耐火耐震を徹底した震災復興建築はどれも高いデザイン性を持ち、細部の装飾にも凝っております。

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 泰明小学校の南側、つまりインターナショナルアーケードの東側は歓楽街となります。新橋と有楽町の間ですが住所的には銀座5丁目6丁目。この界隈はクラブやパブ、スナックなどが軒を連ねるネオン街です。

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 同じ銀座でもデパートやオフィスの建ち並ぶ4丁目とは打って変わって、松坂屋はあるもののこちらは夜の街。狭い路地裏に入ればバーなども多くあります。

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 泰明小学校から銀座6丁目まで進むと交詢通りに交差し、左手、松坂屋方面に歩けば、通りの名前の由来にもなった交詢社ビルがあります。
 財団法人交詢社とは明治13年(1880年)、福澤諭吉によって創立された日本最初の実業家社交クラブであり、講演会、公開講座等の実施、各種文化事業に対する援助、施設の管理運営及び貸付が主な活動内容であ~る(出典:Wikipedia)。って、話がデカ過ぎてもう何がなんだか(笑)。
 かつて震災後の昭和4年(1929年)に再建された歴史的建造物があったそうですが、2004年に建て替えられてしまいました。しかしながら正面玄関の部分だけを解体せずに残して建て替えるという離れ業を見せてくれたようです。今でも新築商業ビルの正面に、まるでオブジェのように立派な装飾が残されております。
 古い物を壊して新しい物を建てるだけではなく、このように歴史を大切にすると言う考え方は、銀座ならではなのかも知れませんね。

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