桐生市

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群馬県桐生市(3)、路地裏スナック街

今回桐生を訪れたもう一つの目的として、桐生の寂れたネオン街を巡るという物があります。

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去年の夏に訪れた時は夜でしたが、誰も歩いてない歓楽街にフィリピンパブの客引きだけがあちらこちらに立っていると言う、なかなか強烈なものでした。

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場所としては仲町界隈になりますが、狭い路地があちこちにあります。

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古い建物が建ち並ぶ中にポツリポツリと看板が。夜に訪れてみるとその多くが現役で営業中というのが恐ろしい。しかもフィリピン率がやたら高い。

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地方都市のフィリピンパブは果たして都心から流れて来たものか、という仮説。

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かつては青線も存在したそうですが、どの建物がそうかという確証は持てません。しかし匂う建物はいくらでもある。

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ネオンでナイトクラブ。素晴らしい。

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かつては日本人のホステスさんが多く働き賑わいを見せていた街も、高齢化や人口の減少、景気の悪化など様々な要因で現在のフィリピンパブ街に変化して来たのでしょう。

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去年入ったスナック麻亜紗のある裏路地。今回も顔を出しましたが、ママさんは元気でいらっしゃった。

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その裏路地の裏側。空き地にポツンと取り残された祠。

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このスナック花咲もちゃんと営業しています。

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大通りを渡って両毛線の線路にも近い町外れにも怪しい路地裏スナック街が。

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くの字に曲がった路地。暗渠でしょうか。

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高架線の線路を潜った先、入り口が斜めといういかにもな造り。その脇を入って行きます。

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この辺りは廃墟と化していました。

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なんか、凄まじい荒れ方です。現在では空き地や駐車場の多い歯抜け状態の街ですが、スナック街が確認できる範囲の広さから見て、昭和の最盛期はかなり広範囲にわたって歓楽街が広がっていたと想像出来ます。

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夜は自転車を返して去年も訪れた居酒屋『鳥元』さんへ。

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串一本80円〜という安さ。しかも美味い。地元の常連さんたちに愛されているお店です。

群馬県桐生市(2)、再訪、文化財建築群

臨時快速足利ふじまつり号にて桐生に行ってまいりました。

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外国人観光客も押し寄せる足利フラワーパークで降りても人だらけだしと思い、そのまま終点の桐生まで乗車。

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ちなみにゴールデンウィーク明けの月曜日、帰りがけにちょっとだけフラワーパークに立ち寄って見ましたが肝心の藤は散った後。今年は桜同様開花が一週間ほど早かったのでゴールデンウィーク期間は微妙だとの噂は聞いていましたが。

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群馬県桐生市に訪れたのは3回目。と言っても2回目は暑さに負けて居酒屋とスナックに寄っただけで帰ってしまいましたが。ここ有鄰館隣の矢野園に訪れたのは実に8年ぶり。
2010年5月に訪れた時の様子

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今回は無料のレンタルサイクルを借りて市内をじっくり巡ります。こちらは無鄰館。

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桐生には有形文化財に指定された織物工場の建物が多く残されておりますが、ここは骨董屋およびカフェとして再利用されています。

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こちらは無鄰館の裏手側。一級建築士事務所が中に入っております。

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こちらは旧曽我織物工場。大谷石で建てられています。

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こちらはベーカリーカフェレンガ。このように古い建物を残そうという働きは素晴らしいです。

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しかし観光PRとしての市の取り組みに弱さを感じ得ません。実際古い街並みとしての桐生の魅力は、例えば関東で言えば川越や佐原などと比べて知名度も低い。

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銭湯『一の湯』。ちゃんと現役で営業されています。時間の都合で入れませんでしたが、いつか中に入ってみたいです。

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こちらは両毛線の南側、本町6丁目の歯医者さん。

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その近く、巳町の歯医者さん。いずれも歯医者とは思えないような歴史的建造物です。

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桐生駅南口近くにある旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟を利用した桐生市近代化遺産絹撚記念館。大正6年竣工の登録有形文化財。

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こちらは大正8年竣工の登録有形文化財、桐生倶楽部。地元の有力者たちが集って鉄道や銀行の誘致、電話設置などに尽カし、桐生発展の基礎をつくリあげた場所とされています。

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南側の町外れにある銭湯『三吉湯』。

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温泉銭湯はよく探しますが、普通の銭湯は今までノーマークでした。しかしこの外観、一目で惚れ込んでしまいます。

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中では食事も出来るようになっています。

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浴室は古き良き銭湯。富士山のペンキ画も見事。お風呂は43度くらいでしょうか、なかなか熱いお湯でさっぱりしました。

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銭湯を出ると目の前にノコギリ屋根。この工場で働いていた人たちが、仕事終わりに三吉湯で汗を流したのでしょう。

このように桐生の街には貴重な建造物がゴロゴロしています。しかし絹産業で発展した街であるのにも関わらず、世界遺産、富岡製糸場と絹産業遺産群に含まれていません。世界遺産の登録は群馬県、沼田市、藤岡市、富岡市、安中市、下仁田町、甘楽町、中之条町、六合村の1県4市3町1村の共同提案が出発点となっていますが、そこに桐生市の名前が無いのです。私などの素人目で見るに、富岡製糸場を見に行くよりも桐生の街を巡った方が、よほど産業発展の勉強になると思うのですがね。

【日記】桐生に宿泊、しかし暑さのため帰宅

奥日光、足尾と巡り2日目の夕方、桐生に到着しました。

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7月の連休はまた記録的な暑さ。特に群馬県の平野部は標高1487mの奥日光とは全然違います。

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夜になっても暑い。とりあえず桐生の中心街に向かい県道66号線の東側に広がる飲み屋街へ。

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入ったのは地元の居酒屋鳥元さん。串1本80円という安さ。焼き鳥を頼んだところ塩かタレかではなく、塩かタレか味噌か醤油かを聞かれます。桐生は4択なのか?と思いつつ味噌で注文。この自家製味噌が甘辛で超美味い。良い店に当たりました。

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居酒屋の後はスナック探索。祝前日の日曜日と言う事もあり殆どの店がお休みでしたが、フィリピンパブがやたら多かった。都内では殆ど見なくなりましたが、こういった地方都市に移っているのでしょうか。

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入ったのは日本人のママさんが切り盛りするスナック麻亜紗。祝日なので早めの店仕舞いでしたが、また来たいと思います。

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翌日海の日は上毛電鉄西桐生から東武経由で帰宅。

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あまりの暑さに2回目となる桐生の街歩きは次回に持ち越しという事で。

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自転車が乗っている、これぞ上毛電鉄。それよりも夏祭りの車内装飾がエゲツないほどでした。
次回は桐生の飲み屋街を昼間に撮影したいと思います。

群馬県桐生市(1)、文化財建築群

 足尾銅山で有名な渡良瀬川の中流域、桐生川が合流する辺りに養蚕、毛織物産業で栄えた町、桐生はあります。

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 街の中心部を歩けばさすが織物の町だけあり、洋服屋や呉服屋ばかりが軒を連ねる。商店街もまた昭和の匂いを色濃く残しております。

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 古い木造建築なども多く残されており、地方都市の空気を満喫できます。

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 かつての栄華を偲ばせる立派な蔵や屋敷が町中に点在。上の写真は国登録文化財有形建造物『金善ビル』。普通に文化財がゴロゴロしている。

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 老舗の鰻屋『泉新』。創業天保元年と言うから1830年の江戸後期。

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 同じく『泉新』の土蔵。

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 街を歩いていると、至るところに赤煉瓦の塀が現れる。

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 大通りから横道に入れば、町屋にも木造家屋が多く残されております。

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 市指定重要文化財『矢野本店(矢野園)』 。1717年創始者である初代矢野久左衛門が近江から来住し、1749年二代久左衛門が店舗を構えたことに始まる。つまり近江商人。
 実にシビレるキリンビールの看板が印象的ですが、現在では米とお茶を売っており、ビールは売ってない。

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 矢野園内部の階段下収納。半ば観光地となっているので、お土産屋も営んでおります。

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 市指定重要文化財『有隣館』。多目的イベントスペースとして再利用されておりますが、元々は矢野園の味噌、醤油、酒など醸造品を保管していた蔵。

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 矢野園の向かいにも、これまた古い木造建築が。

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 矢野園のはす向かいにある三越のブティック(プチ三越)。織物産業で栄えた街はセレブの街でもあり、全国展開していた当時の三越遺産。確かに三越は元々反物屋から始まっているから織物の街桐生に有ってもおかしくない。

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 桐生は夕方訪れた事もあり、ごく一部しか回れませんでした。今度はじっくり一日掛けて回りたい街です。
 それにしてもこれだけ古い町並みが残っているのに観光地として売り出してないのが勿体無い。もっとも町歩き自体がマニアックではありますが、この町並みは貴重な財産だと思います。山に向かえば長良川渓谷や足尾銅山などもあるし、いいロケーションでもある。
 東へ県境を越えて栃木に入れば、同じく古い町並みが残る佐野市がありますが、あそこは『佐野ラーメン』という名物で人が多く訪れる。やっぱ観光客を呼び寄せるには食い物が重要なのかも知れない(失敗例も多いが)。

※2010年5月訪問
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