渋川市

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群馬県伊香保(4)、裏の伊香保、歓楽街廃墟群(後編)

 続きです。

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 このストリップ小屋の一段下にはホテル永楽という小規模なホテルがあります。

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 ただこのホテル、施設は小さいけど、その奥の一帯が凄まじいです。

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 トタン屋根の飲食店街。至る所にホテル永楽の看板が掲げられている事から、この一帯は永楽の土地ではないかと想像できます。

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 懐かしいサンキストのベンチにも永楽の文字が。

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 石段街に出れば、ここまでの廃退ぶりが嘘のような観光地。そのギャップに立ち眩みすら覚えます。

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 しかし、そんな石段街を登りきった所にも廃墟。この『ホテル紅葉』はちなみに、ホテルニュー紅葉などをチェーン展開するおおるりグループや2013年倒産したびわ湖温泉ホテル紅葉などとは、全く関係ありません。

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 神社の石段から見えるホテル紅葉の裏側がまた凄まじい。

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 石段の頂上にあたる伊香保神社。観光客はとりあえずここまで登りお参りして、ここで引き返すかその奥に続く道を進み源泉の吹き出す所にある露天風呂まで行くかを選択します。

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 神社の脇を入って車道に出る所にまた廃墟ホテルが。こちらは『邦来館』。

 ここまで写真を載せて来て気づいたのですが、伊香保の荒廃ぶりを書かれたブログなどを見ると、ことごとくネタがカブってしまいました。みなさん撮られるところが一緒って事です。そして坂の多さにやられて石段の下を走る国道の下側に広がる温泉街まで足を延ばす元気が無くなるのも、多分一緒。(笑)

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 石段街下を走る国道を渋川方面に少し下ると、昔の路面電車が展示されています。

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 レールも一部保存されています。その昔、高崎市内を走っていた路面電車が伊香保まで来ていたそうです。途中結構な坂もありますが、そこはスイッチバックで登って来たとか。

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 かつて線路が走っていた廃線跡。最終的には東武鉄道グループに吸収されながらも、昭和31年まで走っていたそうです。

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 そんな訳で、伊香保をひと回りして来ました。伊香保は、歓楽街の廃墟化が進みながらも、週末の石段街は沢山の観光客でごった返していました。その観光客の中には大江戸温泉物語(石段街右手の崖下の大型ホテル)に宿泊してるのか、カラフルな浴衣を着て散策されている若い女性客も多くいます。
 都心からの近さで言えば群馬県内でもトップクラスの伊香保。同じように復活を目指す関東近郊の歓楽温泉街と比較すると、海産物の豊富な熱海や東武鉄道のある鬼怒川などと比べて多少不利かも知れません。しかし工夫次第では、かなり復活の可能性はあると感じました。

※2016年5月再訪

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 一年後、再び伊香保に宿泊し、夜の伊香保歓楽街を散策してみました。居酒屋で夕飯を済まし裏の伊香保歓楽街へ。日曜日の夜だけあって、ほとんど人影がありません。

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 静まり返った路地、二軒の射的場はしっかり営業していました。

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 日曜の夜だと言うのに、意外にも多くのスナックが営業中。しかしそこかしこから聞こえて来るのは外国語ばかり。

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 ストリップ小屋の下の路地も二軒ほど営業していましたが、以前より気になっていたスナック石段は閉まっていました。聞いた話によればこの界隈、風俗まがいの事も斡旋している店もあるとか。歓楽温泉街はいまだ健在みたいです。ちなみにストリップ小屋も入り口の所で椅子に座り、おっちゃんが呼び込みしてました。繰り返しますが、日曜の夜だってのに!

 結局、坂の上に戻り射的場のある通りの角のスナック『レディー』に入店。店の写真を撮り忘れたので、一年前昼間に撮ったものを載せます。

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 この店はマスターもチーママも日本人で台湾のホステスさんが一人働いてました。お客さんは自分らの他に男性客が3人。一時間3000円でカラオケ別途。伊香保の中心街だけに観光地価格ですが、だいたい相場です。
 マスターと少し話ましたが、現在の伊香保は高齢化と後継者不足が深刻な問題となっているとか。どこも一緒ではありますが、まぁ外国人労働者が居るだけでも水上などに比べればマシなのかも知れません。

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群馬県伊香保(3)、裏の伊香保、歓楽街廃墟群(前編)

 伊香保は名物の石段周辺と、石段に向かって左手一帯、石段の下を走る国道から更に左下側の三つの温泉街から成ります。

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 上の写真は石段左手中腹にあるバスターミナル。ターミナルと言っても建物などは一切ありません。

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 ターミナルから石段に向かう途中、広大な空き地が広がります。かつて巨大ホテルが建っていた跡地なのかも知れません。

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 空き地を抜けるとまず目に付くのが『旧・松屋』の廃墟。2004年話題となった水道水沸かして温泉と表記していた偽装事件で発覚した、7軒の内の1軒です。金泉と呼ばれる石段の地下を流れる昔ながらの本線が酸化した鉄分のために茶色なのに対して、近年掘削された源泉は銀泉と呼ばれ無色透明の特徴を感じにくいお湯だったため、このような生活用井戸水を沸かして温泉と表記するような事件が発生したのかと思われます。確かにミネラル豊富な天然水ですが、温泉じゃない。

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 松屋の脇を石段に向かって登って行きます。この辺りは観光客や家族連れで賑わう石段街に対して裏の伊香保といった雰囲気。

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 気になる路地がたくさんあります。

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 路地を入れば潰れたスナックや廃墟などが。

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 生活臭漂う路地もありますが、廃墟化したバラックだったり。

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 こちらは和風スナックの跡ですが、建物の造りなどから、かつては赤線のような場所だったのではないかと推測します。

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 実際、昭和の温泉街は企業の慰安旅行などで押し寄せるお父さん方を相手にした歓楽街だった所が多くあります。

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 熱海や水上、上山田、瀬名などなど、そういった歓楽温泉街は湯治場とは一線を画し、全国各地に存在します。東京からのアクセスが便利な事から、高度成長期からバブルに掛けて団体客を受け入れる巨大ホテルが林立しました。

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 斜面に建てられているため、通りからは地下に潜った所に入り口があるという、怪しさMAXなスナックやパブの数々。

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 その全てが潰れて廃墟化。そりゃぁ一階のお店がほとんど潰れているんですから、当然と言えば当然。

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 斜面なので裏側は見晴らしの良い崖なのかなと思いきや、さらに怪しさを増した通路。

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 裏側にも入り口らしき物があり、風俗まがいのサービスもされていたのではないかと想像してしまいます。

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 二階の窓の造りが怪しげ。一階のお店で飲んだお客さんが二階に昇って自由恋愛という、ちょんの間みたいな感じだったのでしょうか。
 いや、今現在でも夜の伊香保を歩けば、スナックのお姉ちゃんと二階の小部屋に消えて行くなんて店が残っているかも知れません。尤も、日本人じゃない可能性がかなり高いですが。
 そう言えば昔、長野県の上山田温泉のスナックに行ったら、東京の新大久保で立ちんぼやってたタイ人女性とバッタリなんて事もありました。

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 やっと崖に面したと思ったら、ここにも遊郭建築風の建物。その建物に入った美容室もまた潰れています。

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 スナック街から石段街と並行する坂を下って行くと、絶滅危惧種にも認定されるようなストリップ小屋『銀映』があります。いわゆる、場末の温泉街のババアしか躍ってないストリップ小屋と噂の昭和遺産。

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 入り口脇にはミニレジャーセンター芦谷という看板。銀映の手前にあった施設で当然ながら既に潰れてますが、踊れるコーヒースナックというのが非常に気になる。

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 入り口の狭さが人目を憚るようで怪し過ぎます。
 嘘じゃないんだ! ストリップは本当にあったんだ!

 後編に続く。

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群馬県伊香保(2)、加水加温無し源泉を巡る

先月伊香保温泉に訪れた時の様子はこちら

 先月は水上の帰りがけに立ち寄っただけだったので、今月改めてじっくり探索しようと行ってまいりました。

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 週末の石段街はゴールデンウイーク明けとは言え観光客でごった返しておりました。

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 宿泊したのは、その石段街の途中から上に向かって左手の路地を入った所にある吉田屋旅館さん。

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 かなり老朽化が激しい建物ですが、掃除は行き届いております。タオルなどは有料となりますが、二食付きで6千円を切るという安さ。

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 鍵ちっちゃっ!wwww

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 今回この宿を選んだ理由はお風呂にあります。宿から内湯に入ると男湯の脱衣場。女湯は男湯の脱衣場を通り抜けた先にあります。

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 しかし建物の脇の路地には男湯女湯、それぞれ入り口があります。なぜこんな造りかと言うと、実はここのお風呂、ジモ専の共同浴場としても使われているのです。つまり入っていると地元のおっちゃんが洗面器抱えて入ってくる。

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 お湯は貴重な伊香保本線源泉からダイレクトに引いたカルシウム・ナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉。石段の中腹くらいで源泉温度も下がっていると思いきや、浴槽が狭いため加温せずとも丁度よい湯加減でした。

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 浴槽奥の木戸を開くと源泉がダバダバと滝のように流れ落ちています。

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 源泉の落ちている小部屋の奥の木戸を開ければ女湯。女湯に連れ以外誰も居ないと確認した上で開けていますが、確証が無ければ決して開けてはなりません。(笑)

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 翌日『此処や』さんでたこ焼きを食べるも、二階の蕎麦うどん『睦庵』が11時開店だったため、先月入らせて頂いたお風呂は諦め、二軒下にある宿『柏屋』さんに立ち寄りました。

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 お風呂は小さな浴槽ひとつを家族風呂として貸し切りで使わせて頂きます。日帰り入浴一人500円。

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 お湯は此処やさんと殆ど変わらず、濃厚な加水加温無しの源泉掛け流し。お風呂に浸かれば沈殿していた温泉成分が舞い上がり、泥水のような色に!(笑)

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 お風呂から上がると女将さん(お婆ちゃん)が二階にお茶と温泉饅頭を用意していてくれました。良質なお湯に浸かりすっかりポカポカになった体に、角部屋の開け放たれた窓から窓へ吹き抜ける、自然の心地よい風。

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 低い窓枠に腰掛け、煙草をふかしながら火照った体を風に晒して涼んでいれば、文豪になった気分に浸れます。石段街を見下ろせば、汗を拭きながら石段を登って来る観光客たち。最高に贅沢な時間を過ごしました。
 女将さんのおもてなしの心も良いし、昭和の香り漂う建築物も、素晴らしい泉質も良い。伊香保はカエデが沢山あるので紅葉シーズンにでもまた訪れて、今度はこの宿に泊まりたいと思いました。

※2016年5月再訪

 過去二回、日帰り入浴で立ち寄っている柏屋旅館さんに今度こそ泊まろうと、前日より電話を掛け続けていたのですが繋がらず。不審に思い旅館共同組合に問い合わせたところ、柏屋を一人で切り盛りしていたお婆ちゃんがなんと入院してしまったそうです。そのため柏屋は一時休業状態に。
 かなり高齢の女将さんでしたが、早く元気になって欲しいです。柏屋さんに後継者はおらず、このまま引退して廃業されてしまう可能性もあります。ご兄弟がいらっしゃるとも聞いていますが、女将さんには是非、また元気な姿で柏屋の玄関に立って欲しいと願います。

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 当日の夜という急な予約になりましたが、宿泊したのは丸本旅館さん。柏屋からは少し下に位置しますが、石段沿いなので伊香保源泉を直で引っ張ってきて、しかも小規模旅館なので加水加温無し、さらに安く泊まれるという条件で選びました。素泊まり一人5500円。最初は隣の青山旅館にも問い合わせて見ましたが、土曜日しか営業してないそうです。
 お風呂は5人ほど入れそうな広さですが、ガッツリ濃いお湯でした。


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群馬県伊香保温泉(1)、噂のたこ焼き温泉

 水上温泉の帰り道、伊香保温泉に立ち寄ってきました。あいにくの雨に加え時間もあまり無かったので街歩きは次回に回し、今回はかねてから一度行ってみたかったたこ焼き屋さんのお風呂にターゲットを絞りました。

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 それにしても伊香保は宿泊施設がことごとく巨大であります。企業による団体旅行に依存し、際限無く巨大ホテルが乱立し、それに伴い浴槽も巨大化。結果加水、循環濾過が普通となり、最終的には井戸水を沸かして温泉と騙っていたという事件まで起きてしまいました。ただ、私は鬼怒川や水上のような廃墟だらけな温泉街を想像していたのに対し、意外にもほとんどの巨大ホテルが頑張って営業を続けています。より都心に近いという地の利もさることながら、地元の人々が頑張って工夫しているのかも知れません。

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 メインストリートである石段坂の上の方は、源泉も近く老舗も多く、良質なお湯を提供してくれる施設も多く存在しております。

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 そして老舗旅館の文化財クラスの建築物たちが素晴らしい。

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 伊香保を訪れたのは初めてでしたが、こんなにいい温泉街だったとは。偏ったイメージが一気に崩れ去りました。

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 石段を三分のニ以上昇り切った突き当たりに、蕎麦とうどん、たこ焼きの店『処々や』があります。石段はここから右に少しクランクして、頂上の伊香保温泉神社が見えてきます。

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 外壁はモルタルが塗られ新しい建物のようにも見えますが、中身はバリバリの木造建築です。

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 しかもこれが文化財クラスの古き良き温泉旅館。たこ焼きを注文する人は一階、蕎麦うどんを注文する人は『睦庵』という店名の二~三階へ通されます。たこ焼きだけでもお風呂を利用させて頂けるそうですが、ここは是非二階三階に上がるべき。

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 旅館として営業していた当時の客室の写真を撮るのに一生懸命で、注文した水沢うどんとたこ焼きの写真を撮るのをすっかり忘れてました。これがまた美味しくて気付けば完食。この部屋に泊まりたいと思うのですが、近くに巨大ホテル『かのうや』を建てたためこちらの建物には泊まれないとの事。なんとももったいない。

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 部屋から窓の外を眺めれば伊香保の石段が一望できます。この素晴らしいロケーションがありながら泊まれないなんて。

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 ただ、右手の部屋の窓を開けると隣の廃墟。しかしその廃墟も見事な木造建築で、宿泊施設として使われてないのがもったいない!

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 温泉については特に書いておらず、お店の人にお風呂に入らせて頂きたいとお願いすれば快く案内して下さいます。まさに裏メニューが温泉。お風呂はカルシウム・ナトリウム-硫酸 塩・炭酸水素塩・塩化物温泉。通称『黄金の湯』と呼ばれているもので、古くから宿を営む老舗旅館しか使用する権利を持っていないとか。その貴重なお湯を加温も加水もせずにダバダバと掛け流しております。ちなみに新しく建てた(と言っても何十年も経っていそうですが)『かのうや』さんは新しく掘られた無色透明な『白銀の湯』。ますますもったいない!

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 脱衣場が繋がっているため貸し切りで使用するので、女湯の浴槽も失礼して撮らせていただきました。元々一つの浴槽が壁で仕切られた造りです。浴槽の周りは錆びた鉄分のせいで茶色のオリ物がビッシリ。お湯は日によって温度が変化しますが、冬場は比較的ぬるめ。源泉から二番目に引いているため鮮度も良く入れば沈殿物が舞って泥水のように茶色く濁ります。ボイラーが無いためぬるいままなのでゆっくり浸かってって下さいと女将さん。いいんです。この状態がいいんです!

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 ちなみに『睦庵』は午後三時までとなりますので、時間を逆算して早めに行きましょう。また、貸し切り風呂となりますので、先客が利用していたら入れません。休日の昼時などは厳しいかも知れませんね。

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 ゆっくりと浸かっていたため汗が止まらなくなりました。処々やのお風呂は冬の寒い時期にゆっくり長湯するのがベストかも知れません。さて、石段を下って行きます。

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 石段の両脇には多くの路地が枝分かれしており、廃業した小規模旅館などがちらほら。

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 ひとつの廃墟を覗くと射的場の跡でした。例えば夜、提灯の明かりの下でこのような路地の小さな射的場がやっている光景を想像すれば、なんとも非日常的なことでしょうか。

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 石段の途中には足湯もあります。だいぶ降りてきたのにお湯は真っ茶色です。雨が降っていなければここでゆっくりしたかったのですが。

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 石段の下の方まで下りると共同浴場の『石段の湯』があります。入浴料は410円。お湯は緑色を帯びた薄茶色。掛け流しの量に対して浴槽がかなり広くなっており、源泉から離れている分だいぶ温度も低下していますが、ボイラーで沸かされているため丁度いい湯加減です。ただ、石段の下を流れて来る間に炭酸泉の炭酸が抜けて酸化もして、さらに沸かすことで泉質も変わるとか。入った感じは坂の上のたこ焼き屋さんに比べて低刺激といった印象ですが、ここもえらいポカポカになります。坂の上と下、どちらが良いかは好みや体質にもよるので何とも言えませんが、私はたとえぬるくとも源泉そのまま掛け流されている上の方が好きかな。地元のお爺さんたちが多く入られており、地元に愛されているといった感じです。

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 伊香保温泉は出来れば来月ゴールデンウイーク明けにでも連休とって再訪し、じっくり散策してみたいです。

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群馬県榛名神社(2)、修験道の名残ある神社

 近年パワースポットとかよくテレビで紹介されていたりしますが、私の思うにそんな物は全国至るところにあって、別に特別でも何でも無いと思うわけです。山ばっかりの国なんだから、手付かずの自然の方が多い訳だし、神域だってそこらじゅうに有る訳です。‌‌特に春は芽吹きの季節で山は生命力に溢れます。‌‌

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 双龍門。1855年建造。ここまで結構登って来ましたが、いよいよ社殿です。‌‌

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 それにしてもこの辺りは奇岩だらけ。恐らくは火山灰質で雨の浸食を受け易いんだと思いますが、だからこそ古の人々は神秘的な物を感じたんだろうと思います。‌‌

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 1764年に再建された神楽殿。社殿と向かい合う位置に建ち神楽などが奉納される。‌‌

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 こちらが社殿。見事な透かし掘り彫刻に、赤と黒を基調とした装飾。日光東照宮のような絢爛さとは違い、力強くも落ち着いた趣がある。‌‌

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 彫刻の数々。上は社殿の梁に巻き付く龍。

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 こちらは神楽殿の鬼。龍なんか削り出しでここまで立体的な物を彫るんだから見事の一言に尽きます。‌‌

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 神楽殿裏手にひっそりと佇む祠。至るところに神がいる。

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 社殿は背後にそそり立つ巨岩『御姿岩』にめり込むよう建てられており、その岩にある洞窟に御神体が奉られているそうです。

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 この背後の御姿岩の中腹には榊のような物が確認出来ますが、どうやってあそこに置いたかは謎。きっと天狗の仕業に違いない。‌‌どうも、このような修験道系の土地に来るとテンション上がります。‌‌

 すっかり榛名神社を満喫したので、麓まで降りてまいりました。お腹も空いたので門前蕎麦を食おうと言う事に。どうせ食うなら文化財建築で!‌‌

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 しかしすでに3時を過ぎていたため、どこも蕎麦が品切れになってしまってましたが、バス停の前まで下りて辛うじて蕎麦にありつけました。‌‌

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