先週の土曜日、勤務先である蒲田は散り始め。花見はこの週末が最後。
夕方早めに仕事を切り上げ、中野区の新井薬師まで夜桜見物へと行って参りました。しかし桜は先週の強風ですっかり散ってしまった後。元々この辺りは陽当たりの良い丘陵地のため都心の中でも早咲きで、毎年四月最初に行われる新井薬師さくら祭りの時には散り終わっているそうです。新井薬師の裏手から薬師公園に掛けて縁日が開かれ、公園の特設ステージでは様々なイベントが催されていました。
そんな散り切った桜は一枚も撮らず、撮ったのは西武新宿線新井薬師前駅に残る踏切警手小屋。朝のラッシュ時などでは、まだ警手が安全確認をして白旗を振っているのでしょうか。都心では高架化も進み、そんな風景も見れなくなって来ています。
飲み足りないと言う事で新井薬師前駅周辺で居酒屋を探す。そして入ったのは『樽平』新井薬師店。樽平は山形県米沢にある蔵元直営の居酒屋で、新宿駅東口、銀座などに店を出しています。
メニューにはなんとレバ刺しが。久し振りに食べました。
しかしここの店主、どこかで見た顔。そう思っていたら、なんと江古田樽平の店主でした。江古田の樽平は、以前友人が日芸時代から二階の座敷を借りてライブを開いたり、寄席を開いたりと何かとお世話になっていた居酒屋。写真が趣味で店主が撮られた写真が店内に飾られています。江古田の樽平は去年閉めて、ここ新井薬師前駅へと引っ越して来たそうです。
よくよく話を伺うとこの店主、蔵元『樽平』の孫にあたるとか。面倒見の良い店主の人柄に惹かれ、多くの常連さんが通うお店です。
また、ここの樽平焼酎がクセになる美味さ。日本酒の醸造元が作った純米焼酎なのですが、甘酒のような香りにスッキリとした飲み応え。しかしガッツリと効いて来る。ロックにすると何杯でもイケちゃいます。
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