港区

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[日記]飲んでばかりの近況〜新橋〜神田

大分という一大イベントを終えて金も尽き、細々と立ち飲み屋で軽く引っ掛ける毎日です。気付けば一か月以上更新していない。

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仕事は西麻布。帰りは都バスで新橋に出て帰るコースなのですが、バス停が新橋駅前ビルの真ん前なもんだからついつい地下1階飲食店街に寄っちゃいます。だってほぼ通り道なのだもの!

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本当に二杯で帰ろうって時は入り口脇の立ち飲み「へそ」で晩酌セット。三杯目にいく可能性があれば、安定の「南」で。

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しかし新橋駅前ビルの再開発も以前より囁かれています。全くそんな雰囲気ありませんがね。

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素直に京浜東北線に乗ったのに神田で途中下車という日も。神田のガード下の店にはよく通っており、常連さんたちによる店の外でのイベント、例えば忘年会とかにも参加するようになりました。先日もボーリング大会からの秋葉原で打ち上げ。

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やはり南側の迷宮地帯は3月で全て追い出されるようで、しかし店が無くなっても難民としてどこかで飲んで、もしまたママさんが店を出せたら集まりましょうと明るく話されます。ただ現在のところ勧告のような物は一切なく、延びるという説も。すでに消えてしまった今川小路は中央区でJRの管轄する土地だったので問答無用に退去させられたそうですが、ここは千代田区の管轄なので揉めれば延びる可能性も。

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神田ガード下の謎のひとつ、ずっと気になっていた二階の怪しげなカラオケボックスに先日突入してみました。

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真上が線路なので天井が低い。有楽町のガード下にある国際アーケードにも二階があるのだから、山手線京浜東北線ガード下には二階もアリって事です。確かに東側のガード下飲み屋街にも二階がありましたね。

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圧迫感はあるものの、真上を走る電車の音はさほど気にならず。JoySoundしかありませんが、至って普通のカラオケボックスでした。

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さらに、まだ入った事のなかった「かえる」にも。

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「翠(みどり)」さんの奥にあるお店。ここも楽しいお店でした。ガード下でハシゴ酒というのも、いいものですね。酔いが回る。

一方先日、かつて歌舞伎町コマ劇裏に店を構え十数年前に椎名町に引っ越した居酒屋一休(チェーン店じゃない方)の閉店飲み会にも参加しました。その店の常連さん達とはグループLINEで繋がっており、店が無くなっても定期的に飲み会は開催しようと約束。
昭和な飲み屋が消えてゆく昨今、その建造物の消滅を嘆いてばかりいる自分ですが人間関係は生きている限り続く訳で、人々はみな前を向いています。

再開発の名の下に古い物が駆逐されて行きますし、亡くなられる高齢者、後継者問題による廃業、モータリゼーションと過疎化やドーナツ現象、廃墟化してゆくスナック街、そう言った消えゆく昭和を撮り続けている訳ですが、その土地、その場所に生きる人々が居てこそ、良い人間関係があってこその郷愁であり、自分の目指すドキュメント。いかに伝えて行くかが難しいところです。

ところで余談ですが先日、久々に「たびねす」、現在は「LINEトラベルjp」のライターの仕事を復活させようと記事を書いています。

【日記】芝浦、旧協労会館建て替え工事中

以前から行こうと思っていた旧協労会館。芝浦に半年以上通いながらその存在をすっかり忘れていました。

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かつて料亭などが建ち並ぶ花街だった芝浦。東口の北側の外れに、いわゆる三業地が広がっていました。しかし再開発により消滅。

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唯一、見番跡である旧協労会館のみが現存しています。ところがなんと行ってみたら写真の通り解体工事中。しかし、よく見てみれば建て替え工事中との事。一度バラして耐震補強しながら組み直すようです。

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この建物は昭和11年に芝浦花柳界の見番として建設され、戦後は港湾労働者宿泊所の協労会館として利用されました。しかし平成11年、両隣の棟が火事で焼失し、以来ネットで覆われ立ち入り禁止となっていたそうです。それにしてもデカい。天井高は1.5倍くらいありそうな迫力。

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その後平成21年に東京都から港区へ譲渡され、その際港区指定有形文化財に指定されますが放置プレイ。文化財指定したために壊すに壊せず、その間周辺はみるみる再開発が進み、厄介者として取り残されていた状態でした。しかしやっと建て替えが始まり、2020年頃には完了する見込みです。

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すぐ近くに唯一花街の歴史を受け継ぐ割烹「い奈本」が有りますが、すでに近代的なビルとなってしまいました。

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すぐ近くには新幹線も走っています。見番の見事な木造建築が復元されたとして、近代的なビル群に埋もれる浮いた存在となることは明白。劇場として利用するようですが駅からも離れているし、果たして。

港区新橋(5)、SL広場周辺の飲み屋

港区新橋(1)、烏森口で立ち飲み屋巡り
港区新橋(2)、汐留口の新橋駅前ビル地下飲食店街
港区新橋(3)、SL広場のニュー新橋ビル
港区新橋(4)、汐留口の新橋駅前ビル1階〜2階
港区新橋(5)、SL広場周辺の飲み屋


奧が深すぎるだろうと敢えて避けて来た新橋開拓を始めて一年。立飲み屋をほぼ網羅していよいよ次のステージ、居酒屋探索に突入します。自分は一体どこを目指しているのかと心の隅で思いながら。

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今までなぜ存在に気づかなかったのかと思うほど渋い外観の、有楽町寄りのガード下にある居酒屋『羅生門』さん。居酒屋というより元は屋台だったような雰囲気。たまたまipadを忘れて死にかけのスマホカメラのため、画像が滲んでます。

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焼き鳥メインで二本180〜190(注文は二本から)と、かなりお安い。ただ焼き鳥以外はポテサラも煮込みもヤッコも480と高め。飲み物は瓶ビールと缶チューハイ、清酒のみ。有楽町ガード下のとんとんや上野アメ横の大統領に近い雰囲気がありシチュエーションは最高なのですが、個人的にはなんか違うというか、観光地的な空気を感じました。あくまでも好みの問題として。

※追記 2018年3月
ニュー新橋ビルから出ますが、立ち飲み屋に寄りました。

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SL広場周辺は烏森口と並んで都内屈指の歓楽街です。そんな飲み屋街の真っ只中に、五反田、新橋駅前ビル地下に支店を出す立ち飲み屋『へそ』の本店があります。

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へそはやっぱり晩酌セット(生)800円。安いです。通常生450、割り物340のところ18時までのタイムサービスで生290、割り物180になります。串カツ屋はもともと利益率がいいからこそ出来るコストパフォーマンスなのかもしれません。

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へそ本店の少し奥、老舗風俗店もある昔ながらの路地裏は赤提灯が無ければ薄暗く、近道として通り過ぎる人が歩くくらい。SL広場側はどうせ店の入れ替わりも激しいだろうし、そそる店なんて無いだろうななんて思い込んでいました。ところがこの「野焼」は創業約40年、先代は去年引退されたものの昔ながらの路地裏飲み屋さんでした。

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店内にはテーブルもありますが、私は店頭のカウンターで立ち飲み。煮込み310、レバテキ450、生500 割り物400〜(酎次郎使用)、串110〜(注文は基本2本から)。お通し200円くらい取ってるのかな?
しかしこのレバテキが生ビールに合うのなんので、ただ者じゃない予感。また、シロやテッポウなどのホルモン系が、今まで食べて来た中で一番美味い。先代が芝浦の食肉センターとの付き合いが古く上質なホルモンが入るからかもしれませんが、先代に炭の火加減を叩き込まれたという焼き場の兄さんの焼き加減が絶妙。久々に通いたい店を見つけてしまいました。

【日記】芝浦の桜〜市場食堂

仕事はずっと芝浦に通ってます。もう満開かな?と思った翌日には桜吹雪という、今年の桜は実に忙しいです。

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金曜日の朝、田町駅芝浦口の駅前通りも葉が混ざり始めました。この調子だと週末日曜日までもたないんじゃないかと。

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忙しさにかまけて油断してたら桜の写真一枚も撮らずに過ぎてしまいそう。まぁ別に桜の写真に何のこだわりも有りませんが。

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昼間、ゆで太郎もすき家も飽きたなと思い、足を伸ばして品川駅方面へ。港南口近くに食肉市場があるのですが、そこの敷地内に建つ市場食堂『一休』さんでランチ。

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市場の中ですが近隣のサラリーマンたちも気軽に入って行列が出来ます。開発され尽くしたビル街の中にポツンと建つ仮設小屋のような建物。

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唐揚げ定食600円。美味いです。

夜は芝公園で花見しようと思い田町駅三田口駅前の立ち飲み『やまとや』に集合したのですが、煮込みや焼き鳥の美味さについつい長居してしまい、芝公園まで行くの面倒くせー、となってそのまま芝浦口の『はるみ』に移動。その後新橋に移動して『南』で一杯だけ飲んで最後は『うめちゃん』でカラオケ。結局今年は花見らしい花見しませんでした。

港区芝浦(4)、高浜橋ホルモンはるみは閉店してなかった!

かつて品川と田町の間、旧海岸通り高浜橋のの袂にあったバラック集落のホルモン屋『はるみ』は、再開発の波に呑まれて三年前に閉店してしまいました。

港区芝浦(1)、高浜橋バラック群とホルモン
港区芝浦(2)、再訪、高浜橋周辺の再開発
港区芝浦(3)、高浜橋バラック群の終焉

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※2010年当時

常連さんたちには誰にも焼かれずビールしか飲まれないホルモン屋。かつて故・伊丹十三監督の映画『たんぽぽ』のロケ地にもなった知る人ぞ知る昭和の店内。何度も通った大好きな店でしたが2015年、ついに立ち退きされてしまいました。

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2018年1月末より仕事で芝浦に通うようになり、かつてのバラック集落に行って見ればすっかり更地で、何の面影も残っていませんでした。

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そんなさなか、田町から今回の勤め先に向かうべく芝浦口から旧海岸通りの交差点、芝浦ホルモンという老舗系の店が気になっていました。

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ところがある日、よくよく見てみれば『はるみ』の暖簾が! いや、まさか、と思いながら芝浦ホルモンに入店しました。

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若い店員さんが3人。2階席3階席もあり、綺麗で明るい店内。串焼きホルモンが中心の店です。

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煮込みは美味いけど値段の割にちょっと量が少なめ。しかし串物のホルモンは新鮮だし焼き加減もちょうどいい。割り物の焼酎は金宮を使用。美味いじゃないかと箸を進めていると、いかにもオーナーらしき白髪の親父さんが上から降りて来ました。

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そこで思い切って高浜橋にあった『はるみ』との関係を聞いてみると、2階に上がって左側にあるよとの事。狭い階段を昇ると、そこに『はるみ』の暖簾が!かつての女将さんも元気でした。懐かしい。そして店が残っていた事が何よりも嬉しい。店名を『ホルモンはるみ』から『焼肉はるみ』に変えたのは、みんな焼いてくれと言う切なる思いの現れか⁉︎
しばらく飲み直しながら女将さんと芝浦ホルモンの親父さんと話し込みました。はるみは三年前、高浜橋の店を閉めるとここ芝浦ホルモンの2階に間借りして店を再開させていたそうです。しかもよくよく聞いてみれば芝浦ホルモンてあのシーパラダイスの看板の店だという。ランチ食べてたし何度もトイレ借りに行ってたし、それでも通称シーパラと呼んでたから、正式な店名が芝浦ホルモンだったとは気付かなかったという罠。それにしても移転していた事に3年間も気付かなかったなんて!
かつての常連さんたちも相変わらずとの事。昔よく常連さんたちは、新橋で飲んだ帰りに家の近所の高浜橋に集まると言う話を聞いていましたが、その話をすると何でもみんな新橋駅前ビルの地下飲食店街で飲んで来るとか。
繋がった! なんか知らないけど点と点が繋がった!
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