渋谷区

※まとめサイト等への画像及び文章の無断転載を禁じます。

渋谷区渋谷(3)、宮下公園

 再開発の進む渋谷駅を東口に出て明治通りを北に。線路沿いに生き残るバラック飲み屋街呑んべえ横丁を越えた先の線路伝いに、長細い宮下公園があります。

image

 この公園にはかつて多くのホームレスが住み着いておりました。しかし2010年9月、区はナイキに命名権を売却し、公園の改修工事を名目に公園内のホームレスを一掃しました。しかし翌年の4月、ホームレスの支援団体などが強制排除は不当として区を相手に裁判を起こし揉めていたそうです。現在では夜間施錠するなどして、公園内に住み着けないよう対処しています。さらにナイキは有料の運動施設を公園内に整備しながらも、市民の反対を受けてナイキパークという名前を結局付けられずに終わってしまいます。

image

 しかしホームレス達は公園とその裏のバイク用コインパーキングとの間の空白地帯に住むようになります。公園の下は駐車場、植え込みとバイク置き場の下は暗渠化された渋谷川が流れています。

image

 区によっては対応策としてアパートに住めるよう支援したり簡易宿泊施設を紹介したりしているようですが、渋谷区はその辺の対応が上手く行なわなかったため、話がこじれて行ったそうです。
 今回、昼休みにちょっと歩いた程度でしたが、また写真が増えれば加筆していきます。

【日記】渋谷から中野へ、ディープなバー巡り

 土曜日の夜は知り合いの経営する代官山のバーに行ってきました。まずは腹ごしらえも兼ねて立ち飲み屋でエンジンをかけます。

IMG_0418

 以前一度だけ訪れた渋谷の立ち飲み屋富士見屋本店。今回は一人で入店ですが、やはり二回目だとだいぶ入りやすいです。

IMG_20150222_174500

 アジフライ売り切れだったのでイワシフライ。煮込みにシメ鯖に生ビール。しめて1500円也。相変わらずの大盛況で、カウンターでぎゅうぎゅうな状態。

IMG_0419

 渋谷と代官山の中間あたり、なかなか辺鄙な所に店を構えるバー『Cafe streamline』。コンセプトは50年代のアメリカや進駐軍占領下の日本。静かなムードの中、話に華を咲かせます。マスターの若林君は私とも非常に趣味が合い、古い建物や小物が大好き。またギターも弾かれたりと多岐に渡り活動されてます。ただそのこだわりはマニアックを越えて変態の域に達しております。バーボンを飲みながら情報交換する内に、すっかり良い気分になる。
 女性が一人でもフラリと入って来れるような入りやすいお店ですので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。と、宣伝してみる。

IMG_0430

 次に向かったのは中野。まだまだ探検出来てない街です。

IMG_0423

 北口を出てすぐにある路地を入ると立ち飲み屋『泡』があります。夜の10時近くなのに満員御礼。残念ながら次回訪れる事にする。

IMG_0425 (1)

 立ち飲み屋『常蔵』。こちらも満席。

IMG_0427

 中野北口正面のアーケード商店街サンロードの右手には幾本もの路地が伸びています。

IMG_0434

 中野は路地が縦横無尽と張り巡らせられており、飲み屋の軒数も非常に多いです。

IMG_0442

 しかし飲み歩いている人も多く、非常に賑わいを見せております。

IMG_0443

 久々にブロードウェイ東隣にあった中野四十五番街跡地を見に行ってみました。すると敷地は全て仮囲いに囲まれており、更地にされつつありました。地上24階建のマンションを建てる計画らしいのですが、施工するゼネコンがまだ未定だとか。

IMG_0441

 路地裏を歩いているとなかなか個性的な建物が。

IMG_0438

 坊主バーやジョジョバーなど個性的な店が集まる建物です。その脇にひっそりと佇む一軒のバー。
 なかなかディープで素敵なバーでしたが、店主がブログなどに紹介されるのを快く思われてらっしゃらない方なので、今回の記事はここまでとさせていただきます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

渋谷区代々木~原宿、消えそうで消えない代々木会館と皇室専用ホーム

 JR代々木駅を降りてすぐ。知る人ぞ知る雑居ビルが、廃墟同然のまま時間が止まってしまったように佇んでおります。

IMG_0404

 それがこの代々木会館です。この建物は昔、東京DEEP案内というサイトで知って以来、いつか訪れてみようとずっと思い続けてました。なんでも74年~のドラマ『傷だらけの天使』のロケ地として有名だそうです。あまりに古すぎるため『俺達は天使だ』や『探偵物語』などと記憶が混同してしまいますが、あの時代のあの感じの雰囲気は大好き。

IMG_0410

 一階入り口には二階飲食店街の看板が掲げられていますが、実は二階飲食店街などとうの昔に消滅しております。ビル内へのアプローチはここだけのようなのですが、ビル三階に唯一居座っている中国書籍店の入り口のようになっています。これは恐らくですが、私のようなマニアックな人間が頻繁に入って来るものだから、本屋に用のない者入るべからずとアピールしているのではないでしょうか。

IMG_0411

 踊り場には再び存在しない飲食店街の看板。この建物は放置が基本となっています。ちなみに一階の通り沿いにあるパチンコ屋の看板も、入り口左の鰻屋の看板も、店はとっくに潰れてます。

IMG_0412

 階段を昇ると二階から四階までの階段並びに踊場が、三階の中国書籍店の在庫置き場と化しています。もうこのビル内に残っているのは一軒なのだからいいじゃない、という事でしょうか。ちなみゆ三階以外は全て防火扉が施錠されており共用廊下には入れなくなっています。ただ、二階の防火扉は鍵が壊された形跡があり、誰かがこじ開けて不法侵入したのかも知れません。

IMG_0406

 建物脇一階部分の端に、もう一軒居座っている店があります。現在はラーメン屋ですが、一年前書かれたよそのブログでは蕎麦屋になっており、四年前の時点では居酒屋だったとか。

IMG_0408

 建物脇にもとっくに潰れた店の看板が放置されています。この建物を訪れた後この物件について色々ググってみたのですが、少なくともここ五年間、ラーメン屋以外は全く景色が変わっていない事に驚かされました。また、みんな撮る場所が一緒。(笑)
 五年ほど前に解体の話もあったそうですが、権利関係が複雑で結局放置だとか。

IMG_0407

 ただ私は、建物脇を入った所の楕円形の穴にも興味が湧き、近づいてみました。するとそこは、丁度代々木駅一番線ホームの真下にあたる部分でした。今ではビルの裏側になりますが、かつてはこの穴を眺める路地があったのかも知れません。

 さて、代々木もこのビル以外ネタが無さそうなので、隣の原宿へ向かいます。

IMG_0414

 JR山手線原宿駅ホームの先端から見える原宿駅皇室専用ホーム。ずっと昔から無くならない内に撮らなければと思いながらも、いつでも撮れるやと早十年。いまだ無くなる気配などありません。

IMG_0399

 入り口の外観。完成は大正14年で簡素な木造施設は当時のままです。

IMG_0402

 平成に入り今上天皇の時代になると東京駅を利用することがもっぱらとなり、また埼京線や湘南新宿ラインの過密ダイヤの影響もあり、2001年(平成13年)5月21日を最後に使われなくなっています。しかし宮内庁がこの施設について情報を公開していないため、いつまでこのままの状態が続くのかは不明であります。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村

渋谷区渋谷(2)、生き残る昭和の建築物

 駅の北東側、ハチ公口からJRの線路を潜って線路脇を原宿側に向かうと、のんべい横丁と言う見事な路地が残っております。

画像 023

 戦後、東急本店通りで屋台を出していた人たちが進駐軍の命令により屋台を禁止され、この場所に集まって昭和25年にできた飲食街だそうです。

画像 028

 その点、造りは似ているものの青線を発祥とする新宿ゴールデン街とは経緯が違うようで、王子のさくら新道や野毛の都橋飲食店街などとは同じ成り立ちです。

画像 030

 のんべい横丁の外観。バラック長屋である事が見て取れる。店はどこもL字カウンター一本という狭さのようで、路地の両端に公衆トイレが完備されている事から、共同トイレであると想像できる。一度夜に飲み屋に入ってみたいところ。
 写真は暗渠化された渋谷川の上にある駐輪場より。こうして見ると、かつては川と線路に挟まれた場所であった事が窺える。

IMG_3730

 こちらは桜丘町にある昭和な立ち飲み屋『富士屋本店』。

IMG_0418

 地下一階にあり、非常に分かり辛いです。しかし、狭い階段を降りてゆくと、全く想像してなかったような昭和の立ち飲み屋が残っていました。

IMG_20150222_174500

 まずこの、入り口の寂しさと店内の賑やかさのギャップに面食らいます。しかも想像以上に広い。夕方5時過ぎに席に立つと、後から後からひっきりなしにお客さんが入って来て、軽く行列が出来ます。ちゃんと数えてませんが、パッと見100人ぐらいのキャパシティーがあるんじゃないか。それに対して店員さん6人て、絶対無理があると思うんですが!

IMG_20150131_173842636

 ホッピー頼むとナカは宝焼酎の小瓶が出て来ます。人気メニューはアジフライやハムカツなどの揚げ物。値段は場所が場所だけにまあまあと言った感じですが、ここは確かに通いたくなる店でした。

IMG_3726

 道玄坂沿いに、以前より気になっていた解体寸前の看板建築の廃墟がありました。
※2015年2月の情報では、とうとう解体されて更地になっていたそうです。

IMG_3724

 タイル落下防止のネットが張られたまま、もう何年放置されていたのか。

IMG_3728

 人通りの多い一等地にも関わらず解体されそうで解体されないというのは、それなりに複雑な事情があったのでしょう。

IMG_20140516_085216650

 道玄坂と国道246号線の間、坂の奥に謎の大衆パブなるものが。この店も再開発から取り残されたように、ひっそりと佇んでいます。

IMG_20140516_104031580

 道玄坂から百軒店の坂を入って行くと、有名な喫茶店『ライオン』があります。

IMG_20140516_104354539

 こちらは裏口になるのですが、この建築デザインが素晴らしい。

IMG_20140605_17291092

 ところ変わって駅の反対側、宮益坂を登りきった先に銀杏荘なる古びた建物が残っております。昭和42年より宿泊施設として利用されてきましたが、建物の老朽化などにより平成18年未営業を終了。管轄は文部科学省共済組合で、学会のイベントなどの会場としても使用されたそうです。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村

渋谷区渋谷(1)、再開発の光と影

 渋谷は空気が違う、と、新宿近辺に住んでいた私は感じていました。
 東は青山六本木。西は代官山田園調布。この時点で山の手の空気が漂っている。
 ちょっと歩けば松涛、神山町と言ったセレブ地帯。街を闊歩する若者たちは金持ちの放蕩息子か、なんて勝手に変な偏見を持ってしまいます。

画像 020

 2013年の春、東急東横線は地下鉄副都心線と繋がり、東横線地上駅舎も高架線も姿を消してしまいました。写真は在りし日の東横線と渋谷駅前の地下を流れる渋谷川。

IMG_20140517_082009744

 そしてこちらが2014年5月現在の同じ場所。だいぶ解体工事も進んで来ました。

IMG_20140428_072158722

 解体されつつある東急東横線渋谷駅ホーム跡。ここには47階建ての高層ビルが建つそうです。ヒカリエを建てたばかりだと言うのに、東急グループはどんだけ金あるのか。元々谷底である地形を再開発しまくるあたり、相当な執着心です。

IMG_20140428_152837444

 JR埼京線ホームへの渡り廊下から見た東横線ホーム跡。あんな所に階段なんてあっただろうか。もしかしたら昔の使われなくなっていた階段かも知れません。

IMG_20140609_181700450

 東急ストア跡地の高層ビル化に伴い地下鉄銀座線の架線も架け替えられるようです。

IMG_20140609_181533666

 現在の架線も構造物としては確かに古く、耐震強度の問題などもあるのかも知れません。

IMG_3628

 渋谷から少し外れますが田園都市線でひと駅目、国道246号線沿いの池尻大橋には、二棟の廃墟ビルが存在します。

IMG_3632

 この二棟はどちらも工事が中断されたまま何年も放置されている物です。工体工事が終わりサッシが取り付けられる前の状態で、足場が解体されており、非常に異様な雰囲気を醸し出しております。施主あるいはデベロッパーが倒産したのか、事の詳細は不明です。

IMG_20140609_073159518

 こちらは逆に宮益坂を登りきったところ。円柱形の鉄骨が錆びており一見解体しているようにも見えるのですが、よく見るとガラス「ガラス注意」のシール。つまり新品のガラスという事で、この物件も工事が中止されたまま放置されている事が伺えます。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログ紹介
都内、近郊の古い街並みや建造物、路地裏などの写真とレポートを主に載せています。また、国内の寂れた観光地や地方都市、マニアックな温泉スポットや廃墟などもご紹介。

■ 温泉リスト(PC版) ■
記事検索
最新記事
  • ライブドアブログ