早いもので年の瀬。そこで毎年恒例、印象に残った情景2022年総集編をお送りします。写真をクリックするとその時の記事に飛びます。
今年はどうもまとまった休みが取れず遠出が出来なかったのが残念です。泊まりがけでゆっくり温泉にでも行きたかったんですが。また旅の予定を立てるばかりでどれも実現できず、結局関東近郊に日帰りばかりでした。
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年旅行編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その1)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その2)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2015年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2016年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2017年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2018年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2019年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2020年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2021年総集編)
今年は一発目から最も印象的な場所、茨城県鉾田市の廃車両に行ってしまいました。存在はネットで知りながらも詳しい場所はわからず、訪れた方に直接連絡してヒントをいただき後はGoogleマップのストリートビューでひたすら虱潰しに回って位置を特定しました。廃墟系はとかく個人宅や個人所有物が多いので、位置の詳細はネットでは憚れるんですよね。
立て続けに廃車両です。埼玉県毛呂山町の新しき村の廃車両。しかし、行ってみたらこの新しき村が武者小路実篤によるマルクス主義の理想形とも言える意外と面白い存在でした。
青梅鉄道公園に行きつつ青梅の観光地化された街並みを散歩しました。観光地化と言っても演出として作られた物ではなく、オシャレカフェが出来まくる訳でもなく、ただ昔のままの形で商店が営業されている事に驚きました。山あいの街で目立った幹線道路もないため、巨大ショッピングモールが出来なかった事が要因かと思われます。
ずっと気になっていたユーカリが丘の新交通システムに乗りに行きました。計画的に造られたニュータウンは少子高齢化する事も無く人口が増え続けると言う、まさにニュータウンの成功例と言えます。しかしニュータウンから一歩外に出たらそこは昔ながらの農村地帯で、廃校跡が有ったりします。そのギャップが非常に印象的でした。
茨城県笠間市の市街地はとにかく内容豊富で、2回に渡り訪れました。巨大観光ホテルの廃墟山乃荘や花街の跡など色々回りましたが、特にこの駅前横丁は全滅しておりゴーストタウンの様相。
笠間市街でもう一つ、昭和館と言う映画館跡も、爆撃でも受けたのかってくらいの崩壊ぶりで衝撃的でした。
同じ茨城県笠間市の岩間。たまたまGoogleマップの空撮で気になる屋根の列があり、一か八か行って見たらそこは生活の跡が色濃く残った廃墟地帯でした。
横須賀市の追浜は過去に訪れた事もあったのですが、たまたまInstagramで商店街の裏側の景色を見て、居ても立っても居られず訪れました。商店街を歩いた時には全く気づかなかったのですが、建物のほとんどが川の上に建っておりました。
小鹿野は午前中のバスの乗り継ぎ時間にサッと回っただけでした。しかし今思えば養蚕関係でちゃんと掘り返してみれば良かったと後悔しています。秩父の歴史についてはまた訪れて色々と調べて行きたいと思います。
神奈川県川崎市麻生区、柿生周辺に点在する首の無い石仏。これは明治初期、全国で巻き起こった廃仏毀釈運動によって破壊されたものです。日本の黒歴史と言われる廃仏毀釈に注目してみました。
栃木県佐野市吉水駅周辺の貸家地帯。何気なくGoogleマップの空撮を眺めていたら、似たような屋根が6〜12軒単位で固まっており、その固まりが20箇所以上点在していました。その何とも言えない違和感から現地調査に向かったところ、一戸建ての貸家の集まりだらけの街でした。
同じくGoogleマップの空撮を眺めていて発見した平屋建ての市営住宅、栃木県佐野市の石塚団地。入居者が居なくなった時点で解体されると思われます。
神奈川県横浜市鶴見区に残る江戸前の漁村、子安漁港。ここは狭過ぎる路地と井戸だらけの街並みが、独特な雰囲気を醸しておりました。
群馬県の館林は2回に渡り訪れました。衝撃だったのは情景ではなくその歴史。行って初めて歴史を調べ、そして日清製粉発祥の地だと知ったり紡績に関する歴史にも興味が湧いて来たりと、そのきっかけとなりました。
千葉県松戸市にある昭和の杜博物館。光景とかでは無いですが、そのマニアックな収蔵品の数々に心踊らされました。童心に還るって意味では今年訪れた所で一番楽しかったかも知れない。
なんか今年は保存車両の画像が多いような気がしますが、東武熊谷線廃線跡とその先の未成線。ここも情景と言うよりは訪問きっかけで歴史を調べて新発見、と言った感じです。近代の栄枯盛衰を考える。
今年は全体的に見て、ちょっと内容が薄かったり地味だったりした印象でした。メインは前半の笠間市、追浜市、後半の佐野市、館林市と言った感じで、例年ほどの衝撃は無かった気がします。首都圏近郊は行き尽くした感がある、と言いながらも実際訪れてからの発見も多かったのですが、例えば過去に訪れた秩父の廃村や能登半島や九州の温泉などと比べてしまうと。やはり来年こそは泊まりがけで遠出したいと思います。今一番行きたいのは長崎!
では皆様、良いお年を。
今年はどうもまとまった休みが取れず遠出が出来なかったのが残念です。泊まりがけでゆっくり温泉にでも行きたかったんですが。また旅の予定を立てるばかりでどれも実現できず、結局関東近郊に日帰りばかりでした。
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年旅行編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その1)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(〜2014年首都圏編その2)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2015年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2016年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2017年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2018年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2019年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2020年総集編)
【年末スペシャル】記憶に残った情景(2021年総集編)
今年は一発目から最も印象的な場所、茨城県鉾田市の廃車両に行ってしまいました。存在はネットで知りながらも詳しい場所はわからず、訪れた方に直接連絡してヒントをいただき後はGoogleマップのストリートビューでひたすら虱潰しに回って位置を特定しました。廃墟系はとかく個人宅や個人所有物が多いので、位置の詳細はネットでは憚れるんですよね。
立て続けに廃車両です。埼玉県毛呂山町の新しき村の廃車両。しかし、行ってみたらこの新しき村が武者小路実篤によるマルクス主義の理想形とも言える意外と面白い存在でした。
青梅鉄道公園に行きつつ青梅の観光地化された街並みを散歩しました。観光地化と言っても演出として作られた物ではなく、オシャレカフェが出来まくる訳でもなく、ただ昔のままの形で商店が営業されている事に驚きました。山あいの街で目立った幹線道路もないため、巨大ショッピングモールが出来なかった事が要因かと思われます。
ずっと気になっていたユーカリが丘の新交通システムに乗りに行きました。計画的に造られたニュータウンは少子高齢化する事も無く人口が増え続けると言う、まさにニュータウンの成功例と言えます。しかしニュータウンから一歩外に出たらそこは昔ながらの農村地帯で、廃校跡が有ったりします。そのギャップが非常に印象的でした。
茨城県笠間市の市街地はとにかく内容豊富で、2回に渡り訪れました。巨大観光ホテルの廃墟山乃荘や花街の跡など色々回りましたが、特にこの駅前横丁は全滅しておりゴーストタウンの様相。
笠間市街でもう一つ、昭和館と言う映画館跡も、爆撃でも受けたのかってくらいの崩壊ぶりで衝撃的でした。
同じ茨城県笠間市の岩間。たまたまGoogleマップの空撮で気になる屋根の列があり、一か八か行って見たらそこは生活の跡が色濃く残った廃墟地帯でした。
横須賀市の追浜は過去に訪れた事もあったのですが、たまたまInstagramで商店街の裏側の景色を見て、居ても立っても居られず訪れました。商店街を歩いた時には全く気づかなかったのですが、建物のほとんどが川の上に建っておりました。
小鹿野は午前中のバスの乗り継ぎ時間にサッと回っただけでした。しかし今思えば養蚕関係でちゃんと掘り返してみれば良かったと後悔しています。秩父の歴史についてはまた訪れて色々と調べて行きたいと思います。
神奈川県川崎市麻生区、柿生周辺に点在する首の無い石仏。これは明治初期、全国で巻き起こった廃仏毀釈運動によって破壊されたものです。日本の黒歴史と言われる廃仏毀釈に注目してみました。
栃木県佐野市吉水駅周辺の貸家地帯。何気なくGoogleマップの空撮を眺めていたら、似たような屋根が6〜12軒単位で固まっており、その固まりが20箇所以上点在していました。その何とも言えない違和感から現地調査に向かったところ、一戸建ての貸家の集まりだらけの街でした。
同じくGoogleマップの空撮を眺めていて発見した平屋建ての市営住宅、栃木県佐野市の石塚団地。入居者が居なくなった時点で解体されると思われます。
神奈川県横浜市鶴見区に残る江戸前の漁村、子安漁港。ここは狭過ぎる路地と井戸だらけの街並みが、独特な雰囲気を醸しておりました。
群馬県の館林は2回に渡り訪れました。衝撃だったのは情景ではなくその歴史。行って初めて歴史を調べ、そして日清製粉発祥の地だと知ったり紡績に関する歴史にも興味が湧いて来たりと、そのきっかけとなりました。
千葉県松戸市にある昭和の杜博物館。光景とかでは無いですが、そのマニアックな収蔵品の数々に心踊らされました。童心に還るって意味では今年訪れた所で一番楽しかったかも知れない。
なんか今年は保存車両の画像が多いような気がしますが、東武熊谷線廃線跡とその先の未成線。ここも情景と言うよりは訪問きっかけで歴史を調べて新発見、と言った感じです。近代の栄枯盛衰を考える。
今年は全体的に見て、ちょっと内容が薄かったり地味だったりした印象でした。メインは前半の笠間市、追浜市、後半の佐野市、館林市と言った感じで、例年ほどの衝撃は無かった気がします。首都圏近郊は行き尽くした感がある、と言いながらも実際訪れてからの発見も多かったのですが、例えば過去に訪れた秩父の廃村や能登半島や九州の温泉などと比べてしまうと。やはり来年こそは泊まりがけで遠出したいと思います。今一番行きたいのは長崎!
では皆様、良いお年を。
前の記事で話題に出た花火大会ですが、隅田川はじめ東京都で開催できないのは、現都知事が条件を厳しくし過ぎているからと言われますね。
夏前くらいから、国は規制緩和の方針で実際開催した地域もありますが、これに対し知事は
「花火大会を開催するなら、観客全員が感染確認アプリ『COCOA』を入れて1人残らず追跡できるようにしないとだめ」と言ったそうで、隅田川はじめ東京周辺はそれで開催をあきらめたとも。
スタッフ全員でなく、観客全員って…結局COCOAは11月に使用停止になりましたが。
2016年に初当選したときは、有力な対抗馬が左寄りジャーナリストと自民都議のドンしかいなかったので消去法で選ばれたような気もしますが
豊洲新市場もかき回しただけ、コロナの時もフリップ持って…と、結局パフォーマンスだけというのがわかったのだから、次の都知事選では都民には新しい選択も考えてもらいたいものですね。でないと、花火大会も祭りも永遠に開催されない気が…。
(私は今は都民でないため、選挙権はないですが)