先日京王線で仕事に向かっていた時、車窓から見つけました。なんか進撃の巨人の壁っぽい。

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代田橋にある和田堀給水所一号配水池。昭和9年竣工。以前確か塀か何かで囲まれてて見えなかったのが、解体工事で右手前にあったポンプ場建屋など周囲が解体されたために、その全貌が明らかとなった。

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解体は施設の老朽化と施設を迂回する形で通る井の頭通りを直線道路に整備するため。

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すでに左手に有った第二配水池は解体されており、現在この第一配水池のみを使用。やがて第二配水池の建て替えが完了したら、こちらも解体されます。

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文化財として保存して欲しいくらいの建物ですが、現役で使っているためそうもいかないのでしょう。

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周囲は柵と木々に遮られており、なかなか細部まで撮る事は出来ません。

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京王線から見て裏手側も同じ造りとなっていますが、背丈ほどの土塁と近隣住民の視線に阻まれ上手く撮る事が出来ません。

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国土交通省は2030年を念頭において東京圏、つまり首都50キロ圏内の都市鉄道整備事業に着手しています。その計画の一つに地下化や高架化事業による踏み切りの全廃を目指しており、京王線は笹塚駅〜国領駅間の高架化事業を計画しています。近年では小田急が地下化や高架化により複々線化も合わせて達成しており、京成電鉄の四ツ木駅〜青砥駅間も高架化事業を本格的に着工し始めています。そんな中で京王線や西武新宿線、東武東上線などは遅れを喫しています。
和田堀給水所の建て替えと井の頭通りの整備事業は、その京王線沿線再開発事業の一環でしょうか。

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こちらは東側の関連建屋。恐らく同じ時代の建物かと思われます。
再開発の波の中、特に保存運動も行われないまま知らず知らずに消えてゆく歴史的建造物が、ここだけで無く多く有るのだと思います。

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ちなみに代田橋には何度か通っている飲み屋の「きんせい」さんがあり、引っ越したい街の一つですが、駅前も高架化により再開発されてしまう可能性があります。