早いもので2020年も終わりです。そこで毎年恒例、印象に残った情景2020年総集編をお送りします。写真をクリックするとその時の記事に飛びます。
今年はとにかく新型コロナウイルスの一年で、当ブログの柱でもある寂れた観光地や都心の酒場、そして自分自身にとっても苦難の年でした。来年はコロナ前のような気兼ねない旅が出来るようになって欲しいものです。
私自身、収入が半減した時期もありました。しかし何よりも去年一昨年と二回に渡り訪れた天ヶ瀬温泉が、コロナに重ねて見舞われた豪雨災害により壊滅状態になった後の復興が気がかりです。来年、訪れることが出来たらと思っております。

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今年一発目は超マイナー健康ランド、栃木県足利市の鹿島園温泉から始まりました。ここはネット上にもあまり情報が無く、たまたまGoogleマップで見つけた日帰り温泉です。行ってみてびっくり。絶滅寸前とも言える昭和の健康ランドでした。ここの寂れっぷりがかなりヒット。

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鹿島園の帰りに散策した足利の路地裏スナック街も、廃墟が織り混ざった狭すぎる路地裏。広範囲で迷路のように張り巡らされた路地裏に興奮しました。

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今年の前半は仕事で横浜まで通っていました。特に市街地の南部、中村川周辺の商店街やドヤ街が気に入ってしまい、何軒かの飲み屋に通い詰めてすっかり常連となっていました。特に横浜橋商店街は韓国人中国人日本人が混ざり合い混沌とした下町の商店街で、この辺に引っ越して来たいと本気で思うほど惚れ込みました。

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横浜探索は根岸や山手まで広がって行き、横浜市街南部の銭湯をおおかた制覇することとなりました。温泉の有無に関わらず、銭湯建築や地元の雰囲気に浸かる。

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横浜好きも最終的にはドヤ街の寿町に通い詰めるに至りました。寿町のカラオケ居酒屋で昼間から地元の方々と飲んで歌って、すっかり顔馴染みとなる。

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4月に入りコロナ禍が急速に進む中、東伊豆は大川温泉の共同露天風呂浴場、磯の湯を訪れました。ここは泉質もロケーションも最高なのですが、何よりもアプローチが衝撃でした。沢の水が国道の下を流れる土管の中を通って行くと言う、まず至らないであろう発想。

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4月下旬、東京都で緊急事態宣言が出される中、2月に取った航空機チケットを捨てるのは勿体ないと、能登半島へ出かけました。のと鉄道の廃線跡巡り。特にこの沖波駅は1988年、廃止が決まった国鉄能登線が、のと鉄道として第三セクターで再出発したその日に訪れています。ホームでは地元の人々がお祭り騒ぎしていた同じ場所を32年ぶりに訪れてみると、竹藪に覆われた廃墟と化していました。

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旅の目的はこの線路上に放置された廃車両。おりしも桜が満開。今年一番のベストショットでした。

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北西の風が吹き付ける能登半島日本海側沿岸地域。間垣という垣根で囲まれた集落が、実に衝撃的でした。日本海の海風から集落を守るために囲まれているのですが、中は殆どが木造建築で時間が止まったかのよう。また、日本の村社会を象徴するようにも見え、自分が長年追い求めて来た何かがここにあるようにも思えました。

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13年前にたまたま通り掛るも、その雰囲気に二の足を踏んでしまい入れなかった事がずっと後悔として残っていて、そのリベンジの意味もあって再訪した金沢の味食街。しかし金沢入りしたその日より石川県が独自の緊急事態宣言を発令。味食街は店舗が極端に狭いこともあり、全店が営業自粛となってしまいました。来年再挑戦できればと思います。

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三島の路地裏スナック街の狭さにやられつつ、訪れたのは千貫樋と言う水道橋。超マイナーな史跡ですが、三島が富士山の伏流水の恵みを受けた水の都だと分かります。

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埼玉県東浦和にある田島団地。高度成長期の団地が次々と建て替えられる中、1965年竣工の公団住宅がほぼ建設当時そのままの姿で残っています。首都圏ではもはや貴重な存在。

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静岡の伊豆長岡温泉を訪れた時に発見した、伊豆石の石切り場跡。最近まで藪に覆われていたそうですが、地権者である旅館が綺麗に整備していました。

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伊豆長岡温泉の赤線地帯跡。伊豆長岡は歓楽温泉としても有名で、現在でも裏風俗が残っています。この赤線地帯も最近まではそう言った店が点在していたようですが、今ではすっかり民家と廃墟ばかりでした。

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伊豆長岡から駿河湾に抜ける低い峠の廃道。カーブミラーだけが異質に立ち続けていました。この後、日を改めて西伊豆の特攻兵器震洋格納庫跡などを巡ります。

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三島から伊豆長岡、西伊豆、沼津と二回に渡り訪れましたが内容が濃かった。写真はGoogleマップの空撮でたまたま見つけたバラック集落。立地条件や周囲の状況から見て朝鮮部落である可能性が高いのですが、地元の兄さんに聞いても詳細は掴めず。謎のままです。

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今年、特に夏はコロナ禍の間接的な(オリンピックの延期など)影響で、仕事が暇で暇で仕方なかった。そのためお金を掛けずに関東近郊に日帰りで出掛ける事が多くなりました。こんなにブログの更新頻度が高い年は前にも先にもありません。
千葉県は習志野、旧日本軍鉄道連隊の遺構を巡りました。現在ではそのほとんどが新京成電鉄の線路となっていますが、一部廃線跡として橋脚などが残されています。

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茨城県笠間市、筑波海軍航空隊基地司令部跡。永遠のゼロ他、多くの映画やドラマのロケ地として使われた建物です。航空隊司令部の後は病院としても使われ、廃墟となる所をロケ地に使われた事で保存の道を辿りました。現在も資料館として公開されています。

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千葉県茂原市、茂原海軍航空基地跡の掩体壕群。現存する9ヶ所全てを巡りました。茂原駅から最も離れている地点までタクシーに乗り、後は日に焼けながらひたすら歩き倒しました。公共交通機関で巡る者として、どれくらい歩いて回れるか、その限界を知る良い経験となりました。でもやっぱ暑さはキツいです。

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う〜ん、フォトジェニック!神奈川県横須賀市の猿島要塞です。かつてインスタ映えと言う言葉が大嫌いな自分でしたが、なるほど、こりゃ観光客が押し寄せるわと納得。現代の観光資源として必要なものは、こう言うものなんだなと。歴史も何も知らなくても良いんです。結局ただSNSで他人に羨ましいと思われれば人は集まるんです。そう考えると、例えば寂れた温泉街である伊豆長岡温泉の石切り場なんかは可能性を秘めていますね。

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猿島の流れで横須賀軍港巡りの遊覧船に乗りました。軍事オタクでは無かったため、旧海軍の地下壕の入り口なんかに興奮する自分がいました。どちらかと言うと大日本帝国軍オタクですね。でも言っておきますがネトウヨじゃないですよ。

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今年は横浜の浜マーケットや丸山日用品市場なども行きましたが、こちらは川崎の昭和マーケット。木造アーケードのマーケットもたまに巡るのですが、再開発などにより年々その数は減少の一途を辿っており、常に危機感を感じています。お金が有ったら関西や九州などのマーケットを巡りたいところですが。

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千葉県茂原市にある国府関団地。ここは隧道巡りに行く際、降りたバス停で偶然見つけたゴーストタウンです。実際はまだ住んでいる方がいらっしゃるようですが衝撃的でした。

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茂原市の隧道巡り。掩体壕巡りで鍛えた脚力で歩き倒した素掘りトンネル巡り。ただ、ビビって通り抜けることが出来なかった隧道も。廃村巡りをした頃の開き直りを今一度って感じでしたが、やっぱり暗いのは怖い。

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埼玉県比企郡、旧小川小学校下里分校跡。アニメのんのんびよりの聖地となったお陰で綺麗に保存されています。懐かしい田園風景。埼玉県にもこんな所が有ったんだと思いました。

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ちょっとだけメジャーな観光地、鋸山。栃木県大谷、群馬県藪塚、静岡県伊豆長岡と、意図せずに4ヶ所目の石切り場です。ロケ地としては重宝される石切り場ですが、これからの新ジャンルとして石切り場巡りなんてのも良いかも。ただ鋸山は北斜面で日光が差さず、写真的には難しいです。

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鋸山の北に位置する砲台山ハイランド跡。廃墟探訪、とは言っても藪漕ぎまではしてないので、まだまだ本格的とまでは言えません。しかし我ながらつくづくノンジャンル。何かに特化したマニアであればどこかに取り上げられるかも知れませんが、つくづく自分は広く浅くですね。

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突発的な休みは年末まで続きます。こちらは三浦半島、鷹取山の西側に残る池子石切り場跡。苔生した雰囲気が非日常的な空間を演出してます。この後ハイキングロードを登り鷹取山の石切り場跡も巡りました。

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今年の締めは前橋のバラック地帯。なかなか強烈な場所を見つけてしまいました。恐らくは生糸産業の労働者の方々の住宅だった場所ではないかと。まさに昭和の風景がそこには残っていました。

毎年、年末の総集編では特に印象に残った光景を纏めるのですが、印象の強かった場所ばかりで全然絞り込めません。ともあれ今年は仕事の無い日が多く、暇は有っても金が無いという時期が長かった。そのため栃木、静岡、千葉、茨城、埼玉などに日帰りで訪れる事が多く、更新頻度だけは多くなりました。来年は遠出したいなぁ。
では皆様、良いお年を。