三島は古くから交通の要衝として栄えて来た宿場町です。

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JR東日本の特急踊り子は熱海よりJR東海に入り、ここ三島より伊豆箱根鉄道へと乗り入れて修善寺まで行きます。さらに三島は新幹線まで停まる。いや、ただ、無くなりそうで無くならない185系を撮りたくなってしまっただけです。

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そんな三島の町中を歩いていたら、偶然この中央水道跡を見つけました。

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これは昭和5年から平成15年まで使われていた給水塔です。

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三島の街は富士山からの伏流水が湧き出ることから水の都とも言われています。少し疏水関係を追ってみます。

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旧中央水道水源。平成15年までは豊富な伏流水を生活水として使って来ました。

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市内を流れる源兵衛川は駅にも近い楽寿園の小浜池の湧水を水源としており、やたら綺麗な水が大量に流れています。綺麗過ぎて市内にも関わらず蛍まで生息しているとか。

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川沿いにはこのようなカッコいい建物も。美容室のようです。

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伊豆箱根鉄道の三島広小路駅に着きました。この駅舎も地方ローカル鉄道の古い駅としていい味出しているのですが、改築工事が行われていました。

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せっかくの綺麗な水も高度成長期には生活排水と共に汚され水量も減ってしまいました。しかし近年環境整備事業により見事に復活したとの事。ちなみに川沿いに建つヘルスと書いてあるバラック小屋はソープランドだったりします。

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町外れまで歩いた住宅街の中に千貫樋という物が有ります。

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これはいわゆる水道橋というやつで、琵琶湖疎水に比べてしまうとかなりショボいですが、立派な歴史的建造物です。

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いかんせん住宅の裏に埋もれるように残っていて、Googleマップが無ければ絶対に見つけられません。

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しかしながらその歴史は古く、1555年北条氏が駿河の今川領へ灌漑用水を流すために築いたとか。源兵衛川の水がこの水道橋により谷を越えて今川領の田畑を潤した訳です。元々木造だったこの千貫樋は関東大震災の際に崩落したため、震災後鉄筋コンクリートに建て替えられた物が現在まで残っています。