これまで栃木県栃木市、佐野市、群馬県太田市、桐生市と、関東平野北東部の都市を巡って来ましたが、今回は足利市です。
JR足利駅の前にはEF60が雨晒しで保存されています。この機関車は1964年9月26日完成で米原や岡山など、主に関西方面の貨物列車牽引で活躍していました。なにげに鉄道の歴史の中では名機と言えます。
渡良瀬川を挟んで南に東武伊勢崎線の足利市駅、北にJR足利駅がありますが、中心街は北側。東武足利市駅とその中心街を結ぶ昭和11年開通の中橋は見事なアーチ橋です。
市街地を東西に貫く中央通りは交通量も多く、観光名所の足利学校などもあり栄えています。
歴史の教科書にも載っている足利学校もスルーすれば、鑁阿寺(ばんなじ)も遠目に眺めてスルー。
むしろその向かい側にある敗退的な光景に胸をときめかす。はい、変態です。
東武足利市駅から鹿島園方面に向かうバスの車窓から発見した怪しい路地に向かいます。時刻は既に三時半過ぎ。これから急ぎ足で探索を始めます。
なんだここは。と、つい口に出してしまった。
振り返ってみました。赤線跡でしょうか、普通に貴重な木造建築がもんじゃ屋さんに使われています。
今回の目的地の一つ、廃業映画館。足利東映プラザ映画館です。入り口のアーチが素晴らしい。
1999年閉館。その後イベントや映画のロケ地などで利用されており、完全な廃墟とは言えません。
併設されている建物には飲食店がいくつか入っていたようですが、見たところ現在では一軒も営業していない様子でした。
料亭っぽい建物もちらほら。三業地の名残りかこの雪輪町界隈はかつて遊郭があったそうです。
当時の建物かの判断は難しいのですが、花街であったのは確かです。
続きます。
JR足利駅の前にはEF60が雨晒しで保存されています。この機関車は1964年9月26日完成で米原や岡山など、主に関西方面の貨物列車牽引で活躍していました。なにげに鉄道の歴史の中では名機と言えます。
渡良瀬川を挟んで南に東武伊勢崎線の足利市駅、北にJR足利駅がありますが、中心街は北側。東武足利市駅とその中心街を結ぶ昭和11年開通の中橋は見事なアーチ橋です。
市街地を東西に貫く中央通りは交通量も多く、観光名所の足利学校などもあり栄えています。
歴史の教科書にも載っている足利学校もスルーすれば、鑁阿寺(ばんなじ)も遠目に眺めてスルー。
むしろその向かい側にある敗退的な光景に胸をときめかす。はい、変態です。
東武足利市駅から鹿島園方面に向かうバスの車窓から発見した怪しい路地に向かいます。時刻は既に三時半過ぎ。これから急ぎ足で探索を始めます。
なんだここは。と、つい口に出してしまった。
振り返ってみました。赤線跡でしょうか、普通に貴重な木造建築がもんじゃ屋さんに使われています。
今回の目的地の一つ、廃業映画館。足利東映プラザ映画館です。入り口のアーチが素晴らしい。
1999年閉館。その後イベントや映画のロケ地などで利用されており、完全な廃墟とは言えません。
併設されている建物には飲食店がいくつか入っていたようですが、見たところ現在では一軒も営業していない様子でした。
料亭っぽい建物もちらほら。三業地の名残りかこの雪輪町界隈はかつて遊郭があったそうです。
当時の建物かの判断は難しいのですが、花街であったのは確かです。
続きます。