今回は終始余談ばかりです。

現場が一つ落ち着いて、たまたま平日に二連休。どこかゆっくりと温泉にでも行こうかなんて思い立ちました。
さてどこ行こう。一泊だしそんなにお金も掛けられないので関東甲信越。熱海か、中央高速バスか、関越道高速バスで群馬方面か、はたまた那須塩原、鬼怒川……そうだ、長野県松代の象山地下壕とか、加賀井温泉一陽館とか、長野電鉄の廃線跡とか、行きたい場所がたくさんある松代周辺なんかいいかも。
そう思い早速高速バスの料金や現地での移動手段、路線バスの路線図やレンタルサイクルの有無、タイムスケジュール、宿泊施設のアクセスと料金なんかを調べ始めました。しかしどうしても周辺での安い宿が見つかりません。いっそ戸倉上山田温泉とか湯田中温泉とかに泊まっちゃおうか。
いやいや、ちょっと待て、今回はゆっくりと疲れを癒しに行くのだから、ガチでどうする。

何も考えずに行けるところ。草津なんかは泉質もいいし安い定宿もあるし、高速バスで片道3500円ぐらいだし。

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てことで行って見たらめっちゃ紅葉!

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考えてみれば草津、過去に立ち寄り1回、泊りがけで6回も来ています。今回も宿泊は素泊まり4000円のペンションはぎわらさん。通算4回目でほぼ定宿です。

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ホテル桜井の裏を湯畑方面へと降りて行く途中、外湯「翁の湯」に浸かる。湯畑源泉はやはり優しい入り心地で落ち着きます。外湯は全19箇所ある内の11箇所しかまだ制覇しておらず、今回新たに外湯開拓しようかなんて考えも浮かびましたが、いやいや、今回はとにかく楽に無理せずを心掛けようと。

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とても泊まれない高級旅館に見とれてしまいます。泊まれる文化財建築は何軒かありますが、そういう宿に限って2〜3万。ただ、日帰り入浴を受け入れている宿も多いので、今度そういったお風呂を廻る内湯巡りに挑戦するのも良いかも。

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まぁ、とりあえず定番の白旗の湯に浸かる。湯畑源泉、万代鉱泉、地蔵源泉、煮川源泉、わたの湯源泉、様々な源泉に浸かって来ましたが、やっぱり白旗源泉が格段に酸性度が強く、硫黄が濃く、ガツンと来るお湯です。

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白旗源泉と言えば、湯畑沿いに建ち白旗源泉を引く数少ない宿でありながら安い旅館、福寿荘がありましたが、なんと解体されて更地になっていました。ボロくて小さな宿で、そのうち泊まりたいなと思ってましたが残念です。
主人が引退されて息子が一時継いだものの続かず、結局売却してしまったとか。文化財建築は綺麗に残すものの、中途半端に古い昭和の宿は壊してゆく。観光地として成功している草津は新陳代謝も激しいので、それも致し方ないかなとも思います。

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風呂上がりに湯畑下の魚民で生ビール飲んでスナックへ。定番のコース。外湯、関の湯向かいに四軒並ぶ二階建てのスナックビル。以前右から二番目の「舞子」に行きましたが去年10月に店を閉めてしまったとか。なので右から三番目の「恵」に突入。地元と思しき方々がおり、値段もリーズナブルで、楽しい店。当たりでした。舞子を除くここの三軒はどちらも6年前にオープンしたとか。

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翌朝は宿泊しているペンションはぎわらさんで朝風呂。わたの湯源泉は相変わらず湯の花が豊富です。

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せっかく紅葉している事だし露天風呂に入ろう、ということで日帰り入浴施設の大滝の湯へ。煮川源泉はピリッと来るくらい酸性度が高いお湯。源泉投入口近くで新鮮なお湯を堪能しました。

午後2時半には高速バスに乗り草津を後にしました。多少渋滞もありながらも午後7時前には東京駅に到着。そのまま新橋の「南」で打ち上げ的な飲み。銀座で働くニューハーフ姉さんと同伴でショーパブ系のお店へ。
この、前日行った草津のスナックと銀座のニューハーフパブとの格差というか落差というか、なんだかクラクラしました。(笑)

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