今回桐生を訪れたもう一つの目的として、桐生の寂れたネオン街を巡るという物があります。

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去年の夏に訪れた時は夜でしたが、誰も歩いてない歓楽街にフィリピンパブの客引きだけがあちらこちらに立っていると言う、なかなか強烈なものでした。

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場所としては仲町界隈になりますが、狭い路地があちこちにあります。

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古い建物が建ち並ぶ中にポツリポツリと看板が。夜に訪れてみるとその多くが現役で営業中というのが恐ろしい。しかもフィリピン率がやたら高い。

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地方都市のフィリピンパブは果たして都心から流れて来たものか、という仮説。

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かつては青線も存在したそうですが、どの建物がそうかという確証は持てません。しかし匂う建物はいくらでもある。

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ネオンでナイトクラブ。素晴らしい。

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かつては日本人のホステスさんが多く働き賑わいを見せていた街も、高齢化や人口の減少、景気の悪化など様々な要因で現在のフィリピンパブ街に変化して来たのでしょう。

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去年入ったスナック麻亜紗のある裏路地。今回も顔を出しましたが、ママさんは元気でいらっしゃった。

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その裏路地の裏側。空き地にポツンと取り残された祠。

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このスナック花咲もちゃんと営業しています。

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大通りを渡って両毛線の線路にも近い町外れにも怪しい路地裏スナック街が。

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くの字に曲がった路地。暗渠でしょうか。

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高架線の線路を潜った先、入り口が斜めといういかにもな造り。その脇を入って行きます。

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この辺りは廃墟と化していました。

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なんか、凄まじい荒れ方です。現在では空き地や駐車場の多い歯抜け状態の街ですが、スナック街が確認できる範囲の広さから見て、昭和の最盛期はかなり広範囲にわたって歓楽街が広がっていたと想像出来ます。

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夜は自転車を返して去年も訪れた居酒屋『鳥元』さんへ。

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串一本80円〜という安さ。しかも美味い。地元の常連さんたちに愛されているお店です。