およそ一年半ぶりに熱海へ行って来ました。

IMG_1145

ついに旧駅舎も建て替えられて完成した熱海駅。観光客の数も年々増加しているように思えます。

IMG_1063

駅から市街地へと下る途中、来宮方面へ向かう山沿いの道を入って行ったところ。山を登っていく非常に狭い道があります。

IMG_1064

今回の目的はここ、野中山トンネル。私が敬愛するサイトの一つ「山さいがねか」様で紹介されていた記事を読み、ぜひ一度行ってみたいと思ってました。

IMG_1086

狭くて急な坂道を少し登るとすぐトンネルの入り口です。しかしすでにトンネルの姿として異常。

IMG_1067

斜度は急なまま、トンネル内で180度ターン。

IMG_1072

あっと言う間に出口。この坂道、行き止まりなのに意外と車が通ります。もちろんすれ違いなど出来ません。

IMG_1078

坂の下の方を振り返ります。怖いくらいの下り坂。タクシーの運転手さんも通った事が何度かあるそうですが、ここは行きたくない道だと言ってました。※奥の人影は連れであり、おばけじゃありませんwwww

IMG_1071

この衝撃はなかなか写真では伝わりづらいのですが、特にコーナーのイン側の斜度が鬼。

IMG_1070

そのイン側を見てみれば、トンネルというよりコンクリートの柱です。
なんて言うか、もはや変態!
こんな場所に来て喜んでいる私も然り!(笑)

IMG_1084

トンネルを抜けた先も急坂は続きます。へばり着くように建つ民家が崖から迫り出している。熱海の山間部はこのような無茶な道が多いのですが、ここの無理矢理造った感はトップクラスかと思います。

IMG_1082

その先のヘアピンも鬼です。坂の上には実業健康保険組合の保養所サンライズ熱海やリゾートマンションの野中山マンション、リラックスリゾートホテルなどが斜面に建っており、程なくして行き止まりとなります。しかし考えてみれば道の奥のマンションやホテルなどは、建設工事や改修工事の際、2トントラックでも厳しそうなこの坂道をいかに登って資材を搬入したのでしょうか。

IMG_1097

今回も宿泊は竜宮閣さん。宿泊は2回目、1回だけ立ち寄りで入浴。温泉好きの中でも特にマニアな方々もさる事ながら、昭和建築マニアの間でも竜宮閣ファンは居るもので、この日も日曜日の夜なのに他にも宿泊客がいらっしゃいました。

IMG_1103

お風呂には黒い綿状の湯の華が大量に漂っており、相変わらず極上のお湯でした。

IMG_1118

夜は湊町まで降りて海沿い、飲食店街菊川会館のL字通路にある居酒屋へ。昔はスナックだったのでしょうか、カウンターのみの狭いお店が軒を連ねています。この通路のお店はオーナーが一緒のようで、魚介担当、肉担当、ドリンク担当などと役割を分担させながら、メニューを共通にしているようです。

IMG_1121

入ったお店は魚介担当。ドリンクや肉料理は他の店から運ばれて来るという、面白いシステム。クリームチーズにイワシ節と醤油をかけた横丁チーズや、ニンニク油で煮込んだ鳥皮など、酒が進むメニューが豊富。そしてしばらく飲んで居ると花火の音が。

動画(You tube)

居酒屋を出ると目の前で花火が上がっていました。熱海の花火大会は30分ほどの短い物ですが、年間を通して18回も開催されています。また30分だからと言ってショボいわけでもなく、内容の濃いい素晴らしいものです。つまり花火大会がメインではなく、美味しい海鮮料理食べて温泉に浸かって、散歩がてらにビール片手に海辺で涼んでいると花火が上がる、あるいは海の見える部屋や露天風呂などで寛ぎながら花火を眺める、と言ったスタンス。私も居酒屋で飲んで店を出たところでビール片手に花火を眺め、終わったら同じ居酒屋に戻りました。

IMG_1135

4年前の春に訪れたスナック「シーレディー」さん。第一交通タクシーの運転手さんに教えてもらった第一交通の二軒隣のスナックで、地元の人しか来ないようなお店なので観光地価格ではないため安い。地方のスナックに再訪するたび潰れてないか心配になりますが、残っていると安心します。

IMG_1148

翌日、昭和町にある和田タバコ店を訪れました。ここは駄菓子屋に置いてあったレトロゲームの博物館のようになっており、しかも全て実際に遊べます。店内は一切撮影禁止ですが、10円玉をパチンコみたいに弾くやつとか、国取り合戦ゲーム、ルーレット、スーパーマリオの元祖である駄菓子屋筐体からインベーダーまで、懐かしいゲームの宝庫でした。
その後はMOA美術館の北斎展を観て、今回は帰りました。

静岡県熱海市(1)、昭和の熱海、竜宮閣・日航亭大湯
静岡県熱海市(2)、観光産業の光と影
静岡県熱海市(3)、今に残るカフェー建築
静岡県熱海市(4)、来宮の山沿い〜山田さんちの山田湯
静岡県熱海市(5)、2015年末で閉鎖される水口第一第二浴場
静岡県熱海市(6)、坂の途中の建築物と海沿いの廃墟
静岡県熱海市(7)、旧赤線地帯再訪〜渚町
静岡県熱海市(8)、龍宮閣に再訪・福島屋旅館・駅前浴場