最近テレビなどにも露出してしまい、にわかにメジャーなスポットとなってしまった海まで続く電信柱。今さらながら行ってまいりました。

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木更津より三井アウトレットパーク行きのバスに乗り久津間で下車。自衛隊木更津駐屯地の北側を迂回するように海へと向かいます。海は遠くに見えるゴルフ練習場の向こう。何もない葦の原を延々30分近く歩いていると、本当にこの道でいいのか不安になります。

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やがて江川潮干狩り場に到着。潮干狩りシーズンはとうに終わり、干潟は人っ子一人いません。干潟に降りるとアリンコぐらいのカニの赤ちゃんがびっしり。歩くごとにサササっと小さな穴に隠れて行きます。

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この海まで続く電信柱、アサリの密漁を監視するための小屋に電気を供給するために立てられました。しかし満潮時には海に浸かるだけあってさすがに腐蝕が激しく、三箇所ある内一か所はすでに撤去されたそうで、残る二か所も近い内に姿を消すのではと囁かれています。

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沖合いに進むにつれて足元が柔らかくズブズブと沈むようになっていきます。長靴でも履いていればガシガシ進めるのですが。
確かに満潮になって水面に電信柱が写し出されれば、そりゃ綺麗でしょう。しかしそのような写真を撮るには早朝の風が穏やかな日を狙わなければならず、私はただ建造物(?)として撮りたかっただけなので、そこまでしない。

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潮干狩りシーズンには沖合いに公衆トイレも置かれるようです。

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もう一か所、江川潮干狩り場の北、ゴルフ練習場を迂回して行ったところに久津間潮干狩り場があります。

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こちらは江川潮干狩り場と比べて電線の距離が短くなっています。