3日間ほど金町で仕事があったので、スマホのカメラですが散歩しながら撮ってきました。
まずはJR金町駅北口から。南口には京成高砂から柴又、京成金町まで3駅しかない単線の京成金町線の終着駅がありますが、JR金町駅は上野へ向かう常磐線が通過してしまい、地下鉄千代田線へと乗り入れる各駅停車のみ停車という微妙に不便な駅です。
町全体での再開発が進む中、駅周辺にはなかなか古い建物が多く残ります。
駅前には巨大なUR金町駅前団地が聳え建っております。この建物は昭和43年竣工という古い物。
駅前商店街の角に、玩具店ではなくジグソーパズル専門店。しかも老舗っぽい。
京成電鉄の車内広告でよく見かける金町自動車教習所。イトーヨーカ堂の屋上に教習コースが乗っかっている形になっていますが、この建物もかなり年季が入っています。昔はこの建物の脇を三菱製紙中川工場へと向かう貨物専用線が走っていました。
金町駅の北西側にはかつて三菱製紙の中川工場が、大正6年(1917年)から平成15年(2003年)まで操業していました。その跡地は再開発され2013年に東京理科大学葛飾校舎が開校。
三菱製紙跡地の奥には都営新宿(にいじゅく)六丁目アパート。その向こうには水元公園、さらに奥には外環自動車道。
スーパーいなげやを中心に高層マンションが建ち始めていますが、いまだ土地には余裕があります。
ふたつ上の写真左側に写る赤レンガ倉庫は三菱製紙専用線の倉庫。この広大な空き地には、工場の敷地内まで敷かれていた貨物専用の引き込み線が張り巡らされていました。
二棟平行に建つこの赤レンガ倉庫、落書きが残念ですが歴史的価値はあると思います。しかし特に保存や再利用の話は出ていないようなので、いずれその姿を消してしまうかも知れません。
工場跡地は広い公園となっており、巨大な鉄球のようなものがオブジェとして飾られています。これは地球釜と呼ばれており、三菱製紙中川工場で古紙を再生させる際、古紙を薬品とともに煮る事でインクや不純物と分離させるために使われていたとか。地域住民のランドマークとして残して欲しいとの要望を受けて残されています。
さて、今度は金町駅南口にある京成金町駅周辺を廻ってみます。京成金町線は単線で3駅しかないのに4両編成という長さ。京成本線とJR線を結ぶシャトルの役目もあるため、利用者数はかなり多いようです。
周辺はごくありふれた下町の住宅街。夕方になれば銭湯へ向かう地元の方々を多く見かけ、この金町湯は廃業の心配も無さそうに思えます。
大衆酒場の深川酒場。非常に気になります。
京成金町駅のホームの先端にある踏み切りを渡れば、いい感じの飲み屋街が続いています。
焼き物のいい匂いが充満する狭い路地。
そそる大衆酒場が軒を連ねています。
その中の一軒、山吹さんに立ち寄りました。
なぜか猪木。生ビール500円、割り物280円~、串物100円~、煮込み360円。地元の方々でほぼ満席となる人気店で、いかにも下町の大衆居酒屋といった雰囲気で落ち着きました。
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まずはJR金町駅北口から。南口には京成高砂から柴又、京成金町まで3駅しかない単線の京成金町線の終着駅がありますが、JR金町駅は上野へ向かう常磐線が通過してしまい、地下鉄千代田線へと乗り入れる各駅停車のみ停車という微妙に不便な駅です。
町全体での再開発が進む中、駅周辺にはなかなか古い建物が多く残ります。
駅前には巨大なUR金町駅前団地が聳え建っております。この建物は昭和43年竣工という古い物。
駅前商店街の角に、玩具店ではなくジグソーパズル専門店。しかも老舗っぽい。
京成電鉄の車内広告でよく見かける金町自動車教習所。イトーヨーカ堂の屋上に教習コースが乗っかっている形になっていますが、この建物もかなり年季が入っています。昔はこの建物の脇を三菱製紙中川工場へと向かう貨物専用線が走っていました。
金町駅の北西側にはかつて三菱製紙の中川工場が、大正6年(1917年)から平成15年(2003年)まで操業していました。その跡地は再開発され2013年に東京理科大学葛飾校舎が開校。
三菱製紙跡地の奥には都営新宿(にいじゅく)六丁目アパート。その向こうには水元公園、さらに奥には外環自動車道。
スーパーいなげやを中心に高層マンションが建ち始めていますが、いまだ土地には余裕があります。
ふたつ上の写真左側に写る赤レンガ倉庫は三菱製紙専用線の倉庫。この広大な空き地には、工場の敷地内まで敷かれていた貨物専用の引き込み線が張り巡らされていました。
二棟平行に建つこの赤レンガ倉庫、落書きが残念ですが歴史的価値はあると思います。しかし特に保存や再利用の話は出ていないようなので、いずれその姿を消してしまうかも知れません。
工場跡地は広い公園となっており、巨大な鉄球のようなものがオブジェとして飾られています。これは地球釜と呼ばれており、三菱製紙中川工場で古紙を再生させる際、古紙を薬品とともに煮る事でインクや不純物と分離させるために使われていたとか。地域住民のランドマークとして残して欲しいとの要望を受けて残されています。
さて、今度は金町駅南口にある京成金町駅周辺を廻ってみます。京成金町線は単線で3駅しかないのに4両編成という長さ。京成本線とJR線を結ぶシャトルの役目もあるため、利用者数はかなり多いようです。
周辺はごくありふれた下町の住宅街。夕方になれば銭湯へ向かう地元の方々を多く見かけ、この金町湯は廃業の心配も無さそうに思えます。
大衆酒場の深川酒場。非常に気になります。
京成金町駅のホームの先端にある踏み切りを渡れば、いい感じの飲み屋街が続いています。
焼き物のいい匂いが充満する狭い路地。
そそる大衆酒場が軒を連ねています。
その中の一軒、山吹さんに立ち寄りました。
なぜか猪木。生ビール500円、割り物280円~、串物100円~、煮込み360円。地元の方々でほぼ満席となる人気店で、いかにも下町の大衆居酒屋といった雰囲気で落ち着きました。
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