さて、BRTに乗り石岡を離れます。

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 小川から桃園、八木蒔、浜などは前回訪れたので、一気に玉造の先まで参ります。

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 玉造から榎本まで、廃線跡は県道から外れ湿地帯や田畑の中を進みます。玉造工業高校の手前で、廃線跡は県道の北側から南側へと交差します。

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 玉造工業高校の向かいの住宅街を少し入ったところに、旧榎本駅跡があります。

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 しかしここも玉造駅跡同様に宅地造成が進み、駅前の痕跡は跡形も無く消えていました。
 榎本の次の借宿はバス路線から相当外れてしまうため行けませんでしたが、Googleのストリートビューではそのプラットホームを確認することが出来ます。しかしリアルタイムで解体が進んでいるので、まだ残っているかは不明。

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 借宿の次の巴川で廃線跡は県道に再び近付きます。巴川駅の痕跡もまた残っておりませんでした。写真はその巴川駅の先に掛かる巴川鉄橋。

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 銘板には1971年という文字が辛うじて確認出来ます。

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 坂戸駅は前回訪れましたが、ほっとパーク鉾田への道すがら立ち寄って見ました。写真は坂戸駅の手前、当間集落の中に残る踏切跡。

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 こちらは坂戸集落の中にある踏切跡。踏切は路面を舗装し直さなければならないので、レールが残っていたりします。

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 前回訪れた坂戸駅跡。今回は曇りでしたが、新緑の季節などにまた訪れて写真を撮りたいところです。

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 坂戸集落にて見かけた洗い場。ポンプで地下水を汲み上げるようになってます。野菜でも洗うのでしょうか。ともあれ鹿島鉄道沿線は湿地帯や沼地のほか水源も多く、水に恵まれた土地です。

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 坂戸集落の外れにあるほっとパーク鉾田。天然温泉や温水プールまで楽しめる公営の日帰り入浴施設です。
 内湯と露天ともに黒ウーロン茶のような色をしたナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。ちょうど東京大田区の蒲田温泉と非常に似ている黒湯で泡立ちがあり、肌に纏わりつくようなヌメリ感。加温加水循環濾過されて更に塩素消毒もされているようですが、個人的にはとても温まるし悪くない感じです。源泉は二つあり、もう一方のナトリウム塩化物強塩泉は寝湯のみで使われており、定員二人となりますがこれがまた気持ちいい。塩分が強いため湯船に漂うような感覚で、ついつい寝てしまいそうになります。
 施設は850円と少々高いのですが、廃線跡巡りを忘れてしまうほどに、ゆっくり寛ぐことが出来ました。

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 このほっとパーク鉾田には、鉾田駅保存会によって保存されている車両が展示されています。しかし……

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 なんと塗装のためにマスキング中!

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 3/27日の定期車両公開に向けて化粧直しをしている真っ最中でした。

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 最後に終点の鉾田駅跡。駅舎は廃線後間もなく解体されてしまったそうで、現在はバスターミナルとして使われており、石岡行きや水戸行き、茨城空港行きの他にも、東京駅行きの高速バスも1日6往復運行されています。

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 旧駅前ロータリーであるバス停の奥には、現在プラットホームだけが残されております。

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 しかしこのプラットホーム、五年前の東日本大震災の際に液状化現象が起こり、崩壊してしまいました。

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 当時は鉾田市全域から坂戸辺りまでの広範囲で液状化現象が起き、その被害の甚大さがプラットホームのうねりで見て取れます。鹿島鉄道は既に廃止された後でしたが、沿線の駅舎などが殆ど残されていないのは、震災で倒壊の危険が起きたからかも知れません。
 また、先に訪れたほっとパーク鉾田も被害を受け、暫く営業を休止していたそうです。

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