万座温泉スキー場は主に万座プリンスホテルのホテル前ゲレンデと、その上に広がるパノラマゲレンデ、右手の万座山山頂から万座亭裏手に降りる万座山ゲレンデで構成されてます。

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 しかし2011年まではさらに右手、東側の噴煙地である谷を越えて日進館の沢向こうに至る熊四郎コースと、朝日山ゲレンデが存在していました。

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 なかなか滑り易い中級者コースでしたが、崖を這うように降る熊四郎コースで至り帰りは送迎バスで戻るというアクセスの悪さから利用客も減り、休業という形で実質閉鎖状態となりました。

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 かつて、1971年まではこの朝日山ゲレンデ山頂から白根山山頂までロープウェイが通り、そのまま草津国際スキー場まで連絡されていたというから驚きです。歴史的にはこの朝日山ゲレンデが万座温泉スキー場の中心だったとも言えます。

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 万座川の谷向こうには万座プリンスホテルが望めます。あちらは今でも大盛況で、何度もテレビで紹介されています。

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 旧朝日山ゲレンデ正面に建つ松屋ホテル。営業中と掲げられていましたが、入口の前が雪かきされておらず、どこから入っていいのか分かりません。

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 「タキ⁉︎」と一瞬思いましたが、灯油貯蔵タンクでしょうか。

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 廃リゾート感満載の地区ですがもう一軒、松屋ホテルの奥に頑張って営業している宿が。左手が湯小屋ですが、屋根が少々沈んでいるような。

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 湯の花旅館さんです。旅館というより古い山小屋といった雰囲気ですが、ゲレンデまで遠くなってしまったにも関わらず、意外にも宿泊客が結構いらっしゃるようです。

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 旧朝日山ゲレンデまでゼロ分。かつてはスキーヤーで賑わっていた事でしょう。歴史ある鄙びた感じがとても良いです。

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 お湯は万座の源泉。源泉から離れているためか加水無しのようです。混浴露天風呂もあるようですが、特にご主人からの紹介も無かったので、今はやってないのか、宿泊客にしか開放してないのか。

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 ここの売りは猿の腰掛け湯。猿の腰掛けが漬けてある水槽から源泉が注がれています。少し温く感じたので源泉注ぎ口手前の板をスライドさせてみました。すると新鮮なお湯がダバダバ出て来たのですが、戻そうと思っても元の状態に戻らない。何かコツがいるようなので、源泉投入量調節板は触らないようにしましょう。(汗)

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 ともあれここも素晴らしいお湯でした。万座温泉はどこも湯量豊富な万座の源泉から引いているので、甲乙つけがたいです。 また、万座は国立公園内にあるので乱開発されずに済んでおり、そのためどの宿でも素晴らしいお湯を提供し続けていられるのでしょう。しかし、この朝日山ゲレンデ地区はゲレンデ休止により相当厳しい現状に晒されている事でしょう。

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