船橋駅から南へ10分ほど歩いた所に、廃墟同然のバラックが建ち並ぶ一帯があります。

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 京成船橋駅を越えて遠くに聳えるタワーマンションを目指して歩くと、有形文化財にも指定されている割烹旅館『玉川』があります。天然温泉にも入れるこの割烹旅館は船橋でも随一の高級旅館なのですが、海側の再開発がえげつないです。

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 そんなタワーマンションから運河一本隔てた反対側に、廃墟同然のバラックが立ち並んでいます。

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 この辺りは元々放置されていた塩田の跡で、大戦中に都会の人々が疎開して来た浜辺、という事で都疎浜と名付けられたそうです。

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 運河の西側一帯が都疎浜地区なのですが、運河沿いの道路の西側は比較的普通の住宅街と言った感じで、道路と運河の間にだけバラックが連なっています。

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 運河はほとんど水が枯れており、細長い池というか沼と言った方がしっくりくる。

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 中には焼けっぱなしで放置された建物も。実際すでに引っ越して廃墟となっている建物も多いのですが、基本解体せずにそのまま放置されています。それもそのはず、この土地は船橋市管轄の土地を不法占拠された土地なので、家主が居なくなった後何かが建つという訳ではありません。それでも、ここ数年でだいぶ解体が進み、歯抜け状態となっています。

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 なにしろ後ろが運河なので、思いっきり仰け反っています。

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 ほぼ全ての建物に言えますが、運河の底に杭を打ち込んだだけの簡単な基礎なので無理もないです。すでに倒壊したために解体されてしまった建物もあります。

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 高層マンションとのコントラストが凄まじいです。

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 すでに運河としては機能していないので、いずれは残る全てのバラックが立ち退かされた後、埋め立てられて公園にでもなるのかも知れません。

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