以前より東京DEEP案内様の記事を読んで一度は行って見たいと思い続けていた、川崎のディープなスポット。川崎の工業地帯、千鳥町から東扇島までを結ぶ歩行者専用海底トンネルです。

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 まず、JR川崎駅より東扇島西公園行きのバスに乗ります。このバスが高速道路の下を潜った辺りから重工業地帯のど真ん中を走り抜けるので、やたらテンションが上がります。別に工場萌えではないのですが、夜来たら凄いんだろうと思います。
 工業地帯を抜けると海底トンネルを潜って東扇島倉庫街へ。この辺りは川崎港のど真ん中で、窓から海なんか見えちゃったりして、さらにテンション上がる。そうこうする内にバスは終点の東扇島西公園に到着。

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 しまった、行き過ぎた!
 何も無い!

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 海しか無い!
 しかも船がバカみたいにデカい!

 勘違いしてました。目的の歩行者専用トンネルは途中バスで通った海底トンネルと併設されている物でした。気を取り直して徒歩で引き返す事に。しかし、私が降りたのは東扇島の一番奥にある西公園。海底トンネルは反対側の北公園にあります。炎天下の中、湾岸高速の側道を延々と歩く羽目に遭いました。下調べはちゃんとしてから出掛けましょう。

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 30分以上歩いたところで、やっと北公園に到着。案内板を頼りに海底トンネル入り口へと向かいます。

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 公園の奥にひっそりと、それらしき物が佇んでいます。

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 対岸に建つ、自動車専用海底トンネルの換気施設が出入り口。

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 いざ、海底へ。

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 軽く絶望感を覚える。およそ20mおきにスピーカーがあり、人が近づくと反応して「ここは歩行者専用道路です。自転車は降りて通行して下さい」とアナウンスが流れます。

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 トンネルは軽く下り傾斜になっており、遠くで傾斜が終わっています。あそこまで行けば!

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 しかし待っていたのは、更なる絶望感。下りの後は上りかと思いきや、延々と続く平坦な道。この海底トンネルは全長1200mあり、およそ15分掛かるそうです。しかしひたすら続く直線の閉鎖空間を歩き続けると、距離感も時間の感覚も麻痺します。繰り返されるアナウンスも、数えてませんが単純計算で500回以上聞かされるという事になります。

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 どれくらい歩いたのか、やっと半分まで来ました。このトンネルは車両専用トンネルの上り線と下り線に挟まれる形で通っており、万が一トンネル内で交通事故などによる火災が発生した際には、非難通路として使われます。つまり常に車の音が聞こえているのですが、これがもし無音の状態でアナウンスしか流れてなかったらと想像すると、恐ろしいばかりです。

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 やっと平坦な箇所を踏破し、上りセクションに差し掛かったところで東扇島方面を振り向いてみた。ずっと歩いていると、どこに焦点を合わせればいいのか分からず、目がおかしくなってきます。カメラのオートフォーカスもどこにピント合わせればいいか迷ってました。
 それにしても、変わり映えのしない画像ですいません。(笑)

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 やっと地上に。蝉がうるさくても暑くても、この時ばかりは太陽光が有り難く感じる。

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 自動車専用トンネルの換気施設。その巨大な建造物の脇に、ちょこんと千鳥町側出入り口が建ってます。

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 しかし、トンネルを抜けた先は楽園ではありませんでした。そこにあったのは荒れ果てた、ちどり公園。

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 更に鉄くずの山。

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 スクラップ場。つまりジャンク屋です。黒人労働者がやけに似合っててカッコ良くすら見えてくる。

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 更にこんなマークまで。
 しばらく歩くと千鳥町の重工業地帯に出て、バス通りにぶつかります。
 まぁ、そんな見に行ってどうこうって場所でもありませんが、珍しいもの見たさとしてはお薦めのトンネルです。

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