続きです。

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 このストリップ小屋の一段下にはホテル永楽という小規模なホテルがあります。

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 ただこのホテル、施設は小さいけど、その奥の一帯が凄まじいです。

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 トタン屋根の飲食店街。至る所にホテル永楽の看板が掲げられている事から、この一帯は永楽の土地ではないかと想像できます。

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 懐かしいサンキストのベンチにも永楽の文字が。

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 石段街に出れば、ここまでの廃退ぶりが嘘のような観光地。そのギャップに立ち眩みすら覚えます。

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 しかし、そんな石段街を登りきった所にも廃墟。この『ホテル紅葉』はちなみに、ホテルニュー紅葉などをチェーン展開するおおるりグループや2013年倒産したびわ湖温泉ホテル紅葉などとは、全く関係ありません。

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 神社の石段から見えるホテル紅葉の裏側がまた凄まじい。

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 石段の頂上にあたる伊香保神社。観光客はとりあえずここまで登りお参りして、ここで引き返すかその奥に続く道を進み源泉の吹き出す所にある露天風呂まで行くかを選択します。

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 神社の脇を入って車道に出る所にまた廃墟ホテルが。こちらは『邦来館』。

 ここまで写真を載せて来て気づいたのですが、伊香保の荒廃ぶりを書かれたブログなどを見ると、ことごとくネタがカブってしまいました。みなさん撮られるところが一緒って事です。そして坂の多さにやられて石段の下を走る国道の下側に広がる温泉街まで足を延ばす元気が無くなるのも、多分一緒。(笑)

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 石段街下を走る国道を渋川方面に少し下ると、昔の路面電車が展示されています。

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 レールも一部保存されています。その昔、高崎市内を走っていた路面電車が伊香保まで来ていたそうです。途中結構な坂もありますが、そこはスイッチバックで登って来たとか。

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 かつて線路が走っていた廃線跡。最終的には東武鉄道グループに吸収されながらも、昭和31年まで走っていたそうです。

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 そんな訳で、伊香保をひと回りして来ました。伊香保は、歓楽街の廃墟化が進みながらも、週末の石段街は沢山の観光客でごった返していました。その観光客の中には大江戸温泉物語(石段街右手の崖下の大型ホテル)に宿泊してるのか、カラフルな浴衣を着て散策されている若い女性客も多くいます。
 都心からの近さで言えば群馬県内でもトップクラスの伊香保。同じように復活を目指す関東近郊の歓楽温泉街と比較すると、海産物の豊富な熱海や東武鉄道のある鬼怒川などと比べて多少不利かも知れません。しかし工夫次第では、かなり復活の可能性はあると感じました。

※2016年5月再訪

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 一年後、再び伊香保に宿泊し、夜の伊香保歓楽街を散策してみました。居酒屋で夕飯を済まし裏の伊香保歓楽街へ。日曜日の夜だけあって、ほとんど人影がありません。

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 静まり返った路地、二軒の射的場はしっかり営業していました。

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 日曜の夜だと言うのに、意外にも多くのスナックが営業中。しかしそこかしこから聞こえて来るのは外国語ばかり。

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 ストリップ小屋の下の路地も二軒ほど営業していましたが、以前より気になっていたスナック石段は閉まっていました。聞いた話によればこの界隈、風俗まがいの事も斡旋している店もあるとか。歓楽温泉街はいまだ健在みたいです。ちなみにストリップ小屋も入り口の所で椅子に座り、おっちゃんが呼び込みしてました。繰り返しますが、日曜の夜だってのに!

 結局、坂の上に戻り射的場のある通りの角のスナック『レディー』に入店。店の写真を撮り忘れたので、一年前昼間に撮ったものを載せます。

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 この店はマスターもチーママも日本人で台湾のホステスさんが一人働いてました。お客さんは自分らの他に男性客が3人。一時間3000円でカラオケ別途。伊香保の中心街だけに観光地価格ですが、だいたい相場です。
 マスターと少し話ましたが、現在の伊香保は高齢化と後継者不足が深刻な問題となっているとか。どこも一緒ではありますが、まぁ外国人労働者が居るだけでも水上などに比べればマシなのかも知れません。

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