先月伊香保温泉に訪れた時の様子はこちら

 先月は水上の帰りがけに立ち寄っただけだったので、今月改めてじっくり探索しようと行ってまいりました。

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 週末の石段街はゴールデンウイーク明けとは言え観光客でごった返しておりました。

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 宿泊したのは、その石段街の途中から上に向かって左手の路地を入った所にある吉田屋旅館さん。

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 かなり老朽化が激しい建物ですが、掃除は行き届いております。タオルなどは有料となりますが、二食付きで6千円を切るという安さ。

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 鍵ちっちゃっ!wwww

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 今回この宿を選んだ理由はお風呂にあります。宿から内湯に入ると男湯の脱衣場。女湯は男湯の脱衣場を通り抜けた先にあります。

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 しかし建物の脇の路地には男湯女湯、それぞれ入り口があります。なぜこんな造りかと言うと、実はここのお風呂、ジモ専の共同浴場としても使われているのです。つまり入っていると地元のおっちゃんが洗面器抱えて入ってくる。

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 お湯は貴重な伊香保本線源泉からダイレクトに引いたカルシウム・ナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉。石段の中腹くらいで源泉温度も下がっていると思いきや、浴槽が狭いため加温せずとも丁度よい湯加減でした。

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 浴槽奥の木戸を開くと源泉がダバダバと滝のように流れ落ちています。

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 源泉の落ちている小部屋の奥の木戸を開ければ女湯。女湯に連れ以外誰も居ないと確認した上で開けていますが、確証が無ければ決して開けてはなりません。(笑)

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 翌日『此処や』さんでたこ焼きを食べるも、二階の蕎麦うどん『睦庵』が11時開店だったため、先月入らせて頂いたお風呂は諦め、二軒下にある宿『柏屋』さんに立ち寄りました。

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 お風呂は小さな浴槽ひとつを家族風呂として貸し切りで使わせて頂きます。日帰り入浴一人500円。

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 お湯は此処やさんと殆ど変わらず、濃厚な加水加温無しの源泉掛け流し。お風呂に浸かれば沈殿していた温泉成分が舞い上がり、泥水のような色に!(笑)

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 お風呂から上がると女将さん(お婆ちゃん)が二階にお茶と温泉饅頭を用意していてくれました。良質なお湯に浸かりすっかりポカポカになった体に、角部屋の開け放たれた窓から窓へ吹き抜ける、自然の心地よい風。

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 低い窓枠に腰掛け、煙草をふかしながら火照った体を風に晒して涼んでいれば、文豪になった気分に浸れます。石段街を見下ろせば、汗を拭きながら石段を登って来る観光客たち。最高に贅沢な時間を過ごしました。
 女将さんのおもてなしの心も良いし、昭和の香り漂う建築物も、素晴らしい泉質も良い。伊香保はカエデが沢山あるので紅葉シーズンにでもまた訪れて、今度はこの宿に泊まりたいと思いました。

※2016年5月再訪

 過去二回、日帰り入浴で立ち寄っている柏屋旅館さんに今度こそ泊まろうと、前日より電話を掛け続けていたのですが繋がらず。不審に思い旅館共同組合に問い合わせたところ、柏屋を一人で切り盛りしていたお婆ちゃんがなんと入院してしまったそうです。そのため柏屋は一時休業状態に。
 かなり高齢の女将さんでしたが、早く元気になって欲しいです。柏屋さんに後継者はおらず、このまま引退して廃業されてしまう可能性もあります。ご兄弟がいらっしゃるとも聞いていますが、女将さんには是非、また元気な姿で柏屋の玄関に立って欲しいと願います。

※訃報

 柏屋の女将さんは2016年9月に亡くなられたそうです。柏屋さんは二回日帰り入浴で訪れただけでしたが、素敵な思い出をいただきました。御冥福をお祈り致します。

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 当日の夜という急な予約になりましたが、宿泊したのは丸本旅館さん。柏屋からは少し下に位置しますが、石段沿いなので伊香保源泉を直で引っ張ってきて、しかも小規模旅館なので加水加温無し、さらに安く泊まれるという条件で選びました。素泊まり一人5500円。最初は隣の青山旅館にも問い合わせて見ましたが、土曜日しか営業してないそうです。
 お風呂は5人ほど入れそうな広さですが、ガッツリ濃いお湯でした。


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