ここのところ仕事が鬼のように忙しく、なかなか新しい記事も書けないほど。こんな時は飲むしかない。とは言え、40代も半ばになると、朝までオールってのも、なかなか辛くなってきた。
 新宿はホームグラウンドと言った感じで落ち着きますが、唯一小便横丁(思い出横丁)だけはアウェイ。なので待ち合わせも兼ねて最初の一杯目は小便横丁開拓。

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 今回、夜間スマホで撮っているので(酔いも回ってたので)手ブレがひどいです。すいません。デジカメ持ってけば良かった。
 路地は連休前の土曜日だからでしょうか、観光客でごった返していました。特に外国人向けの観光ガイドに「IZAKAYA」として紹介されているためか、外国人観光客がハンパない。それに対応するため、どの店もメニューが全て英訳されています。

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 入ったのは『ふくはち』。中国人店員が増えてきた小便横丁の中でも、高齢の女将さんがまだ頑張っていらっしゃるお店です。焼き鳥を焼く際、煙が女将さんの目に沁みるので小さい扇風機を点けます。すると煙は、路地に面したカウンター席に座る私のところに全部来る(笑)。大丈夫です。煙なら色んな店ですっかり慣れっ子ですから。
 この店、焼き鳥のタレが非常に美味い。皮の焼き加減も絶妙。

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 そこそこお腹を満たしたら新宿三丁目のソウルバー『ソウルストリーム』へ。店長の大木さんとは古い付き合いで以前経営していた『baobab』を後釜に任せて二店目を出店。70~80年代のソウルミュージックが世代的にツボ過ぎます。

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 いい音楽といいお酒。二件目にちょうど良いお店です。ノリノリで飲み過ぎちゃいます。

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 靖国通りを渡り花園神社を抜けて新宿ゴールデン街へ。ビール、ウーロンハイ、ターキーと続いて酔いもいい感じに回ってる。

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 ゴールデン街最長老だった美沙の大ママが亡くなって以来、約二年ぶりの訪問です。

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 そしたら、すっかり雰囲気が変わってしまっていました。なんだこの明るい雰囲気は。以前は若い人たちが集まる新しい店の多い路地と、昔ながらのオヤジたちが管を巻く昭和な路地、そしてボッタクリの店が多く紛れている路地と、筋によってそれぞれ特徴があったのですが、『美沙』があった昭和な路地が随分と新しい店だらけになり、若者で溢れているばかりか外国人観光客たちの姿も。水商売ナメてるバカ息子が継いだ美沙が無くなっているのは全然想定内でしたが、あの暗く寂れた昭和の路地裏感までもが消えてしまっている。

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 詳しくは聞いてませんが照明がドピンクな、まるでちょんの間のような造りをした店に、一人の老齢のママさんが座っていました。青線時代からやり手ババアをやっていたのかなんて想像してしまいましたが、その辺は謎のまま。以前『美沙』で手伝っていた私の連れの事も知っており、現在ではこの方が生き字引のような存在かも知れません。
 聞けば最近キャッチの姉さん方も絶滅してしまったそうです。キャッチの姉さんとは夜な夜な飲み歩いている高齢者に声を掛けてスナックに同伴し、上がりの半分を紹介料として店から受け取るという方々。これも新宿ゴールデン街のひとつの顔でしたが、もはや昔の話。
 確かに以前に比べて商売としては潤い、それがゴールデン街の存続にも繋がっているのかも知れません。しかし、キャッチの姉さんが徘徊し、たまに流しの人が昭和歌謡を奏で、スナックの床では死にかけの爺さんが酔い潰れているような、そんなゴールデン街らしさは無くなってしまいました。実に悲しい事です。

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 終電の時間も過ぎた頃、新宿二丁目へと流れます。『アドモス』という馴染みの店で始発の時間まで、そして力尽きるまで飲んで歌って大騒ぎ。この店は二丁目のオカマバー(ホモバーとは違い女性でも気軽に入れます)としては比較的リーズナブルでお勧め。

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