昨夜より上野発の夜行列車に乗り、下北半島の旅へと出発しました。

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 寝台特急「あけぼの」は今回の旅の目的の一つ。絶滅寸前のブルートレインに今の内に乗っておこうと言うものです。

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 寝台車などは小学生の頃に乗った20系銀河や10系妙高、14系北陸以来。中高生になると青春18キップ一で一人旅を始めたので、座席車の夜行鈍行が常となりました。

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 夜の9時半に上野を出発した列車は、高崎を出ると羽越線の村上までノンストップ。と言いたい所ですが、長岡などでドアを開けずに長時間停車して時間調整を行います。

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 昔のダイヤでは翌朝9時には青森に着いていたのですが、現在では酒田や秋田などで降りる乗客も乗せるため、青森に着くのは昼過ぎ。東北方面へ向かう最後の夜行列車であるが故に致し方ないです。

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 新潟平野も先細りとなる頃には夜も白みかけ、笹川流れなどを車窓に眺めながら列車はゆっくり北上。

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 酒田で多少停車時間があったので売店で、朝食のおにぎりを買いつつ喫煙所で煙草を吸いつつ車内に戻る。昔と違って今のダイヤは停車時間も短く余裕がないです。

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 右手には鳥海山。左手には日本海を望み、買ったおにぎりは庄内米。

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 少しでも停車時間があれば列車の先頭に撮り鉄が群がります。