※写真は2013年の秋に撮ったものです。

 東京タワーの麓、麻布や六本木などより坂を 下った窪地に虎ノ門はあります。

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 大きな通りを普通に歩けば森ビルだらけのオ フィス街。第48森ビルとか見ると、どんだけ建っ てんだって思います。4~5階建ての低層ビルだけ ではなく、赤坂や渋谷のアークヒルズや六本木ヒ ルズなども森ビル。港区を中心に、まさにビルの 森を造り、長者番付には昭和の頃から常に上位に 食い込んでいる超高額納税者。
 そんな森ビルのお膝元である虎ノ門も、一歩路 地へと入れば古い民家の建ち並ぶ下町があり、丘 の上には寺町が残されています。しかしどこか活 気も無く閑散としており、廃墟化した民家も多く 見られる。 虎ノ門三丁目は愛宕山の南西側斜面に広がる寺 町です。頂上の愛宕神社やNHKの下を、心霊ス ポットでもある愛宕トンネルが通ります。墓地も 多いのですが、古くは長州藩邸などもあったと か。なかなか血生臭い土地と囁かれるのも無理は ありません。
 そんな愛宕山の上に、決して路上からは見る事 の出来ない三角墓地があったりします。背後に聳 える高層マンションは愛宕グリーンヒルズといっ て、やはり森タワー。

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 この奇異な形をした墓地は清岸院の敷地になる のですが、謎なのが左下に写る仏塔。この形の塔 は供養塔や慰霊碑などによく見るのですが、一見 噴水にも見える八角形の囲い。さらに広場のよう になっている敷地は草刈りもされてない様子。
 間近で見てみようと探索開始です。しかし、路 地を入って行こうとすると、まず黒い門扉が迎え てくれます。中は通り抜け出来ない私道ですが、 夜間は閉められるのではないかと。

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 中に入ると狭い路地に古い民家が肩を寄せ合っ ております。どこか違和感を覚える。
 路地の奥は崖になっており、その上に墓地があ ります。住宅地からは行けないと悟り、今度は清 岸院の方へ回って階段を登ります。すると本堂の 手前に脇道があり、崖の上へと出る事が出来まし た。

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 ここも私道ですが、お寺の敷地となっているに も関わらず、民家やアパートが数件建ち並んでお ります。アパートは果たして人が住んでいるのか 疑わしいほどに老朽化。

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 そして私道の突き当たりは木の塀で封鎖されて おります。この向こう側に上から見えた仏塔があるはず。塀の脇には○○アパートと彫られた石柱 がありました。

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 行く手をはばまれたので清岸院からのアクセス は諦め、下まで降りて墓地の周囲を回ってみまし た。しかし、どうしても仏塔には行けませんでし た。やはり墓地の中を抜けて行くしか無さそうで すが、さすがに墓地は無断で立ち入れない。昼休 みも終わったため、ここで調査中断です。

 三丁目から桜田通りを渡り左手、アークヒルズ仙石山森タワーの南側にあたる窪地が虎ノ門五丁目となります。

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 谷戸と言うほどではありませんが、ちょっとした谷底です。

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 こちらも古い民家に狭い路地と言った、都心でありながらも区画整理されてない雑然とした地区。ところが現在この地域の建物は、ことごとく森ビルに買収されており、ゴーストタウンと化しています。

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 虎ノ門麻布台再開発準備区画として、いずれこの界隈を全て壊して再開発される予定のようです。

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 空き家となった家やボロアパートには『立ち入り厳禁。夜間パトロール巡回中。森ビル』と書かれた貼り紙。

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 今現在、環状2号線(幻のマッカーサー道路とも呼ばれてる)及び虎ノ門ヒルズという大規模な再開発が工事中で、新橋からの道路と超高層ビルが来年の2014年竣工予定となっております。どんだけ資金あるんだという感じです。また、超高額納税者だけに港区も全力でバックアップしてるんじゃないかと、かんぐってしまいます。

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 そんなわけで森ビル帝国な虎ノ門なのですが、工事現場の職人たちの話によれば、やれ掘ったら人骨がたくさん出て来ただの現場で事故が連続しただの建設中に幽霊出ただの、そんな話をよく耳にします。

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 このような土地を開発しまくっている森ビル、とんでもない祓い師でも抱えてるのでは、なんて都市伝説を想像してしまいます。いや、あくまでも想像。

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