JRバスの終点となるバスターミナルがあり、かつて塩原の知名度を広めたホテルニュー塩原もある塩原温泉郷の中心地、門前地区。

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 新宿からの直行バスに乗ると片道三千円強で、ちょうど草津直行バスと同じぐらいの値段です。同じ北関東と言う事で、どうしても草津と比べてしまうのですが、草津バスターミナルは三階建てのビルなのに対して、塩原バスターミナルのなんとショボいことか!

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 メインストリートも少々寂れた雰囲気。群馬の水上ほどじゃありませんが、古い街並みに人通りもない。

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 門前地区を探索しながら箒川の川辺に降りて見ると、ニュー塩原の真下辺りになにやら怪しげな建造物を発見。川を渡り行ってみると、やはり公共浴場でした。

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 『翁の湯』と書かれたこの建物の中を覗いてみようと思ったんですが、関係者以外立ち入り禁止と書かれ、入り口にはしっかりと鍵が掛けられており、完全に地元専用となっているようです。入り口が二つ有るので脱衣場は男女分かれいるようですが、夜間は女性専用時間が一時間だけ設定されている事から、浴槽は一つしかないと思われます。

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 メインストリートに戻り再び散策。ちょっと気になる路地があったんで入ってみました。

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 住宅に挟まれた狭い路地を進むと途中から階段になっており、その途中に二軒目の公共浴場を発見。

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 『姫の湯』と書かれたこの建物は、そのあまりもの小ささに、最初気付かず通りすぎてしまいました。こちらも女性専用時間が設けられているようなのですが、表示を読むとどうやら門前地区にある公共浴場はこの二軒のみのようです。

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 しかしこのパネル、なんだかスナックの料金表みたいに見える。(笑)
 こちらも翁の湯同様鍵が掛けられていましが、一度でいいから入ってみたい。しかし、よほど地元の人と仲良くならないと無理でしょうね。塩原温泉郷にはいくつもの温泉街があるので、他の地区にもこのような公共浴場が存在するかも知れません。

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 さて、街の中心にひときわ巨大なホテル『ニュー塩原』はあります。私が子供の頃に流れていたニュー塩原のCMソングはすっかり刷り込まれております。塩原の知名度をここまでにしたのも、このホテルの功労と言えましょう。

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 しかしそんな塩原を代表するホテルも時代の流れには逆らえなかったのか、経営本体であるホテルニュー岡部グループが2005年には債務超過。整理回収機構により再建を図るも上手くいかず、一時外資系投資ファンドに売却され、その後2010年大江戸温泉物語が買収しました。しかしながらリストラを一切せずに経営回復を成し遂げた奇跡の巨大観光ホテルです。

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 暑くなかったらお風呂にも入ってみたんですが、とりあえず日帰り入浴を装って館内に潜入して探検しました。それにしても三棟からなるこの施設は、やたら広い。プールや卓球場、ゲームコーナーはもとよりボーリング場まで完備されてます。また、日帰り入浴利用者も多く賑わいを見せていました。

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 当時のCMにも紹介されていた、名物『虹の架け橋』も渡ってみした。外観は恐ろしいほど古いのですが内装は当然新しく、箒川を見下ろす景色もいい感じです。

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 その後、塩原門前地区のお湯にも使ってみたかったと後悔が残り、約半年後の2014年2月、再び訪れて日帰り入浴をする事ができました。運悪く大雪災害の日で、前日はどこも停電により臨時休業となったため宿泊はできませんでした。虹の架け橋を渡った先にある湯仙峡という別館が、ただ今より利用できるとの館内放送。半露天風呂の除雪などの復旧作業をしていたのでしょうか。早速行って見ればまだ誰も入っておらず、まさに一番風呂。

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 巨大観光ホテルという事であまり期待していなかったのですが、三つの源泉から引かれた新鮮なお湯は泉質もよく湯量もあり、掛け流しを堪能。すっかり寛いで満足しました。

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