まず、有名観光地を避けて来た私としては那須塩原について完全にノータッチで、今まであまりにも無視して来たため『だいたい黒磯の東辺りに那須塩原?』ぐらいしか思ってませんでした。まず、東北本線の西側である事と、那須と塩原が別って事を初めて知った。出発の朝に!(笑)
今回那須を選んだのは、とあるサイトで渋い外湯の存在を知った事からでした。ただ、那須温泉の外湯に入るためには、旅館ではなく民宿に泊まる必要があります。その民宿に宿泊を予約するために朝、塩原の観光協会に電話しました。那須の中に塩原があると思ってた私は、そこで那須と塩原が別と知り、那須の温泉旅館組合の電話番号を聞きました。電話すると旅館組合からは民宿の予約を取れないとの事で、何軒かの民宿の電話番号を聞き、直接宿に電話予約。
普通列車を乗り継いで黒磯から路線バス。別荘地を抜けて午後二時には那須湯本へと到着しました。国道沿いには数件の温泉旅館が建ち並び閑散とした雰囲気。山道を下ると強烈な硫黄臭が漂う川沿いの民宿街へと下ります。ここの匂いは草津の上を行きます。
この民宿街が外湯を中心とした古くからの湯治場のようです。組合が違うのか、旅館街とはまた違った雰囲気。
しかしここはさほど栄えもしないガチの湯治場であるためか、基本何も無いです。民宿街の坂を下れば旅館などもちらほら建っていますが、廃墟もちらほら。
川の上流にある源泉には観光客に解放された外湯『鹿の湯』があります。建物は古いのですが、駐車場が完備されており入浴料は四百円。ガイドブックにも紹介されており、観光客でごった返しております。鹿の湯の他に、民宿街には坂の上の方と下の方にそれぞれ一軒づつ外湯が存在しますがこちらは一般的には知られておらず、地元の人以外は入れません。ただ、民宿に宿泊していれば『関係者』と言う事で無料で入れます。
民宿には風呂が完備されている宿と無い宿とがあります。私が泊まった『藤田屋』さんも風呂無しの宿で、入浴は外湯に行かなければならない。戦前、全国の温泉地の多くは風呂がまだ完備されておらず、湯治客は外湯に足を運んでました。そんな戦前の湯治スタイルが、ここにはまだ残されています。建物の外装こそはどこも古さを感じさせませんが、軋む廊下から察するに建物自体はかなり古い木造建築ばかりかと思われます。藤田屋さんも古いながらも掃除が行き届いていて清潔感もあり、二食付きで一人六千五百円はリーズナブル。ただ、部屋が禁煙なのがネックです。
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今回那須を選んだのは、とあるサイトで渋い外湯の存在を知った事からでした。ただ、那須温泉の外湯に入るためには、旅館ではなく民宿に泊まる必要があります。その民宿に宿泊を予約するために朝、塩原の観光協会に電話しました。那須の中に塩原があると思ってた私は、そこで那須と塩原が別と知り、那須の温泉旅館組合の電話番号を聞きました。電話すると旅館組合からは民宿の予約を取れないとの事で、何軒かの民宿の電話番号を聞き、直接宿に電話予約。
普通列車を乗り継いで黒磯から路線バス。別荘地を抜けて午後二時には那須湯本へと到着しました。国道沿いには数件の温泉旅館が建ち並び閑散とした雰囲気。山道を下ると強烈な硫黄臭が漂う川沿いの民宿街へと下ります。ここの匂いは草津の上を行きます。
この民宿街が外湯を中心とした古くからの湯治場のようです。組合が違うのか、旅館街とはまた違った雰囲気。
しかしここはさほど栄えもしないガチの湯治場であるためか、基本何も無いです。民宿街の坂を下れば旅館などもちらほら建っていますが、廃墟もちらほら。
川の上流にある源泉には観光客に解放された外湯『鹿の湯』があります。建物は古いのですが、駐車場が完備されており入浴料は四百円。ガイドブックにも紹介されており、観光客でごった返しております。鹿の湯の他に、民宿街には坂の上の方と下の方にそれぞれ一軒づつ外湯が存在しますがこちらは一般的には知られておらず、地元の人以外は入れません。ただ、民宿に宿泊していれば『関係者』と言う事で無料で入れます。
民宿には風呂が完備されている宿と無い宿とがあります。私が泊まった『藤田屋』さんも風呂無しの宿で、入浴は外湯に行かなければならない。戦前、全国の温泉地の多くは風呂がまだ完備されておらず、湯治客は外湯に足を運んでました。そんな戦前の湯治スタイルが、ここにはまだ残されています。建物の外装こそはどこも古さを感じさせませんが、軋む廊下から察するに建物自体はかなり古い木造建築ばかりかと思われます。藤田屋さんも古いながらも掃除が行き届いていて清潔感もあり、二食付きで一人六千五百円はリーズナブル。ただ、部屋が禁煙なのがネックです。
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阪神大震災後、関西はすっかり!変わってしまい、
住民もお店も、のれんや表札は同じでも、実際には総入れ替わりのような感じです。
奈良や和歌山の大峰山周辺の霊験あらたかな深山も高速道路に変わってしまって、動物の生態系だけでなく植生までもがすっかり、変わってしまい、関西らしさが失せてしまった山景色、川景色と成っています。
今まで当たり前に思っていたちょっと歩いたら行けた太古からの自然への入り口がアスファルトで消え去ってしまい、
夏はオーブンで焼かれるような、砂漠ってこんな感じなんだろうか、とか、考えながら焼きつく日差しからかつてはあったはずの木陰に身を隠したい、と思いながら、自転車を駆ってます。。
昔は過ごしやすかったなあ、冬も夏も。。
このお写真のところを大切にしてほしいです。