湯檜曽温泉は水上温泉郷に括られますが、水上から十数分バスに揺られた利根川上流域にある小さな温泉街です。

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 谷川岳の雪解け水が利根川源流の流れを激しくしております。‌‌

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 利根川を渡るのはJR上越線の上り線。ひと昔前までは三国峠を越える水上~越後湯沢間にも頻繁に列車が行き来してましたが、最近では1日数本にまで減ってしまいました。

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 温泉街は閑散とした雰囲気。唯一の酒屋さんが2013年店を閉めてしまったようで、酒の確保に困る。‌‌

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 温泉街の外れにJR上越線湯檜曽駅があります。駅前には何もない。自動販売機すらない。‌‌

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 この湯檜曽駅、ループ式トンネルの入口にあり、下り線ホームは次の土合駅同様トンネルの中にあります。‌‌無人駅の改札からホームまでの通路。

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 越後湯沢方面行きプラットホーム。水上側を見ればトンネルの入口がすぐそこにあります。

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 駅の脇にある宿「もちや旅館」に宿泊。1泊2食付きで8700円とリーズナブルですが、土曜日だと言うのに宿泊客は私どもを含めて二組。大丈夫かよと心配になってしまいます。料理は物足りなさを感じてしまう人も居るかも知れませんが、建物の裏手にある源泉からダイレクトに掛け流される源泉は鮮度抜群で、温度も高いためか広い浴槽にも関わらずあっつい。宿の方も親切だし、頑張って欲しいと思います。‌‌

※「もちや旅館」さんは翌年の2015年、宿泊業務を終了し日帰り入浴専門施設となってしまいました。

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 湯檜曽から新潟方面へひと駅、土合駅もまた下りホームだけがトンネル内にあります。

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ただしこちらは地底奥深く。改札まではおよそ八百段余りの階段を昇らなければなりません。電車で谷川岳の登山に来た人は、ここからすでに登山が始まっています。

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やっと地上に出たと思ったらスノーシェルター(雪除け)。

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 改札にたどり着いたと思えば無人駅。誰もねぎらってくれない。

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 地底駅の上は谷川岳天神平スキー場。標高が高くゴールデンウイークまで滑れます。

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