IMG_20140518_17263773

 西口を出て右手に、思い出横丁(通称ションベン横丁)という一角があります。ここは昔から再開発の手も及ばないまま、現在も残る安酒飲み屋路地です。

IMG_0797

 間口の狭さと二階建てである所はゴールデン街にも似ており、各店舗にはトイレが無く共同公衆トイレを利用するという部分は渋谷の線路脇に残る安酒飲み屋路地にも似ている。

IMG_0796

 まず驚くのは路地の狭さ。そして上を見上げれば頭上に電気ケーブル。かなりキテる雰囲気。西口という事もあり、やはり客層はサラリーマンがメインだろうか。

IMG_3884

 駅から近い事やテレビや雑誌で紹介されているなどしたためか、すっかり観光地の様相を呈してました。

IMG_3878

 たまたま入った焼き鳥「五十鈴」。

IMG_3873

 昔は仕事帰りのサラリーマンで埋め尽くされ、たまにチンピラも徘徊してるような所だったそうですが、代変わりしたのか新規出店したのか、若い大将や中国系なども多く見かけました。恐らくは昭和の頃と比べて、建造物(ハード)としては変わらずとも、人(ソフト)の面ではだいぶ雰囲気も変わってしまったように思われます。

IMG_3882

 ただ、横丁の公衆トイレに繋がっている店の裏の通路は、異常なまでの狭さ!

※2014.10/14 加筆

 思い出横丁の路地は連休前の土曜日だからでしょうか、観光客でごった返していました。

image

 特に外国人向けの観光ガイドに「IZAKAYA」として紹介されているためか、外国人観光客がハンパない。それに対応するため、どの店もメニューが全て英訳されています。

image


 入ったのは『ふくはち』。中国人店員が増えてきた小便横丁の中でも、高齢ながら日本人のの女将さんがまだ頑張っていらっしゃるお店です。焼き鳥を焼く際、煙が女将さんの目に沁みるので小さい扇風機を点けます。すると煙は、路地に面したカウンター席に座る私のところに全部来る(笑)。
 この店、焼き鳥のタレが非常に美味い。皮の焼き加減も絶妙でした。