赤羽駅東口は幾筋もの商店街が縦横無尽に国道122号線まで続き、その先には荒川。ざっくり言ってこんな街の配置となってます。東京の北の果てのジャンクションターミナル。しかし途中下車する者は少ない。

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 東口を出て斜め右手にある大衆酒場『まるよし』。店のオバチャンたちが明るく、常連になりたくなりますね。値段もリーズナブル。ただ夏場は冷房が古くてちと暑い。串焼き焼く時だけ換気扇つけるのですが、その時だけ空気が対流してちょっと涼しい。

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 潰れたキャバレー。南口改札の東側出口を出た辺りの路地は風俗街として栄えてましたが、入り口に新しい居酒屋なんかが出来たりで雰囲気も変わってしまいました。

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 そんな、かつて本番ピンサロなどもあり西川口に次ぐ本番ピンサロ街と言われていた危険な香りする路地を入っていくと、立ち飲み屋『喜多屋』があります。

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 樽生の生ビール380円、各種サワー300円、焼き鳥などの串1本120円、スパム180円などなど、とにかく安い。

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 路地を抜けて左手、駅北口方面に行くと立ち飲み屋『桜商店』が有ります。比較的新しい立ち飲み屋で、値段は普通ですが料理のレベル高めです。

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 未だ生き残っているキャバレー『ハリウッド』の向かいには、立ち飲み屋『いこい』。近くにある印刷工場で夜勤する人たちが来るため、朝から営業しているとか。
※上の写真は2010年頃のもので、現在は改装されております。

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 こちらが2015年1月現在の『いこい』。相変わらず大盛況です。

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 夜はそれなりに賑やかとなりますが、呼び込みの兄ちゃんたちは暇なのか野良猫にカリカリあげてたりします。子猫たちに心が和む。

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 東口を出て真っ直ぐ進み、大通りを渡った先にはアーケード商店街の広がる商業地区。古い建物や昔ながらの飲み屋街は、主に北へ伸びる一番街商店街を中心に広がっております。

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 一番街の建物。かつては、何だったのか。百貨店だったのか。昔からこのような商店街のために建てられたのか。OK酒場の焼き鳥屋のオヤジに聞いても分かりませんでした。とにかく古い事だけは確か。

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 老舗の鰻と鯉料理の店「まるますや」。酒を飲む時はあくまでここを一軒目の店としろって事
でしょうか、酔っ払った状態で入ると追い返されます。(笑)

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 店内は昭和の大衆酒場と言った雰囲気。朝9時から飲めます。

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 一番街商店街の一本奥にあるアーケードを入ると『丸健水産』があります。ここはおでんのタネを販売している加工食品店なのですが、夕方になると缶ビールや缶酎ハイ、ワンカップなどを販売し、店頭のテーブルで飲めるようになります。ちなみにはんぺんは注文を受けてから煮込みます。

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 喫茶「ハトヤ」。もう相当昔に潰れてますが、放置プレイなのも赤羽ならでは。

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 ミルクホールがなんたるかはよく知らなかったので、とりあえず入ってみました。

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 やたら狭い店ですが、ゆっくり落ち着ける空間でした。そばがきをつまみながら蕎麦焼酎をロックで。赤羽はまだまだ奥が深いです。

 追記
 赤羽には何年も通ってますが、ここ数年(2018年の時点)でやたらと人が増えました。

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 どこも満席で立ち飲み出来る練り物屋の『丸健水産』などは行列が出来ています。最近テレビ番組などでの露出も多くなったためか、地元以外からも若い人たちが押し寄せて来てるようです。なんか赤羽はもうディープではなくメジャー。観光地になってしまったのね、なんて少し寂しくも思いました。

撮影2010年~
更新2015年1月
更新2018年3月


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