15年近く通っている勝手知ったる街であります。
 新宿三丁目と言えば三越、伊勢丹など、成城のセレブがショッピングに訪れる街。その外れに、寄席『末広亭』を中心に飲み屋街が広がっております。



 ここは結構学生さんたちが多い。昔は文豪や文化人が集まり、現在ではデザイン系や音楽、芸術などを目指す若者たちでひしめき合っています。私も10年ほど前から、よくこの界隈で文学系のオフ会などを開いて来ました。



 中心に鎮座する寄席『末広亭』。落語も結構面白もので、一度は行ってみる事をお勧めします。
 末広亭の右隣、黄色い看板は、いつもオフ会でお世話になってる居酒屋『呑者家』。飲み放題込みで二時間一人3000円とリーズナブルです。その向こうのビルの二階にはトルコ料理屋『ボスポラス・ハサン』。週末にはベリーダンスショーが狭い店内で披露されます。



 末広亭向かいにある『ぼでこん亭』。こちらも古い店で、以前までは建物がびっしり蔦に覆われてました。しかし数年前の火事で蔦は消失。大火事でも無かったので建物はそのままで営業を再開できましたが、店内のレンガや手すり、いたるところに書かれていた落書きも焼けてしまいました。大学生や専門学校生などが多く通い、若者たちの夢が多く刻まれていました。



 末広亭の正面の通りを入り左手の路地を曲ったところにあるバー『どん底』。ちょっと値段設定お高めですが、様々な文豪が集まってた店。ふと座った席の壁に司馬遼太郎直筆イラストが飾ってあったりして驚きます。たまに新宿タイガーマスクがキャバ嬢のネーちゃんはべらせて飲んでたりもする。



 こちらはどん底の向かいの二階にあるソウルバー『baobab』。オープン一年目から、かれこれ10年以上の付き合いになりますが、二次会会場なども大抵ここでやってました。



 手前のマスター、大木氏は後に一本御苑寄りの通りに「ソウルストリーム」を出店。
※以上、撮影・2010年1月

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 こちらがそのソウルストリームです。大木氏は以前経営していた『baobab』を後釜に任せて二店目を出店。70~80年代のソウルミュージックが世代的にツボ過ぎます。

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 いい音楽といいお酒。二件目にちょうど良いお店です。ノリノリで飲み過ぎちゃいます。
※加筆、2014年10月

 新宿三丁目界隈で飲む場合は呑者家とソウルストリームと決めていたのですが、仕事帰りに一人ふらりと立ち寄る店も欲しい。ということで立ち飲み屋など開拓して見ました。

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こちらは新宿三丁目に最近できた立ち飲み屋いっぷくさん。三丁目で飲む時はいつも寄っていた右手角のタバコ屋さんが電子タバコ屋になっていたのはショック。

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値段は三丁目価格。新宿三丁目って基本的には安くないんです。末広亭並びの呑者家は特別として。

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 末広亭の通り、新宿通り近くの角にあるこの日本再生酒場は、ひと昔前の立ち飲み屋ブームの火付け役となったと言われる小規模(10店舗)チェーン店系立ち飲み屋です。外観、内装ともに「あえて」昭和な感じを演出すると言う、作られた古さ。

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 基本このような店は避けるのですが、たまたまフラッと入って見たところ美味い!店員さんたちの雰囲気も悪くないし、飲み屋としては決して悪くなかったです。ただ、唯一苦言を呈するとすれば、お通し代取られて生、緑茶ハイ、レバー2本、煮込み、これだけで1900円代。やはり三丁目価格でした。

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 こちらは御苑寄り外れにある立ち飲み「ありがとう」。立ち飲みと看板を掲げてますが、実際は丸椅子が並べられています。昔は椅子が無かったのかも。

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 カウンターに並べられた大皿料理がそそります。頼んで見ればこれが実際に美味い。新宿三丁目は食い物のレベルが基本高いです。寄席もあるせいか皆舌が肥えているのでしょうか。ただやはり、三丁目は値段も基本的に高いです。
※加筆、2017年10月