※まとめサイト等への画像及び文章の無断転載を禁じます。

     ⬜ 温泉リスト(フルプラウザ版) ⬜

    ⬜ 立ち飲みリスト(フルプラウザ版) ⬜

川崎市幸区(1)、戸手四丁目無番地朝鮮部落

 無番地。つまり登記されていない土地です。
 ここは関東に現存する、数少ない不法占拠地帯のひとつでした。彼らの部落は地元の人しか知らないような場所にあり、情報は極めて少ないです。一説によれば戦前、多摩川河川敷の砂利を取る仕事をしていた人々が住み付いたとか。

IMG_3448

 この戸出無番地は多摩川沿いの道路に面した再生紙工場『木下』の裏手に、守られるように存在します。敷地内には他に小規模な鉄工所と研磨工場、ファスナー工場があるようです。

IMG_3452

 川沿いの道からは見えないようになっており、土手の上に登って初めてその部落を発見できるという、現代の隠れ里。

IMG_3450

 しかし、不思議な事に近年、土手と川の間、つまり河川敷に中高層マンションが林立し始め、川を遡るようにして徐々に開発がこの部落へと迫って行きました。以前訪れた際には多摩川スーパー堤防という公共事業が名目の工事だったのが、すっかりマンション建設ラッシュです。そして一昨年あたりでしょうか、ついに退去。部落のほとんどが消えてしまいました。話によれば退去した住民は近くの公営住宅に引っ越し、市から補償金2700万を受け取ったとか。

IMG_3442

 現在では工場の敷地と木下邸周辺の数軒の民家、それと教会を残すのみとなってしまいましたが、総トタン板貼りのバラックと、張り巡らされた狭い私道が当時の姿をとどめております。この木下なる人物と在日との関係などは不明。

IMG_3445

 今でこそ韓流ブームなども起こるような平和な時代ですが、差別や確執などと言った黒い戦後史の形跡を、この朝鮮部落の存在は色濃く残しております。(撮影・2011年12月)

※2015年5月23日再訪

IMG_0713

 鹿島田から亀甲マーケットを訪れた際、その流れでバスを途中下車して久々に再訪しました。
 河川敷マンション開発は、以前訪れた時点で止まっているようです。木下の所有地として登記したのかは謎ですが、工場の敷地にまでは侵攻して来ず、全滅は避けられたようです。

IMG_0717

 逆V字型の屋根が斬新!

IMG_0715

 ちょっとだけ近づいて見ました。

IMG_0719

 行けません。これ以上奥まで入って行ったら、たとえ不法占拠された土地であっても明らかな不法侵入です。

IMG_0720

 ここまでにしときます。ここから先は治外法権ですから。

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村

東京都奥多摩町、水根線廃線跡

 青梅線の終点奥多摩駅を降り、川を渡る橋の上でまず目を引くのがこの奥多摩工業です。

0309_okutama01

 山肌にへばり付くように建つプラントは、ラピュタに出て来る炭鉱の街を想像させると言ったら言い過ぎだろうか。しかし実際に見るとかなり迫力あります。

0309_okutama07

 こちらはプラントの対岸にある集落。セメント工場の従業員が住んでいるのだろうか、社宅らしき物も建っておりました。しかしながら渓谷。急な斜面にへばり付く集落のため、坂道の斜度がハンパねぇ!

DCP_0779

 昭和17年の貯水槽。秋川町警防団と記されています。

0309_okutama06

 こちらはトロッコ列車の走っていた廃線跡です。右奥に見えるのはトンネル。線路も一部残っておりました。

0309_okutama03

 この水根線は最初小河内ダム建設工事用鉄道として開通。ダムの完成後、奥多摩工業へと譲渡され貨物輸送もされていたそうです。観光鉄道への転化も計画されていたそうですが、話は宙に浮いたまま50年近くの歳月が経ってしまいました。

0309_okutama02

 遠くからプラント。その手前の立派なアーチ橋は廃線跡です。

撮影・2003年9月

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

北海道小樽市、文化財建築群

 北海道は、旧松前藩の領地以外は開拓地である。その殆んどの都市は綺麗な碁盤の目に区画されており、アメリカなどもそうなのだろうかと夢想させる。広大でかつ平坦な原野があり、ゼロから造られた都市だからこそ、このような合理的な区画が可能だったのだろう。

IMG_0295

 しかしながら合理的であるがゆえに味気無く、情緒を感じられない。日本人としては、やはり山河と里に郷愁を感じるもので、山は崩さず土は掘り返さない自然の地形に準じた町並みこそ馴染み深い。たとえ遠回りしても、山を迂回し谷を越える。日本の国土の殆んどが山であり、僅かな平地や海岸線に身を寄せるように暮らして来た民族だからこそである。

IMG_0303

 そんな事を考えさせるのが北海道の街。日本各地から屯田兵として集まった人々が開拓した土地だからこそ、地生えの風俗の無い混沌とした多民族国家の様相を呈するのである。尤も、海外に行けば簡単に痛感できる事なのかも知れないが。

IMG_0301

 ガイドブックなどで有名な運河沿いの倉庫。石造りの倉庫がたくさん並んでるのですが、よく見れば運河に面した壁だけが古く、中身はレストランなどの観光客向けの真新しい施設となってました。なんだか張りぼてとか映画のセットと言った印象があります。

IMG_0311

 運河の向かい側、国道沿いになりますが、恐らくは昔ここも運河に面しており、埋め立てられたのではと想像できます。

IMG_0312

 歴史的建造物。商業都市の名残り。このような建物が街の至るところに残っております。

IMG_0313

 それはさておき北酒場。そう、リアル北酒場なのである。小樽東部に広がるスナック街は尋常じゃない広さと軒数を誇る。そんなに人居ないのに。
 北前船に始まりニシン漁や石炭の積出港などとして栄華を誇っていたのも昔の話。当時は石炭運搬のため、新橋~桜木町間に続き日本で二番目に鉄道が開通した程の大都市でした。霞ヶ関や丸ノ内を小さくしたような、国のあらゆる機関や巨大資本も集まっていたビル群も、今では史跡として当時の栄華を偲ばせるばかりで、現在では観光都市としてしか産業が無くなってしまいました。

IMG_0323

 海に向かうなだらかな斜面に碁盤の目の街路が敷かれており、非常に特徴的な景観を見せている。ただ、冬場の路面凍結を考えると恐ろしくもある。

ded78344_640

 そんな街の一軒のスナック。飛び込みで入ったが、良い店でした。昭和のダンディー親父がふらふらと、出て行っては戻って来たり。ママの人柄が良いため、港町の男たちも通い詰める。カラオケは当然ながらムード歌謡と演歌の二択。北の酒場で北酒場を歌う!

撮影・2009年1月

大阪市西成区(2)、釜ヶ崎あいりん地区

 いわゆる『あいりん地区』と呼ばれる日本最大のドヤ街です。日本で唯一暴動の起きる場所。暴動については色々あるようです。左向きの運動家の煽動だとか、色々。

IMG_0487

 昼間から立ち呑み屋満員。ワンカップを啜るオヤジたちが行き来する。さすがにバラック飲み屋に入る勇気は無かった。何が出て来るか想像が付かないですからね。でも次回は……。

IMG_0488

 学校周辺に不法に建てたバラックの屋台が立ち並ぶ。朝には拾って来た物を売る朝市もあるとか。

IMG_0486

 なんか大声で話し掛けて来る酔っ払い(と思われる)オヤジなんかもいましたが、気にしちゃいけない。愛想笑いを残して立ち去りましょう。

IMG_0492

 釜ヶ崎の近く、JR新今宮駅からすぐ見える場所に巨大廃墟、フェスティバルゲートが聳え立っております。
 元は市電の車庫だった土地を活用しようと、大阪市や信金などによる第三セクターで建設されました。その後負債200億を抱えて倒産。巨大なビルをジェットコースターが縦横無尽に突き抜ける。
 何度も競売に掛けられるが買い手が付かないまま放置。最近パチンコ屋のマルハングループが買い取ったと言う噂も。

撮影・2009年8月

大阪市西成区(1)、飛田新地

 現代に残る遊郭建築。そこに残る赤線地帯、飛田新地です。

IMG_0483

 午前中なら撮影できるかと行ってみましたが、何軒か開いてる場所もありました。本来この場所でカメラを構えていると、怖い人に摘み出されるそうです。人目を憚っての撮影。

IMG_0472

 玄関先に女の子が座り、やり手ばばあが声を掛ける。連れ(女)が中を覗くと、決まって女の子は団扇で顔を隠してました。

IMG_0479

 東京で言う所の、かつての吉原遊廓と同じく。一画を隔離する塀や、大門の跡も残っているそうです。(残念ながら発見出来ませんでしたが)

IMG_0480

IMG_0481

 昭和三十年代の売春行為規制法にて日本から遊廓という物は消滅したそうですが、この一帯は『料亭』と言う名目で、場所を変えずに存続している。つまり赤線です。

21A0C47D-37D3-4925-89A2-A70102292D5D

 昭和四十年代にも規制がありましたが、今や根強く生き残った唯一の違法娼館と言っても過言ではありません。吉原がもし全焼していなかったら、現在のようなソープランド街が別の場所に建てられる事も無く、このような形で残ったかも知れません。

IMG_0473

 飛田新地の中にある、完全予約制の料亭。大正時代の建造で遊郭だった建物をそのまま料亭にしております。

IMG_0532

 往年の華やかさというか、人によっては悪趣味にも映るような派手でケバい装飾。文化財に指定されています。

IMG_0519

 食事は鯛ちり。美味い上に量も多く、おなかいっぱいです。料亭と言っても、とってもリーズナブル。飲み放題も付いて、一人4~5千円です。

IMG_0521

 大阪にはまだ松島新地などの同様の場所もあり、他の地方都市などでも同様の物がもし有れば、行ってみたいです。

撮影・2009年8月

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログ紹介
都内、近郊の古い街並みや建造物、路地裏などの写真とレポートを載せています。また、国内の寂れた観光地やマニアックな温泉スポット、廃墟などもご紹介。

鰻田ニョロの小説部屋
→過去に書いていた小説など
トラベル.jp たびねす
→たまに記事を書いてました

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
記事検索
最新記事
  • ライブドアブログ