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世田谷区三軒茶屋、路地裏迷宮(夕方編)

まず、ヤバいくらい狭いし、昭和の雰囲気が全然残っていた事に衝撃を覚えました。三軒茶屋のいわゆる三角地帯と呼ばれる土地が、こんなんだったなんて!

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246号線から世田谷通りが分岐する、そのY字路の内側。この一帯が戦後の闇市を彷彿とさせる低いバラックだらけの路地裏となっています。

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交差点側はまさに闇市を思わせる木造アーケードのエコー仲見世。

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仲見世から先、246から2筋ばかり路地裏飲食店街があります。奥に聳えるのは三茶のシンボル、キャロットタワー。

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もう一本の路地は廃業した店が多いのか少々暗い感じが。

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そしてその更に奥には迷路のように狭い路地が張り巡らされており、居酒屋やスナックなどがひしめき合っています。

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通路なのか何なのかよく分からない所でも、ちゃんと通り抜けれます。

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廃業した店もあるものの、都内のこのような路地裏飲食店街では比較的多くの店が生き残っているように思えます。

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元々、東急沿線である三軒茶屋は山の手に部類されるため、中流家庭からセレブまでが多く住まれています。さらに近年、渋谷に近いながらも学生街も近く、そのため下宿屋も多かったので、若い人たちに人気でした。それだけに開発のスピードは早く、どうせオシャレな店ばかりだろうとタカをくくっていました。

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ところがどうでしょう、この溢れる昭和感、と言うか場末感。世田谷ナメちゃいけませんね。落書きはまぁ渋谷も近いから致し方ないか。

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もうこの辺が一番奥かな?

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ぬ、抜けれる?

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抜けた所に超香ばしいバラック。と思ったら飲み屋さんじゃない。オオモリヤさん。こりゃ突入するしかない。

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すげー味のある雰囲気。以前はお年寄りが一人住んで居ましたが、高齢のため老人介護施設に入ったそうです。その後物置のように使われていた所を7年前、今の店長が借りて店を開いたとか。

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鶏料理と玉子料理のお店。一本160円でこのボリュームはお得。芋焼酎のラインナップも充実。特にここの塩煮込みが超美味い。

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翌日も行ってしまいました。この日は店内が混んで居たので店先で三杯。左手のビニールで囲まれた席は、なんとコタツがあるとか。驚くことばかり。三軒茶屋で仕事がある時は通ってしまいます。

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バラック飲み屋オオモリヤさんのさらに奥には廃屋が一軒。しかしよく見ると……

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銭湯ですと⁉︎

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コインランドリー入り口と書いてありますが、次回はここで風呂に浸かろう。
そのうち改めて、昼間にこの界隈の写真を撮ってみようと思います。

【日記】新橋駅SL広場の奥の路地裏

新橋駅北口バス停から駅に向かう途中、立ち飲み屋の「へそ」本店の晩酌セットで安く引っ掛けて帰るパターンも多かった今日この頃。路地裏を歩いていて気になっていた「野焼」に立ち寄って見ました。

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老舗風俗店もある昔ながらの路地裏は赤提灯が無ければ薄暗く、近道として通り過ぎる人が歩くくらい。SL広場側はどうせ店の入れ替わりも激しいだろうし、そそる店なんて無いだろうななんて思い込んでいました。ところがこの「野焼」は創業約40年、先代は去年引退されたものの昔ながらの路地裏飲み屋さんでした。

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店内にはテーブルもありますが、私は店頭のカウンターで立ち飲み。煮込み310、レバテキ450、生500 割り物400〜(酎次郎使用)、串110〜(注文は基本2本から)。お通し200円くらい取ってるのかな?
しかしこのレバテキが生ビールに合うのなんので、ただ者じゃない予感。

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シロ、今まで食べて来た中で一番美味い。焼き鳥と焼き豚、ホルモン系の店ですが、何食っても美味い。先代が芝浦の食肉センターとの付き合いが古く上質なホルモンが入るからかもしれませんが、先代に炭の火加減を叩き込まれたという焼き場の兄さんの焼き加減が絶妙。久々に通いたい店を見つけてしまいました。

[日記]飲んでばかりの近況〜新橋〜神田

大分という一大イベントを終えて金も尽き、細々と立ち飲み屋で軽く引っ掛ける毎日です。気付けば一か月以上更新していない。

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仕事は西麻布。帰りは都バスで新橋に出て帰るコースなのですが、バス停が新橋駅前ビルの真ん前なもんだからついつい地下1階飲食店街に寄っちゃいます。だってほぼ通り道なのだもの!

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本当に二杯で帰ろうって時は入り口脇の立ち飲み「へそ」で晩酌セット。三杯目にいく可能性があれば、安定の「南」で。

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しかし新橋駅前ビルの再開発も以前より囁かれています。全くそんな雰囲気ありませんがね。

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素直に京浜東北線に乗ったのに神田で途中下車という日も。神田のガード下の店にはよく通っており、常連さんたちによる店の外でのイベント、例えば忘年会とかにも参加するようになりました。先日もボーリング大会からの秋葉原で打ち上げ。

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やはり南側の迷宮地帯は3月で全て追い出されるようで、しかし店が無くなっても難民としてどこかで飲んで、もしまたママさんが店を出せたら集まりましょうと明るく話されます。ただ現在のところ勧告のような物は一切なく、延びるという説も。すでに消えてしまった今川小路は中央区でJRの管轄する土地だったので問答無用に退去させられたそうですが、ここは千代田区の管轄なので揉めれば延びる可能性も。

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神田ガード下の謎のひとつ、ずっと気になっていた二階の怪しげなカラオケボックスに先日突入してみました。

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真上が線路なので天井が低い。有楽町のガード下にある国際アーケードにも二階があるのだから、山手線京浜東北線ガード下には二階もアリって事です。確かに東側のガード下飲み屋街にも二階がありましたね。

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圧迫感はあるものの、真上を走る電車の音はさほど気にならず。JoySoundしかありませんが、至って普通のカラオケボックスでした。

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さらに、まだ入った事のなかった「かえる」にも。

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「翠(みどり)」さんの奥にあるお店。ここも楽しいお店でした。ガード下でハシゴ酒というのも、いいものですね。酔いが回る。

一方先日、かつて歌舞伎町コマ劇裏に店を構え十数年前に椎名町に引っ越した居酒屋一休(チェーン店じゃない方)の閉店飲み会にも参加しました。その店の常連さん達とはグループLINEで繋がっており、店が無くなっても定期的に飲み会は開催しようと約束。
昭和な飲み屋が消えてゆく昨今、その建造物の消滅を嘆いてばかりいる自分ですが人間関係は生きている限り続く訳で、人々はみな前を向いています。

再開発の名の下に古い物が駆逐されて行きますし、亡くなられる高齢者、後継者問題による廃業、モータリゼーションと過疎化やドーナツ現象、廃墟化してゆくスナック街、そう言った消えゆく昭和を撮り続けている訳ですが、その土地、その場所に生きる人々が居てこそ、良い人間関係があってこその郷愁であり、自分の目指すドキュメント。いかに伝えて行くかが難しいところです。

ところで余談ですが先日、久々に「たびねす」、現在は「LINEトラベルjp」のライターの仕事を復活させようと記事を書いています。

熊本県南小国町、黒川温泉の共同浴場

今回の九州旅は別府から湯布院、天ヶ瀬、杖立と来ましたが、最後は黒川温泉に立ち寄って見る事に。

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黒川温泉は山あいの谷間に建物が密集している小ぢんまりとした温泉街です。

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九州でも湯布院と並ぶブランド力を持った超有名温泉で、高級旅館ばかりが建ち並んでいます。

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そんな有名観光地でも、当然共同浴場はあります。まず訪れたのは川沿いに建つ穴湯共同浴場。

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湯小屋は後から建てたのでしょうか、河川敷の擁壁や岩などがそのまま有ります。

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また、ここは混浴のため簡易的な女性脱衣所もありました。

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ぬるめと熱め、かと思ったら、どっちも激熱。ただ源泉投入口から近いか遠いかの違いだけでした。源泉から一番離れた脱衣所側に水道があったので、加水しながら徐々に入ります。

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泉質は塩化物泉ですが、鉄分が多いのか錆び色のオリ出物。お湯も薄緑白濁があり芯から温まる感じがしました。

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もう一軒の共同浴場は地蔵湯。入り口で100円入れると鍵が開くようになっています。いまだに100円すら払わないような輩が居るのでしょうか、そういう常識知らずが居るから全国の共同浴場がジモ専になってしまうのです。きょうび東京の銭湯だって420円なのに、たったの100円ですよ?

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建物は素晴らしい鄙び具合。木製窓枠や厚塗りの水色のペンキなんて最高です。

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脱衣所と浴槽のダイレクト感。九州ではこれが普通のようです。表の温泉街は外国人観光客で賑わっていますが、ここは別世界のような静寂。

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泉質は硫黄泉。ですが硫黄臭は感じられず色も褐色濁り。しかしお湯の鮮度、濃さ、共に最高です。黒川温泉はただメディアや戦略によってメジャーな温泉地になっただけでなく、泉質としてのポテンシャルがあったればこそ、こんな山奥の不便な土地なのに成功しているのだと分かりました。やっぱ、実際行ってみなきゃ分からない事です。

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奥の入り口側は源泉がダイレクトに注がれて熱め。手前は竹の樋を通る間に源泉が冷まされてぬる目。計りませんでしたが43度と41度と言ったところでしょうか。泉質もさる事ながらこの古びた地元感溢れる湯屋というシチュエーションにも癒され、いつまでも浸かっていたくなります。

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黒川温泉はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星で掲載され、日本人だけでなく外国人観光客も多く訪れるようになりました。国内での登録商標化やブランド戦略によって成功を収めた、いわゆる勝ち組観光地です。
私は寂れた観光地を好んで訪れていますが、例えば今回の九州旅の天ヶ瀬や杖立も観光地として賑わい再生して欲しいと願っています。たとえ廃墟が解体されてオシャレなカフェだらけの小綺麗な観光地となったとしても、それが過疎化を食い止め地方の少子高齢化に歯止めを掛けるならば、それがその土地にとって一番良い事だと思います。
勝ち組観光地の箱根生まれな私ですが、寂れた温泉街の大好きな温泉旅館なのに、後継者がおらず廃業してしまうような事(伊香保柏屋など)が最も悲しい事で、だからこそ今後も今の観光産業のリアルをドキュメントし続けて行きたいと、今回の旅を通じて再認識しました。

熊本県小国町(4)、杖立温泉に再訪

1年ちょっと前の訪問時はタクシーからバスへの乗り換え時間しか無く、ぐるっと散策しただけで湯槽に浸かる暇もありませんでした。なのでリベンジの意味も込めて再訪。

2017年11月訪問時の記事はこちら。

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まずショックだったのは、旧「たしろや」さんの建物が解体されていた事。

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こちらは前回訪れた時の写真。

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前回すでに廃業されていましたが、特に裏側の路地に面したカクカクした木造の壁が素敵でした。

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こちらは前回訪れた時の写真。建物としても貴重だと思っていたのですが、さすがに倒壊の危険があったのでしょうか。

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今回宿泊する「葉隠館」さんは午後3時まで無人との事だったので、とりあえず隣の「くきた別館」さんで休憩。

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あまり特徴の感じられないナトリウム塩化物泉で、温度調整のため加水もされていますが、しっかり暖まることができました。

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くきた別館7階から下流方面を望む。左手奥は現在使われていない旧くきた本館跡。杖立川に掛かるのはもみじ橋で、対岸奥の立派なホテルは「ホテル大自然」です。この「大自然」は韓国人観光客を大々的に受け入れる事で生き残り大変賑わっているようで、天ヶ瀬温泉のホテル成天閣さんを思い出します。

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ちなみにこちらが現在使われていない本館。見事な木造建築ですが、縦長の鉄筋コンクリートの別館に移ってしまった模様。こう言う建物をリノベーションしてほしいんですがね。ほんとは。

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くきた本館の先、もみじ橋の袂はかつて川を望む飲食店か何かの跡。そこの貼り紙を見たらこんなことが書かれてました。チャボが散歩してるとは⁉︎

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こちらがもみじ橋。杖立温泉の年中行事で鯉のぼりが有名なのですが、鯉の形をした絵馬に恋の願い事を書くと成就するとかしないとか。はぁ、そうですか。特に恋のお悩みが無い方はくまモン絵馬に願い事を。

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対岸(北東岸側)の袂に建つのは旧「ふるや」さん。現在旅館業は廃業されており、1階ロビーで竹細工などの工房をやられています。

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橋の下の河川敷には、今回入りませんでしが、共同浴場「元湯」があります。

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橋を渡った先には、こちらも入りませんでしたが、共同浴場「薬師湯」が。

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こちらが今回宿泊した「葉隠館」さん。外観がモルタルとタイル貼りですが中身は相当古く、戦前建築じゃ無いかと思えて感動を覚えるほど。高度成長期以来近代化の波は日本の木造建築に対して古くてボロい物という価値観をもたらしました。そんな時代の流れが鉄筋コンクリートっぽい見た目への改修をさせたのでしょうが、それも今は過去の価値観。結果、中途半端な古さを醸してしまう事に。

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お風呂もひと昔前のセンスか、女神! これはこれでレトロ。お湯は隣の「くきた別館」さんと同じ源泉なのか、癖の無いナトリウム塩化物泉でした。

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さて共同浴場。前回近くまで行きながら時間の都合で入れなかった御前湯へ。今回杖立温泉に泊まったのは、ここのお湯に浸かるのが目的でした。

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ところが。ところがです。なんと、お湯が無いじゃぁないですか!
源泉投入も考えましたが、連れも居たので断念。ちなみに女湯の方には湯が張られていたそうです。入浴料の200円を投入してしまいましたが、それはそれで全国の共同浴場に入らせて頂いている日頃の感謝の意と、今後も外来者にここの湯を解放し続けていて欲しいとの思いを込めて。

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猫が癒してくれました。路地裏は猫が多いです。

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屋根の上の鳩が気になってしょうがない様子。

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それにしても薄暗く狭い路地ばかりで廃墟も多く見かけるとなると、なかなかな雰囲気があります。

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鬼のような配管。上水道や温泉などの配管が路地の上を走っています。2回目の訪問は、また新たな発見もある。

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温泉街の中央にある潜水橋を渡り、広い駐車場のような場所の片隅に共同浴場を見つけました。左が外来者に解放された「湯かたば」で右がジモ専の「さくら湯(だったと思った)」。どちらも同じ源泉から湯を引いてます。

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ジモ専の方は鍵がかかっているので当然外来者向けの「湯かたば」へ。ここが思いの外素晴らしいお湯でした。纏わりつくようなヌメり感。癖の無いお湯ですが柔らかい浴感で、ゆっくり浸かっていたくなります。

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バス停前にいつの時代か分かりませんが古い案内板がありました。現在の観光協会のサイトと比較して見ると、看板に書かれている宿は27軒。内、今も営業を続けているのは19軒。だいぶ減ってしまったようです。
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